昨年の4月以降、更新が滞っていました当ブログですが、

ようやく再開いたします!

『どんなことが起きても、美味しいものを食べれば頑張れる』。

そのことを痛感した2016年でしたので、

これからも教室で絶品を作ること&食べることを学びたいと思います。

 

さて年が明けて最初のメニューは、例年通りの〝春餅(チュンピン)〟。

どの店でも食べたことがなく、というか吉本料理教室でした食べたことのないこのお料理は、

酢の物や揚げ物、卵料理などを手作りの皮で巻いていただくもの。

いろんな味つけの料理が見事にまとまるのは、

何といっても甜麵醬のなせる業です。

皮2枚でお茶碗1杯のカロリーがあると言いますが、

この日ばかりはそんなことを忘れて食べました!

 

春餅と言えば、皮づくりです。

工程を説明しますと…

1 強力粉・薄力粉・ラード・熱湯を合わせて混ぜ、そのあとよく捏ねる

2 30グラムずつ分ける

3 しっかりと力を入れて丸めたら平らにし、ごま油を片面に塗ったあとに2枚を合わせる

4 綿棒で直径20センチ大(掌よりやや広く)にのばす

5 中華鍋かフライパンを熱して油を薄く塗り、両面を焦げないように焼く

6 熱さに注意しながら2枚にはがし、もう片面も軽く焼く

7 4つ折りにしてさらに並べ、5分蒸す

これだけの工程があるので、先生からのアドバイスは、

「春餅を食べる時は、前日にゆっくりとした気持ちで皮のばしをしておくこと」。

一人では大変だから、誰かにお手伝いをお願いしたいな~(泣)

 

そして皮の中に入れるお料理は、今回5品。

■小エビのチリソース     

 いつもよりも小さいサイズのエビで、包みやすく。

■サツマイモ入りいり卵

 卵1個に対して大さじ1の油を使うのが、ふわふわの秘訣。

 蒸したサツマイモの甘さが、卵とマッチしていました。

■大根・キュウリ・ニンジンの甘酢辛み漬け

酸味と辛味が一緒に味わえる一品で、辛味の正体は

トウガラシ・山椒を入れて熱して最後に振りかけたごま油です。

■鶏もも肉のから揚げ

 切れ目を入れて、味付け無しでそのまま素揚げした鶏肉。

 カリカリの食感がアクセントになります。カイワレ大根と白髪ねぎを添えて。

■青椒肉絲(チンジャオロースー・豚肉とピーマンの炒め物)

 通常の青椒肉絲にはタケノコを使いますが、

 少し季節が早いこともあり今回はクワイを使用。

 クワイは、ベーコンで巻いてオーブンで焼くとお酒のつまみにぴったり!という

 先生からのお得情報もありました~♪

 しかし写真を撮り忘れてしまったので、

 全体写真でご容赦ください…。

今年は4個の春餅をペロリと頬張った私。

さらにこの日は先生から小餅2個入りのぜんざいも振る舞われ、これまたペロリ。

美味しいものが食べられる幸せを噛みしめて、今年も頑張ります!