松尾大社さんの庭園は
昭和の著名な作庭家、
故・重森三玲さんが設計なさったもの。
こちらは「曲水の庭」。
いただいた説明書によると
「奈良・平安期に造られた曲水式庭園を
範とした構成」・・・ふむふむ、オマージュですね。
「上古の庭」
磐座にちなんで造られ、
巨石は神々の象徴、
そのまわりのミヤコザサは、
人が入れない高山を表しているそう。
「即興の庭」
当初の設計計画にはなく、
文字通り即興的に作り上げられたとのこと。
庭園をゆるりとみていると、
宝物殿から職員のおじさまが出てきて、
あれこれ説明してくれました。
ちなみに、こちらの本の8P~、松尾大社の
宝物殿で見学できる女神像、男神像が
紹介されています。
- 日本の
神々 (とんぼの本)/白洲 正子
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- 本によると、
「男神像が持つ
笏が落ちるたび、
あわてて御幣を捧げ、
朝廷では占いを行った」
そうです。面白いですね!
松尾大社さんのHPでも
詳しく紹介されています。こちら です。
かの白洲正子さんが、こちらの
女神像をお好きだったとも聞きました。
確かに、とても迫力があります。
女神像の周囲をぐるっとまわって拝見すると、
興味深い発見ができることを、
職員のおじさまが詳しく説明してくれるので
お伺いするチャンスがあれば、
おじさまから直接、聞いてみてください。
あらら。すっかり長くなってしまったので
もう1日、お話を続けますね。
◆アクセス◆
京都市左京区嵐山宮町3
阪急松尾駅から徒歩3分
詳しくは松尾大社さんのHP
でご確認ください。