昔のセレブは、エネルギーの良い土地に
家を建てていたのだなあ、と実感します。
京都・宇治にある「平等院」は、
もともとは藤原道長の息子、
藤原頼通の別荘だったところ。
近くを流れる「宇治川」のエネルギーと、
天から降り注ぐエネルギーの両方を
実感できる、心地よい空間でした。
頼通がお寺を建立し、
阿字池と呼ばれる池の中の島に
「鳳凰堂」(阿弥陀堂)をつくったそうです。
鳳凰堂は10円玉に、屋根の上の鳳凰像は
1万円札に描かれています。
それはやっぱり、縁起が良いだけではなく、
こちらのエネルギーがとても
パワフルだからみたいですね。
鳳凰堂の前で感じたのは、
とがった感じ、というよりは
まーるい、バランスのとれた
パワフルなエネルギーでした。
ちなみに、この木の下のあたりに立つと
生きのいい生命力エネルギーが
感じられました。
この風景を見ていて、
思い出したのはこちら。
ソウルの景福宮 。
池があり、中の島があり、そこに建物が。
風と水と土のエレメントが、バランスよく配置されて
いました。
そうそう、屋根の上に魔除けの像があるのも共通でした。
平等院にいたのは1時間くらいでしたが、
いる間に清々しい気分になっていきました。
ミュージアムには仏像がたくさん。
そちらも、楽しめると思います。
地に足を付け心を落ち着かせて、
何かに取り組む前に訪れるとよさそうです。
◆アクセス◆
京都府宇治市宇治蓮華116
JR奈良線で「宇治駅」下車、東へ徒歩10分
京阪電鉄宇治線で「京阪宇治駅」下車、徒歩10分
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