ブログしばらくお休みします、と一週間更新しなかった時、
私は本当に情けないのですが、毎日泣いてばかりいました。
ニュース、新聞から入ってくる目を覆いたくなる映像、事実。
事実を受け入れられない、、。自分は何が出来るんだろう、どうすればいいんだろう。

仕事もやる気がおきず、お客さんのところでも震災の話をしていて、泣いてしまったり、
食事をする時やお風呂に入る時、被災者の方は今どうしてるのかしら。。。
とふさぎこんでばかりいました。

これじゃいけない!って思いながらもなかなかいつもの自分に戻れませんでした。

そんな中、色んな人に助言を頂きました。たくさん言葉をかけてくれて皆さんに大変感謝しています。

下記文章は、私の大切なベリー仲間が、
私の状況をある方にお話され、その方がご自身のブログに載せていらっしゃいました。
大変共感しましたので、私のような気持ちになってしまった方、自分の無力さを感じてらっしゃる方に是非読んでほしいです。

私はもう元気です! 自分の出来ることを毎日精一杯やる上げ上げ

復興は大変長い道のりになると思います。 
心身共に健康に、日々頑張っていきたいです。私に出来ることを日々考えて行動していきます。


以下、そのまま抜粋致しました。(ご本人に了承を頂きましたドキドキ
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兵庫県の地方紙・神戸新聞に、

大好きな香山リカさんが、書かれていた記事です。

被災地の方に向けて、

ではなくて、それ以外の方に向けて、書かれています。



賛否両論があるかとは思いますが

私は、とても共感したので、

そのまま転記させていただきます。




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これを読んでいるあなたは、

とりあえず今は安全な場所にいるのだろうか。




だとしたら、どういう状況であるかにかかわらず、

まずは

「私は、大丈夫」と自分に声をかけ、安心させてあげてほしい。




もちろん、親族や友人と連絡が取れなかったり

避難所や病院にいると聞かされたりして、




「とても、自分を安心させるなんて無理だ」

と思う人もいるだろう。




懸命の救援活動の映像を見ながら、

「自分のことなんて、今はとても考えられない」

と憤りにも似た気持ちを抱く人もいるかもしれない。




それでも私は、「まず自分を励まして」と言いたいのだ。




日本を襲った未曾有の大惨事。




今はこの国に住むほとんどの人たちが、

この大災害に関する情報、

そしておびただしい映像に連日、接し、

これまでとは違った毎日を送っている。




たとえ直接、大きな揺れを感じたり

津波を目撃したりしていない人でも、

かなりリアルな「疑似体験」をしていると言っていい。




そうなると、私たちの心は、

被災地にいる人にも匹敵するような大きなダメージを受ける。




そこには心の傷、つまりトラウマも発生する。




実際、テレビの映像だけから

深刻なトラウマ後遺症が発症した例が、

アメリカの同時多発テロの後、いくつも報告されている。




眠れない。不安で胸がザワザワする。

気持ちが落ち込んで無気力になる。




逆に、「何かしたい」と思い、

目的もないまま動きまわってしまう。

人と話していてもやたらとイライラする。




これらは、すでに心が深刻な傷を受けていることを意味している。




被災地で実際に大きな打撃を受けた人が無数にいるのに、

そこから離れた場所にいる人までが、

トラウマで心身を病んでしまったらどうなるんだろう。


助けの手を差しのべるべき立場にいる人が、

心のケアを必要とするようになる、

といった事態は、何としても避けなくてはならない。




これからは、日本中がお互いを支え合い、

励まし合って、立ち直っていかなくてはならないのだ。


そのためにも、まずすべきことは、自分で自分を守ること。




そうできる人は、ゆっくりからだを休め、

食事をきちんと取り、お風呂に入って体をあたためる。




「被災地の人に申し訳ない」と思う気持ちもわかるが、

そうやって自分を維持することが

直接、被災していない人の義務だと思う。


「あなたの力が必要」と言われるその日に備え、

自分の生活と健康を守る。


それが今、私たちにできる最大限のことなのではないだろうか。




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