けっこう前のことです。
友人から、こんな話をされました。
「○○ちゃんに、いろいろと相談されたので
私なりに考えて、アドバイスしたんだよね。
その時は、わかった、やってみるって
いわれたんだけど、○○ちゃん、全然
やってなくて、状況は変わってないの。
私のアドバイスがよくなかったのかな」
私に見えたのは、
○○ちゃんの中にある、
「変わることへの恐怖」でした。
悩みを抱えている自分は、
他の人に相談することで
心配してもらえる。
でも、悩みがなくなってしまったら
他の人にかまってもらえなくなるのでは・・・
という恐怖です。
「だったら、このまま変わらない方がいい」
と、変化することを自分に許可せず、
同じ相談を、いろんな人に
繰り返している姿が見えたのです。
友人には、見えたことをそのまま伝えました。
変わりたい。
自分の毎日を変えたい。
そう思ったり、他の人に言ったりするけれど
心の奥底に「変わることへの恐怖」があって
なかなか変われない、という人は
世の中にとても多いと思います。
でも、
本当に変わってみなければ、
何が起きるかなんて、
わかりません。
冒頭に出てきたパターンでいえば
もし彼女が変化したなら
「わあ、変わったね。何が起きたの？
何をしたの？」
と、新たな展開で
人とのかかわり方が生まれ、
前より楽しい！
なんていう可能性が
十分あったんじゃないかな？
と思います。
もし、
「そういえば、自分も変わることが怖いかも」と
思いあたる方がいたら、
「変わって大丈夫
」
とご自分に言ってあげてみてください。
