子供は1歳になったばかり。
友達は40歳で出産し、ご主人は忙しく、ご両親は高齢で距離的にも遠く、手助けしてもらえる環境にない。
ほぼ1人で子育てしている。
とても大切に育てている。
診察室に入った時点でわたしが子供を抱っこしたが、号泣号泣、、、
廊下や通路であやす〜、しばらく泣き止む、また号泣〜、あやす〜
を繰り返しなんとか終える。
たったこれだけのベビーシッター。
育児って大変。
荷物は多いわ、子供の体調、機嫌の良し悪し。
一生懸命あやしているから周りが見えなくて
人の邪魔になったり。
慣れないから余計に大変だったと思うけど。
自分の子育てを思い出してみる。
あんまり覚えてない。
仕事をしていて保育園にも行ってたし、嵐のように過ぎ去った感じ。
自分の生活に子供を振り回している感があって、
可哀想だなぁと思ったことも多々あった。
いろんなことがあったけど、義務教育が終わったときに、
アレ?もう終わり?
と思ったことがあった。
永遠に続くと思っていた子育てが、
義務教育が終わるまでは親の責任と思っていたからか、それなりに一生懸命してたのだと思うけど。
高校、大学と続くのでまだ本当に子育ては終わってはなかったけど。
子育ては、人生の中では案外短い時間なのだと思った。
2つ違い2人なので、ほぼ最短コースだからか。
それならもっと子供に目を向けてあげれば良かった、、みたいな後悔があった。
自分の子供はかわいいけれど、子育ては苦手だ。
家にいてずっと子供の面倒を見るのは無理。
仕事をしている方がいい。
という感じだったので子供に対して申し訳ない気持ちがあった。
幼少の頃、寂しい思いをしたのに、自分の子供にも寂しい思いをさせてしまった、と思う。
夫、義母、両親、周りの人たちのおかげで
育ったな。
仕事が大変だと家は落ち着いている。
家が大変だと仕事は落ち着いている。
2つが大変になることがなかったので、なんとか乗り越えることができた。
絶妙なバランスだな〜と思っていた。
いま、友達の子供、孫、とベビーラッシュになっている。
わたしのできる範囲でお手伝いできたらいいなぁと思っている。