何日か前から少しずつ読んでいた本がやっと読み終わりました。
(ほかの本も平行して読んでいたのとあまり面白くなかったのとで(笑)、時間がかかった)
図書館で借りてきたこちらの本。
『テレビに子育てをまかせていませんか?』
なんとなく、目にとまったので借りてみた。
こどもにテレビ。
詳しいことはよくわからないけど、自分がテレビ見ること自体あまりすきじゃ
ないから、むすこにもそれほどは見せてないつもり。
私は、あんまり○○しながら××するって言うのが好きではない。
音楽聴きながら読書、もダメ。
ごはん食べながらテレビ、もいや。
(「テレビ見ながら」は飲み物くらいは口にするけど)
どっちかに集中したいタイプ。
テレビも同じで、見たい番組はしっかり見たいし、それ以外のは私にとっては
単なる雑音なんで、見てなくてもテレビつけっぱなし、というのは私は絶対ムリ。
(あ、別に自分が見てなくても他の人が見てるときは、ついててもそれほどは
気にならないので。他の人が見てるのまで消して回ったりはしないです。)
むすこが生まれてからも、別に自分は幼児番組なんて見たいわけではないし、
むすこにも見せなきゃいかんってもんでもないし、と特に見せてなかった。
だからむすこはたぶん1歳まではまともにテレビ見たことなかったんじゃないかな?
しまじろうのお下がりビデオももらったのは1歳過ぎてから位だったから、メディア
と接し始めたのは割りと遅めだったかも。
当時はあまり考えてなかったので、よくわからないけど。
話を本に戻すと。
内容としては、
・現代のこどもとメディアの関係
・現代のこども達はメディアによって何が変わったか?
・テレビを見ない生活に挑戦(ノーメディアチャレンジ)した家族のレポート
こんなことがややヒステリック気味(苦笑)な調子で書かれている。
なんかねー、テレビ、すごい悪者。
テレビ好きではない私でも「何もそこまで言わなくても…。」と思う。
4章のタイトルなんて、
「テレビの前からこどもを引き離そう!~大人がやらなきゃ変わらない~」
だもん。
こういう本を積極的に手に取るお母さんって、私みたいな活字中毒は別として、
結構生真面目な人が多いと思うのね。
検診なんかで保健婦さんに嫌なこと言われても流せなくって、考え込んじゃった
り、悩んじゃうようなお母さん。
そんなひとが、「そういえば、うちの子最近テレビよく見てるかも…」なんて思いな
がら読んだら、どん底まで落ち込みそうな感じ。
何も、そこまで敵視しなくてもいいのになあ、というのがストレートな感想。
内容も、「こんなにテレビは悪いんだ!!」って言うばかりじゃなくて、どうしたらテ
レビと上手に付き合えるか、どう使ったらいいか、みたいな事をもうちょっと掘り下
げて書いて欲しかったな。
(チラッとは書いてあったけどね。ほんのチラッと。)
ちなみに昨日のむすこの1日はというと…。
6:30 起床
~7:40 着替え・朝ごはん・歯磨き・トイレなど
~8:15 電車と車のおもちゃで遊ぶ
~9:00 「いないいないばあっ!」から「おかあさんといっしょ」迄見る
~9:15 片付け・用意をして、登園
3:00 帰宅
~3:45 トイレ・手洗い・おやつ・幼稚園からの荷物の片付けなど
~4:45 お絵描き→学習プリント(ひらがな)→電車と車のおもちゃで遊ぶ
~6:30 マンションの公園で遊ぶ
~6:45 手洗い後、ご飯の支度ができるまで、マラカス振って歌い踊る
~7:50 晩ごはん・歯磨き・日記を書く
~8:15 お風呂
8:30 就寝
…朝以外、テレビ見る暇ないし。
朝も何かの拍子にふと気がつくようで、
「僕が見たいのやってる?」
と聞いてくるので、
「やってるよ。」というとテレビをつける、という感じ。
メディアって言うのは、この本の中ではパソコン(ネット)も含まれるようなんで、
そっちのほうがむすこはまずいかも。
(いえ、全然思ってないですが。)
ゲームも入るみたいだけど、むすこは今のところ関係なし。
今日は雨で外行けない分、夕方ビデオかテレビかは見たがるかな。
こういう育児関係の本は、できる限り客観的に、冷静に、まとめて欲しいものだな
あ、と思いました。
一生懸命がんばってるお母さんが負い目を感じたりする書き方は、あんまりよろ
しくないと思います。
(テーマとまるきり関係のない感想ですね。)