今日は、昼前くらいから強風&大雨&雷で、大変な天気でした雨雷

明日はむすこの遠足なのに、あんまり今日がひどくて芝生や遊具が乾かないようだったら、明日晴れても延期になっちゃうかも…と思っていたんだけど、夕方辺りから晴れ間が見えてきて、道路もだいぶ乾いてきているみたいだから何とか行けるかな?


帰宅したむすこに、

「雷、すごかったね。」

といったら

「うん。ぼくね、ちょっとないちゃったよしょぼん

という返事でした。


雷大嫌いだから仕方ないけど、クラスでひとりだけだったらしいので、ちょっと情けないわー(;´▽`A``




さて、一昨日の続きです。

(訪問販売と私 そのいちはこちら


おそらくスチームクリーナーの訪問販売が目的らしいハウスクリーニングの業者さんが、予定通りの時間にやってきまして。

こざっぱりとした身なりの、お兄ちゃんとおじさんの境目くらいの人でした。

一通りのあいさつを済ませた後、

「今日は、換気扇周りのお掃除ということでよろしかったでしょうか?」

と聞かれたんだけど、実は、ハウスクリーニングのことすっかり忘れていて、GW最終日に換気扇掃除を簡単にだけど、してしまっていた私汗


掃除したばっかりのところをやってもらうのも、500円が勿体無いかな、と思って(せこい??)、

「換気扇、今あんまり汚れてないんだけど、フローリングやってもらうのと、どっちが効果を実感できるんでしょうか?」

と、直球で聞いてみました。

「そうですねえ。一概には言えませんが。

フローリングの方は、拭き掃除やワックスはどれくらいの頻度でやってますか?」

拭き掃除はカウントはしてないけど、多分月に3~4回、ワックスは年に1~2回だと答える。

「ワックス掛けを全くしていないお宅なら、フローリングの方がお勧めですけど、それくらいの頻度でやっているんだったら、換気扇の方がお勧めですねー。」

というので、予定通り、換気扇のお掃除をお願いすることに。


キッチンに入ると、なんだかごそごそと大きい機械をセットし始めて、

「うちは、洗剤は一切使わず、水だけで掃除します。」

と説明が始まり、その機械がスチームクリーナーであること、フランス製で、国内ではわが社しか扱っていないこと、この種のクリーナーの中では、一番温度が高いので、洗浄能力も格段に違うこと、などをさらさらと説明しつつ、クリーナーの準備が出来る間を使って、会社の概要の説明(以前、会社のことが掲載されたときの雑誌も持参していた)があり、今日の訪問の趣旨確認書へのサインを求められたのですが、その確認書の中にも気になる一文が。

「…この『お電話でお話したとおり、洗剤を使わないハウスクリーニングとその際に使用する掃除機等の宣伝販売も兼ねて作業させていただきますので…』の部分、後半の方は電話では伺ってないんですけど。

ハウスクリーニングの会社としか聞いていないんですけど、販売の方がメインなんですか?」

「いえ、ハウスクリーニングがメインなんですけど、実際作業を見ていただくと、このクリーナーを欲しいと仰るお客様も見えるので、そういう方には販売もさせていただいているんですよ。」

……ものすごく苦しい説明だけど、まあ、まだ追い討ちをかける時点でもないし、今のやり取りで多少警戒している雰囲気は伝わったようだったので、準備が整ったクリーナーでの作業にうつってもらう。


まず、換気扇とその周辺を見回して、

「掃除、きちんとしてみえますね。お好きなんですか?」

「いえ、嫌いだから、汚れをためないよう、ちょこちょこやっているだけなんで。」

「いいですね!それがお掃除の基本です!!

汚れてから掃除するんじゃなくて、汚れる前に掃除するのが大事なんですよ!」

いや、さすがに汚れてもいないところは、私は掃除する気にならないですが。

換気扇を見上げて

「ああ、ここもきれいにしてみえますねー。

でも、こういうところって、見た目がきれいでも油汚れがつきやすかったり洗剤が残っていることが多いので、触るとべたつくってことありますよね。」

といいつつ、カバー部分を触る業者さん。

「…???

あの、お掃除はどんな風にしていますか?」

「あ、その辺りは、重曹とクエン酸ですねー。」

聞いた瞬間、ちょっと固まる業者さん。

分かりやすすぎて、面白い( ´艸`)


ネットで検索した時、契約しちゃった人が購入したときのセールストークも出ていたんだけど、

「水だけで掃除が出来るから、環境にやさしい」

というのを強い売りにしているみたいだったんです。

だから洗剤を使っていたら、そこから攻めてくるつもりだったんだろうけど。

ごめんねー、重曹も、クエン酸も、天然成分ですから♪


その、高温スチームクリーナーを使うと、残留している洗剤もきれいに取れて、べたつきもなく、拭き取った雑巾には洗剤の成分が付着、それを見た人がびっくり、という流れにしたいようなんだけど、元からべたついてないし、拭き取った雑巾もよく見ると多少薄ーい茶色が…というくらいにしか汚れないので、肝心のセールストークが進みません。

一応作業しながら、

「これ1台で、どこでも掃除できます。」

という箇所や掃除方法の説明とか、

「月々3000円で購入していただけるっていうと、「洗剤買うより安いから、買うわ!」っていう方、結構見えるんですよ。」

(最後まで、何回払いかは言わなかったのが、怪しさ満点!!多分60回くらいと予想してます。)

というセールストークとか、

「以前、購入を決めてくださったお客様の中で「重曹も使ったことあるけど、汚れもそれほど落ちないし、やっぱり薬品だし、水だけのこちらの方が安心ね。」と言ってくださる方もいて…。」

とか。

ここで、とりあえずわざとらしく、

「えっ!!重曹って、天然成分なのに、そんなこと言う人いるんですね。

でもそういうこと言うってことは、基本的に重曹や酸の特長をわかってないんですねー。

それなら使い方が変で、汚れも落とせないってこともあるんでしょうね。」

と突っ込み入れたら、

「そうですねー。ははは…。」

なんて、笑ってごまかしてましたけどね。

(どうでもいいけど、思い返してみたら、ものすごくやなキャラだな、私。)



最初の電話のとき、奥のドラムもやってもらえるのか聞いてみたら、それは時間や料金の都合で無理、といわれていたんだけど、

「手前の方は割ときれいだから、サービスでドラムもやっておきますね。」

と、やってくれました。

…でも、ドラムも実は、そんなに汚れてないんだけどね。


「こういう細かい部品は、後回しになっちゃうことも多いですよね。」

といいながらやってくれたビスも、作業前後で大きな差は見られず。

唯一、汚れていた換気扇部分の照明カバーは取り外してねじの1本1本までやってくれたので、さすがにきれいになったという実感はありましたが、作業台や周りの壁やシンクなどは、やってもらった後でも、別段驚くほどの違いはなくって。


「月々3000円」を何度か繰り返しつつも、2時間弱の作業は終了。


それ以上の強い勧めもなく、最後には、

「環境のためにも、重曹とクエン酸のお掃除、頑張ってくださいね。」

という励ましのお言葉(笑)もくださって、あっさり帰っていきました。

いや、酢酸も使っているけどね。


こういう訪問販売って初めてだったので、もっといじり甲斐があるかと思っていたんだけど、それほどでもなくて、ちょっと拍子抜け。

まあ、今はいろいろと法律とかもうるさいから、しつこいことはできないのかも知れないけど、それでも乗せられて買っちゃう人も多いみたいだから、たまたま今回の人が押しが弱かっただけなのかも。


掃除分野以外では、これほど強気で出れないので、以降は慎むつもりですけどね(^▽^;)