何日か前から少しずつ読んでいた本がやっと読み終わりました。

(ほかの本も平行して読んでいたのとあまり面白くなかったのとで(笑)、時間がかかった)


図書館で借りてきたこちらの本。


180609 1


『テレビに子育てをまかせていませんか?』



なんとなく、目にとまったので借りてみた。


こどもにテレビ。

詳しいことはよくわからないけど、自分がテレビ見ること自体あまりすきじゃ

ないから、むすこにもそれほどは見せてないつもり。


私は、あんまり○○しながら××するって言うのが好きではない。

音楽聴きながら読書、もダメ。

ごはん食べながらテレビ、もいや。

(「テレビ見ながら」は飲み物くらいは口にするけど)

どっちかに集中したいタイプ。


テレビも同じで、見たい番組はしっかり見たいし、それ以外のは私にとっては

単なる雑音なんで、見てなくてもテレビつけっぱなし、というのは私は絶対ムリ。

(あ、別に自分が見てなくても他の人が見てるときは、ついててもそれほどは

気にならないので。他の人が見てるのまで消して回ったりはしないです。)




むすこが生まれてからも、別に自分は幼児番組なんて見たいわけではないし、

むすこにも見せなきゃいかんってもんでもないし、と特に見せてなかった。


だからむすこはたぶん1歳まではまともにテレビ見たことなかったんじゃないかな?

しまじろうのお下がりビデオももらったのは1歳過ぎてから位だったから、メディア

と接し始めたのは割りと遅めだったかも。

当時はあまり考えてなかったので、よくわからないけど。




話を本に戻すと。


内容としては、


・現代のこどもとメディアの関係

・現代のこども達はメディアによって何が変わったか?

・テレビを見ない生活に挑戦(ノーメディアチャレンジ)した家族のレポート


こんなことがややヒステリック気味(苦笑)な調子で書かれている。


なんかねー、テレビ、すごい悪者。

テレビ好きではない私でも「何もそこまで言わなくても…。」と思う。

4章のタイトルなんて、


「テレビの前からこどもを引き離そう!~大人がやらなきゃ変わらない~


だもん。




こういう本を積極的に手に取るお母さんって、私みたいな活字中毒は別として、

結構生真面目な人が多いと思うのね。


検診なんかで保健婦さんに嫌なこと言われても流せなくって、考え込んじゃった

り、悩んじゃうようなお母さん。


そんなひとが、「そういえば、うちの子最近テレビよく見てるかも…」なんて思いな

がら読んだら、どん底まで落ち込みそうな感じ。




何も、そこまで敵視しなくてもいいのになあ、というのがストレートな感想。

内容も、「こんなにテレビは悪いんだ!!」って言うばかりじゃなくて、どうしたらテ

レビと上手に付き合えるか、どう使ったらいいか、みたいな事をもうちょっと掘り下

げて書いて欲しかったな。

(チラッとは書いてあったけどね。ほんのチラッと。)




ちなみに昨日のむすこの1日はというと…。


6:30     起床


~7:40    着替え・朝ごはん・歯磨き・トイレなど


~8:15    電車と車のおもちゃで遊ぶ


~9:00    「いないいないばあっ!」から「おかあさんといっしょ」迄見る


~9:15    片付け・用意をして、登園


3:00     帰宅


~3:45    トイレ・手洗い・おやつ・幼稚園からの荷物の片付けなど


~4:45    お絵描き→学習プリント(ひらがな)→電車と車のおもちゃで遊ぶ


~6:30    マンションの公園で遊ぶ


~6:45    手洗い後、ご飯の支度ができるまで、マラカス振って歌い踊る


~7:50    晩ごはん・歯磨き・日記を書く


~8:15    お風呂


8:30     就寝




…朝以外、テレビ見る暇ないし。



朝も何かの拍子にふと気がつくようで、

「僕が見たいのやってる?」

と聞いてくるので、

「やってるよ。」というとテレビをつける、という感じ。


メディアって言うのは、この本の中ではパソコン(ネット)も含まれるようなんで、

そっちのほうがむすこはまずいかも。

(いえ、全然思ってないですが。)

ゲームも入るみたいだけど、むすこは今のところ関係なし。


今日は雨で外行けない分、夕方ビデオかテレビかは見たがるかな。




こういう育児関係の本は、できる限り客観的に、冷静に、まとめて欲しいものだな

あ、と思いました。

一生懸命がんばってるお母さんが負い目を感じたりする書き方は、あんまりよろ

しくないと思います。

(テーマとまるきり関係のない感想ですね。)