しまう人がいる、という話 を書きましたが
「親から子どもへ」
仕掛けるケースも、意外と多いです。
交流分析の考えによると、
「心理ゲーム」には何種類かあるのですが、その中に
「さあ、とっちめてやるぞ、この野郎」
というネーミングのゲームがあります。
「相手の問題点や失敗を、徹底的に指摘して
自分が優位に立とうとする」
という内容なのですが、
私がセッションで見ている限り、
これを長年仕掛けられていて、
ストレスを感じている子ども、
というのも多いのです。
子どもといっても、30代とか、40代とか。
そして親は60~70代、上は80代くらいでしょうか。
原因をリーディングしていると、
共通して見える今生の原因の1つは
「親が大家族の出身で、自分の親から
愛情をたくさんもらえなかった、と思っている」
⇒ストロークほしがりさん。
ということ。
他にも、いくつか原因が見えますが
これがベースにあるケースが多いのです。
昔は7、8人兄弟とか、ふつうでしたからねえ・・・。
子どもは、
「自分が足りていないから、叱られるのだ」
「どうして、自分はいつも叱られているのだろう」
悩んでしまっていたりするのですが、
原因がわかると
「そうだったのかーー!!」
となります。
スピリチュアル的に見ると
人は、生まれる時代や家庭環境を選んで
生まれてきますから、
親御さんが、その時代に大家族で
生まれてきたのも、何かの課題や目的があるから。
その課題には、自分自身で取り組まないといけません。
「どんなに家族が多くても、
親は、自分に愛情を注いでくれていた」
と気づくことが、課題の1つなのかもしれませんね。
もし、そんな「心理ゲーム家族」に
なってしまっていると気づいたら、
ゲームに乗らない、という選択肢を選ぶこともできますし
相手が期待する役割を演じない、という選択肢もあります。
人はみな、それぞれの課題に取り組みながら
生きています。
お互いを尊重しあいつつ、応援しながら
生きていけたら、いいですね。