とうちゃんの試験が今日終わりました。
課題図書(と言うのか?)、昨日の夜にやっと一通り読み終わったけど、私が見ている範囲でも、半分寝ながら読んでいる状態のときもあったので、どれだけ頭に入っているのか、他人事ながらちょっと心配…
帰ってきたとうちゃんに手応えは?と聞いても
「全然ダメだと思う。」
とのお返事…
本人、全く気にする様子もなく、さばさばしてるんだけど、いいのか?それで
今回の、とうちゃんの読書っぷりを見て、ああ、そういえば、マンガと雑誌以外の本を読んでいるのを見たことがないなあ…と気付いて。
見ていて気になったので、ちょっと聞いてみました。
「ねえ、本読むのって嫌い?」
「あんまり好きじゃない。」
「漫画とか、雑誌以外で、今までに本読んだことある?」
「坊ちゃんは読んだことがある。」
「夏目漱石好きなの?
じゃあ、三四郎とか、こころとか、吾輩は猫であるとかも読んだ?」
「?何それ?坊ちゃんは課題図書で、感想文書かなくちゃいけないから読んだだけ。
…あ、吾輩は猫であるは、国語の教科書で見たことあるかも…。」
「へ?じゃあ、読んだことがある本って、坊ちゃんだけ?
三島とか、芥川とか、太宰とかはぜんぜん読んだことないの?」
「芥川龍之介と、太宰治は名前はわかるけど、三島って誰?」
「三島由紀夫って、仮面の告白とか、金閣寺とか、潮騒とか、禁色とか…。」
「1個も聞いたことない。知らない。」
「シドニイ・シェルダンは?
私は好きじゃないけど、普段本をあんまり読まない人もテンポよく読めるから好きって言う人多いみたいだけど。
あと、赤川次郎も読みやすいっって…。」
「赤川次郎は知ってるよ。読んだことはないけど。
シドニイ何とかは名前は聞いたことあるような気がするなあ。」
「えーと…
じゃあ、本読むときって、いつも今回みたいな感じ?」
「読もうとすることもないけど、多分そうじゃない?」
「で、でも、ジャンルによっては、読めるのもあるんじゃないの?エロ小説とかは?」
「そんな本あるの?」
「え、豊田行二とか、川上宗薫とか、団鬼六とか、西門京とか、渡辺淳一のあたりは、エロというか、官能小説というか…。」
(何でこんなジャンルでさらさら出てくるんだ?私
渡辺淳一は、作品にもよるけど、年寄りの脳内妄想小説と言うイメージが強いです…)
「ふーん…でもめんどくさい。」
全然本読まない人って、本当にいるんだなあ…。
おまけにそれが、自分のダンナって
(でも、思い返してみると、私の母や妹もあまり読んでなかったかも…。とうちゃんよりは、読んでたけど。)
自分が本を読むのが好き、と言うより、活字中毒と言われたこともあるくらい、文字を読むこと自体が好きなので、それがしんどいとかめんどくさいって言う感覚がよくわからないんだけど。
漫画はよく読んでるのになあ…。
何がそんなに違うんだろ??