私の師匠・レバナ先生が春分や冬至に行う儀式に
参加すると、自分のエネルギーがシフトすることを
実感するのですが、
こちらの儀式もすごくパワフルです。
貴船神社の「御火焚祭」。
ご祭神の水の神「タカオカミノカミ」が、
燃え盛る火を鎮めるために現れたという
故事を再現し、
神様に生まれ変わり、よみがえり、気力再生をして
いただく神事、とのことなのですが
もう1つ、「燃え盛る火の力で、罪穢れを払う」という
意味があるそうで、
参拝者などが名前を書いた、
わりばしくらいの大きさの「御火焚串」が
こんな風に組み上げられ、
こんなことになります。
火は、古来の道具を使って神職さんがいちから
起こした、神聖なものを使います。
燃えている間ずっと大祓詞が唱えられ、
場のエネルギーがどんどん高まっていきます。
やっぱり、燃え方がふつうではありません。
炎の形を見ていても、
(ここちらの写真の炎は、
龍の顔に見えます。貴船の神様は、
龍神様という説があります)
火の神、水の神って
本当にいらっしゃるんだ、と実感します。
ひとしきり燃えると、宮司さんが鈴をもって
輪を一周し、参列者を清めてくださいます。
美しい鈴の音が響くと、
さーっと場のエネルギーが変わっていきます。
エネルギー観の観点からいうと
これだけ大きなシフト(変容)が
目の前で起きるので、
その場にいる人にも、必要な変化や浄化が
促されていくのだと思います。
そして、必要な変化や浄化が行われた翌日が
「立冬」でした。
身を清めて、新しい季節を迎えるのですね。(^^)