ドラえもんの道具

こんなんあったらいいのになー!


と、

ひたすら妄想していたモノがあります。



【自動調理機能付 冷蔵庫&電子レンジ】





私は料理が苦手でした。

「食べる役専門でよい」


できるなら

一生料理をしたくない


と思っていました。









子どもの頃は、

私は毎日習い事の休みのないお嬢さんで、

「家事を手伝うことより、外で勉強しなさい」

と、ご飯を作る経験がなかったし、




元夫が専業主婦の料理上手だったし、

(息子達は家事の出来る人に育ってます)




今の彼と暮らす3年前までは、

料理が出来ませんでした。

正確にゆーと、

全くやる気がありませんでした。












離婚してひとりになった時に、

ひとりだと食欲もわかず、

げっそりやせっぽっちになった私。



その頃、ひたすらに妄想していたのが!


【自動調理機能付 冷蔵庫&電子レンジ】


①冷蔵庫に必要な好みの食材を入れておく

②指をさすと、私の体調を把握し、

 必要な栄養素を導き出す

③和洋中など、食べたいジャンルを選択

④簡単・ミニランチ・コース料理など、

 作る時間を選択

⑤スイッチオン 

 

私の好みで必要なご飯を作ってくれる!







こんなん、あったらいいのになーーー!!!


と、

当時友人に話したら!







「それ、お母さんやん」







あ、




そーね。








私は


私の体調を管理して

ご飯作ってくれる人


欲しかった。









ひとりで寂しかったから、


あったかいご飯を

一緒に食べる人が欲しかった。















〜切なる願いは叶い


彼と出会った当初!

彼に言われたセリフ





「女なんだから

 飯くらい作れ」






はぁ⁉️


一体誰にゆーてんの?

その時代遅れなセリフ!




と、


一瞬びっくりしました!


が、






愛に変換する術を学んでいた私は、


「私の手作りご飯が食べたい」


て、ゆーうことね!





と、

ご飯を作り出したのです。





あれから、三年〜



慣れない始めの頃は、緊張して、

料理は苦でした。


3歩歩いて、2歩下がる。


失敗しながら、嫌々でも、毎日やっていると、

慣れてきます。


慣れてくれば、

2歩下がらなくなる。


と、

ぐんぐん進むようになると、

やっと少し楽しくなる。


と、

同じ具材でも調味料を変えたら!アレンジができるようになると、掛け算で倍々にレパートリーも増える。


と、

料理は簡単やーん、と思えてくる。



今や

なんか悶々とするから、料理して整えてよー!

と、

料理は癒しになりました。






やりたくなかったことなのに、



ね。








で!


私が欲しかった

【自動調理機能付 冷蔵庫&電子レンジ】 


私の体調を管理して

ご飯作ってくれる人




欲しいものは、与えなさい。




彼の体調を配慮して、

ご飯をつくる、私。





欲しかった人に、私がなっている。







おっ!


私できる。

私もってた。


私に有る才能 だったー!









です、

ね。










回り回って!

願いは叶っています。






人生、望みどーり。







 

 


「ハムは焼いてね」

とゆーリクエストに、も、こたえる。

愛妻弁当






毎日、
こんな美味しいお弁当が食べれていいなー!
と、
私が想う。




そして!
「女なんだから飯くらい作れ」

言われて三年、
私の才能開花。

彼のコトバは、愛だった。












soul  stripper TAE