さて今日は、何をテーマにブログを書こうかなと思ったら、お金に関する話題が何度も目に入りました。
というわけで、「お金について」。
スピリチュアル系引き寄せの法則では、「お金に対してポジティブなイメージを持ちましょう」と言いますよね。
これ、心理学的にもあてはまるんです。
私が勉強している「交流分析」では、人はみな、「人生脚本」を持っているといいます。
脚本は「勝利者の脚本」「敗北者の脚本」「非勝利者の脚本」のうちのいずれか。
そして、その脚本を推し進める「プロセス脚本」というものも存在しているのです。
たとえば「○○するまでは」というプロセス脚本は、
「よいものを得るには、苦しい状態である程度過ごさないといけない」という恐怖の思い込みがベースにあるので
「豊かになるには、その前に必死に努力しないといけない」という風に働いたりします。
「○○の後では」というプロセス脚本は、
「よいことの後には、奈落の底に突き落とされるという恐怖の場面」がセットされているので
「豊かになったら最後、何かしらトラブルがやってくる」なんて思ってしまったり。
「決して○○できない」「いつもいつも○○だ」・・・あらら、プロセス脚本を読んでいると、
なんだかエネルギーが下がっちゃいそうですね!
これくらいにしておきましょう。
脚本は、幼児期に「これを持つ」と決断したもの。
でも、それは後から書き換えることができます。
この先の内容は心理学から離れますが、私が思うに
どんな脚本を持つか、そしてどんな風に書き換えていくかは、
その人の「魂の成長」「学び」に直結しています。
そして替えられない課題(脚本)は、設定していません。
セッションでは、どんな脚本を持っているか。なぜそれを持つと決めたのか。
また、ご本人が変えていきたいのなら、どんな方法が有効なのかを
リーディングし、変えていくための「お手伝い」をさせていただくことができます。
自分で持つと決めた脚本なので、他者が変更することはできません。でも、
人はみな、自分の人生を変えていく力を持っています。
ところで、私が読んだ「お金を引き寄せました」という経験談の中で
もっとも印象的だったのは、『ザ・パワー』を書いたロンダ・バーンさんの
「お金がなく困っていたとき、お金に対する愛情がわいてくるように、
通りに出て見知らぬ人たちにお金を渡した。
そうしたら、お金を人にあげるという行為に愛情を感じることができて、
本当にお金が舞い込んできた」という話。
先日のブログでも、
人間の行動は「恐怖」か「愛」のいずれかが大元にある。
「恐怖」が動機のときはうまくいかず、「愛」のときはうまくいく。
という話を書きましたが、バーンさんは「お金がない、どうしよう」という恐怖を
「愛」に置き換えることができたんですね。