またもや、義実家のお話です。
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②はこちら 。
愚痴っぽいのが嫌な人は、スルーしてくださいねー。
さて、今回は、困っているときにあてにできなかった話を。
近づきつつあるののちゃんの出産その後に、何も頼む気にならないのは、こういうことがあった点がいちばん大きいかも…。
むすこが、11ヶ月くらいのときに、むすこととうちゃんと私の3人で、休みの日の昼食後、義実家に行ったときのこと。
この頃、離乳食の後期なんだけど、むすこはややゆっくり目のペースで進めていて、ごはんはまだ全粥、魚は煮るか蒸したもの、肉類は赤身のひき肉をそぼろ状にしてつぶした野菜やおかゆに混ぜるくらいの感じだったと思います。
おっぱいも、まだ毎食後と寝る前には必ず飲んでいました。
夕方になって、ごはんのしたくもあるし、そろそろ帰らないと、ととうちゃんに言ったら
「たまには、一緒に、うなぎでも食べに行かない?」
と、義実家の辺りでは割と人気があって(私はそのお店は特別美味しいとは思わないのだけど)いつも激混みのうなぎ屋さんの名前を挙げる義母。
どうせなら、みんなで行こうとか何とか義祖母が言い出して、近くに住む親戚も電話で誘ったりして。
いや、むすこのご飯何にも用意していないし、待ち時間も長いとぐずりだしちゃうから…といっても、聞いてもらえず。
「ぐずっても、大人が沢山いるんだから、大丈夫よ。おっぱいあげてるんだから、栄養付けないとね。」
とか言われて、仕方なく、急遽近くのドラッグストアへレトルトの離乳食を買いに行き、義実家でむすこに食べさせました。
親戚の人たちとはお店で合流したんだけど、案の定大混雑&大行列。
私たちより早めに着いて並んでくれていたので、並び時間としては20分ほどとたいしたことはなかったけど、それは大人にとっての話で、むすこは既にややご機嫌斜め。
やっと席について注文し、来るまでまた待っている間に、むすこはとうとう泣き始めました。
抱っこして立っていれば、ちょっとぐずるくらいなんだけど、座った途端に大泣きなので、私は食べることもままならない状態。
ちょっと食べては立ち上がってあやす、を繰り返しているうちに、他の人たちは食べ終わっていて、気持ちは焦るんだけど、食べるに食べられず。
そんな私を見かねた親戚のおばさんが義母に向かって、ちょっと抱っこ代わってあげたら?と言ってくれたんだけど、その時の義母の返事が
「だって、私が抱っこしても、泣き止まないから。」
……いや、私が抱っこしててもこのとおり泣いてるし、それよりこの大混雑した店内で、私ひとり食べ終わっていないために座敷の一角をいつまでも占拠している今の状態から少しでも早く脱出したいんですけど…
大体、大人が沢山いるから大丈夫って言ったのは、誰でしたっけ??
しばらくして、やっととうちゃんが食後のタバコから戻ってきて(食後は必ず吸う)、抱っこを代わってくれたので大急ぎで食べたけど、当然味も何もわかったもんじゃなく。
車の中で、のんびりコンビニおにぎりでもかじった方がましだよ…って食事でした。
そのもう少し後の、むすこが1歳の誕生日を迎えたばかりの頃。
むすこ、ずっと熱が続いていて小児科に通っていて、最初は突発疹といわれていて私もそうだと思っていたんだけど。
熱が一向に下がらないので、紹介状持参で大きい病院に行くと、その場で入院になりました。
むすこは熱が出始めてから、離乳食もジュースやミルクも拒否しがちで、母乳だけはどれだけでも欲しがって飲む状態。
私はというと、むすこの初めての病気らしい病気でやや疲れ気味で、むすこが普段よりぐずるので抱っこが増え、7ヶ月頃から発症していた左手首の腱鞘炎が悪化していて、片手抱っこが出来ない状態。
(利き手が左なので、普段なら左腕でなら何とかできるんだけど、右ではちょっとつらい。)
入院した初日の夜に、双方の親が見舞いに来てくれたんだけど、私の母がタイミング悪くかぜっぴき中で、家が車で30分ほどとやや遠めなこともあり、そう度々見舞いにはこれない体調。
この病院は、売店が常に品薄で、私のごはんをどうしようと言う話になったときに、実母が昼ごはんなら持って来れるけど、と言うと、明日の晩ごはんはじゃあ私たちが届けてあげるね、と義母が申し出てくれたので、義実家は、病院まで来るまで10分ほどの距離だったこともあり、その言葉に甘えることにしました。
そして、翌日。
昼食は、厳重にマスクをかさね付け(笑)した実母が、ぐずるむすこをあやしてくれている間、持ってきてもらったお弁当を済ませたんだけど、むすこの飲みっぷりがすごいので、それなりの量を食べてもおなかは空いてくるし、乳は足りないし…、と言う状態の私。
むすこは飲み足らないこともあって、抱っこしていてもぐずるし、なかなか寝付かない。
そんな中、義母と義祖母、義妹が夕食を持ってきてくれました。
むすこのことを見ていてあげるから、ゆっくり食べてね、と言いながら、抱っこを代わった途端大泣きするむすこを3人で病室から連れ出してくれたので、大急ぎでトイレに行き、お茶をいれ、お弁当箱を開けてさあ食べよう、としたときに、ぞろぞろと部屋に戻ってきたかと思うと、
「やっぱりダメだわ。私たちじゃ、泣き止まないから。」
と、あっさりむすこを私の腕に返してくれました…。
私、ごはんまだ一口も食べてないんですけど…利き手が腱鞘炎で、片手で抱っこしながら食べるって言うのも、今、ちょっと不可能なんですけど…その辺、わかってたから、来てくれたんじゃなかったんでしたっけ?
「ごめんねえ、女が3人も来たのに、役に立たなくって。お弁当箱、返してくれるのはまた今度でいいから、ゆっくり食べてね。」
と、そのまま、あっさり、帰ってしまいました…。
残ったのは、乳が欲しいのに吸っても出ない、と泣き喚くむすこと、腹ペコの私…。
更にその1時間後に、予定はなかった妹と甥っ子が見舞いに来てくれて、相変わらず泣くむすこを連れ出してくれた間に、やっと食事を取ることができました。
この立て続けににあった2回のことで、それ以降はいくら向こうから言い出したとしても、むすこのことを任せる気にはならなくて。
私やとうちゃんも一緒に行って、しばらく散歩に出たり、庭で遊ぶくらいならともかく、預かってくれるといっても、やんわり断ってきました。
目の届かないところで、何かあってからじゃ遅いし、何があっても不思議じゃないしね。
今回も、だから、むすこの世話を…と申し出てくれても、私の入院中は任せる気にはならないです。
退院後に、家に来てくれて、面倒見るにしても、私の目が届く範囲でないと、と言う気持ちが、どうしてもぬぐえない。
たとえ、そうしたとしても、不安だらけなんですけどね…。