今日は昨日、一昨日とはうって変わっていいお天気でした
明後日は、むすこが楽しみにしている幼稚園のプール開き
それまでこのまま上天気が続いてくれるといいなあ。
今朝、むすこを幼稚園に送った帰り道で、ちょっと前にゼリーを作ったときにおすそ分けを持っていったおうちのお母さんと一緒になりまして。
お褒めとお礼の言葉をいただいたんだけど、その時に
「お菓子作りが趣味なの?」
と聞かれました。
趣味………?
?????(ー公ー)?????
辞書には
趣味=1 仕事・職業としてでなく、個人が楽しみとしてしている事柄。
「―は読書です」「―と実益を兼ねる」「多―」
2 どういうものに美しさやおもしろさを感じるかという、その人の感覚のあり方。好みの傾向。
「―の悪い飾り付け」「少女―」
3 物事のもっている味わい。おもむき。情趣。
とあって、この場合、当然1の意味なんだけど。
うん、まあ、楽しみって言えば、楽しみなんだけど、別に楽しむためにやるわけじゃないこともあるわけで。
例えば、冷蔵庫を開けたら、そのまま食べるのにはためらわれるようなバナナがあったりしたら、じゃあケーキでも焼こうか、とか。
友達が急に遊びに来ることになったけど、買い置きのお菓子だけじゃ足りなさそうだから、プリンでも作っておこうか、とか。
極端なこと言っちゃうと、料理は好きだしやってて楽しいこともあるけど、趣味だからやっているのかと言うとそうじゃなくて、とりあえず現状では私の家庭内では料理は私の役割だから毎日作っているわけで、お菓子作りもかなりそれに近いスタンスなんだけど。
こういうのって、趣味って言うのかな?どうなんでしょう?
辞書で例に出ていたついでに言うと、私は本を読むことが多いけど、それが趣味かって言われると、なんだか違う感じ。
読書すること自体、私にとっては呼吸するのと同じくらい当たり前のことで、空気がなくなったら生きていけないのと同じように、読むものが一切なくなってしまったら、まあ、身体は死にはしなくても、頭とか、心とか、どこかが壊れちゃうんじゃないかと思うくらいには必要不可欠でなので、
「趣味は読書です。」
と言ってしまうのとは、なんだか違う感じなんです。
趣味じゃなければなんなの?と聞かれたりすると難しいんだけど…あえて言えば、ライフワークってことになるのかしら?
(そんなご大層なものか!?と言う突込みが聞こえそう…。)
趣味って、どの程度好きなものを指すのかな?
ほどほどに好きで楽しめるけど、別になくても困らない程度のもの?
こんなこといっていると、私の場合、好きになったものにはどっぷりはまり込むタイプなので、『無趣味な人間』ってことになりそうなんですが…
そんなことをつらつらと考えながら、今日はかぼちゃのチーズケーキを焼きました。
リミット間近の、かぼちゃと生クリームを救出するためで、買い置きしてあると思っていた土台用のビスケットがなかったから、ちょっとずつ残っていた塩気のないクラッカーや甘みの少ないクッキーを寄せ集めて作ったいわば、残り物の集大成。
…なんだかやっぱり『趣味』って言う優雅な響きとは縁遠い感じだなあ…。