思ったほど気温が上がらず、
意外に過ごしやすい日々が続いていますが、
お料理は梅雨を超えて、既に夏メニューが登場しています!
鶏ささみ、ロースハム、卵、きゅうり、もやし、トマト、大葉が、
彩り良く乗った〝冷やしそば〟。
そして今回は、ラー油やチーマージャンが入った〝四川風〟です。
ささみは観音開きにして、下味をつけてフライパンで焼きます。
ロースハムは長さを揃えて切り、もやしは熱湯に5秒。
卵1個に卵黄1個を加えて、美しい黄色の薄焼き卵に。
キュウリは斜め薄切り ⇒ 細切りにして、
大葉は水気をきちんと拭いてから2ミリ幅の細切りに。
具をどれだけ美しく揃えるかで、見た目の美味しさが違いますよ。
親指ほどの、立派な太さのアスパラガス。
根元の皮を剥き、半分に切って油を垂らした熱湯でゆでて、
向きを揃えて並べます。
そして少し空いた真ん中に乗せるのは…
海老とケチャップ入りのあんです。
上にはショウガの極細千切りをのせ、緑・赤・黄色と鮮やかな色使い。
アスパラガスは歯ごたえ良く茹でるのもポイントです。
ピンクの縁の美しい器の中は、〝鶏とキャベツの牛乳煮〟。
ポイントは鶏もも肉を水から茹でて、
そのスープを使うこと。
さらに鶏ガラスープのもとを加えることで、
見た目はシンプルながら奥行きのある味わいになります。
まるで満月のような美しいこちらは、
〝生クリーム入り杏仁豆腐〟です。
杏仁豆腐にはゼラチンを使うもの、寒天を使うもの、
シロップにフルーツを入れるもの、
小さい器で食べるもの、大きい器で固めるものなど様々あり、
今回は生クリームが入ることで、濃厚でもっちりとした食感に。
右上のシロップは砂糖を水で溶かし、
アーモンドエッセンスを2滴落としました。
レンゲから伝わるモチモチ感に、思わずニンマリとなる杏仁豆腐です。
本格的な梅雨を前に、清涼感を楽しめたお料理でした!