むすこ、今週は月曜日から金曜日まで夏季保育で幼稚園へ行ってました。



通常保育と違うのは、

・13時終了(通常は14時)

・給食がないのでお弁当持参


帰りが早いのはともかくとして…お弁当は正直気が重かった。

よくブログでも毎日のお弁当の写真載せている方がいるけど、どれもとてもかわいらしくて、凝っていて、美味しそう。


「周りのお友達がみんなあんなお弁当だったら、やっぱりむすこもああいうのがいいって思うのかなー。

でも、食わず嫌い多いしなー。」



食わず嫌いが多いむすこ、一緒に食事しているときでも見慣れないものは絶対自分からは食べません。

「一口だけがんばろうね!」

なんて励まして、何とか一口食べても、絶対好きな味なのにって言うものでも後が続かない。




いろいろ参考にして見た目かわいいお弁当作ろうとすると…どうしても見慣れないおかずが入りそう。


そうするとむすこはきっと残すか、ムリしていやいや食べるか…。

どっちにしても

「たのしいごはん音譜

って雰囲気には、なれない。




大体、ご飯を残されるのも、作る私がとてもいや。


さて、どうしよう…と思っていたときに、読んだ本。



180824 6


ズボラ人間の料理術


奥薗壽子



この中の

「子どもは「ワンパターンなお弁当」がすき!」

には、文字通り、目が覚める思いでした。


著者の息子さんが通っていた幼稚園は週4回お弁当で、料理研究家という仕事柄もあって、毎日手の込んだお弁当を作り続けていたのですが、息子さんはそういったお弁当を喜ばず、

「お母さん、お弁当、もっと普通にして。」

「いろんなものがいっぱい入っていないお弁当がいい。」

と言ったそうです。


でも、その当時はむすこさんの言うことがまったく理解できず、幼稚園生活の3年間、まるでお弁当の本に出てくるようなお弁当を作り続けたそうです。


でも、むすこさんが小学3年生頃に幼稚園のころのお弁当の話が出た折、

「すごく恥ずかしくてイヤだった。」

と、ポツリと言ったそうで…。


そのときになって、食べる人の好きなもの、食べ慣れたものを入れてある、ある意味安心できるお弁当が一番だと言うことに気づいたそうです。





きっと毎日ちがったおかずにワクワクする子も、見た目がかわいらしいお弁当をよろこぶ子もいると思う。


でも、多分、むすこは、奥薗さんの息子さんと同じタイプ。


お弁当箱を開けた途端、目に入ってくるものが、食べたことがないようなものだったり嫌々一口食べたことがあるだけのものだったら、それだけで、ごはんを食べるのをいやがるだろうなあ…。



そんなわけで、見た目や中身のバリエーションに力をいれず、むすこが残さず嫌がらず食べてくれるお弁当を作るようにしました。


見事にワンパターンになったけど、むすこは毎日完食してきたし、

「おべんとう、おいしかったよー!ニコニコ

と言ってくれたので、まあ手抜きでも何でもいいかと(;^_^A



お弁当の画像がなぜか画像フォルダに入れられないので、明日に続く…。