人は、自分が過去世で行ったことのある場所へ、
何らかの目的を達するために、今生でも訪れることがあります。
次の旅の行く先は、自分とどんな関係があるんだろう!と
考えると、ちょっとワクワクしますよね。
リーディングのとき、そんな質問をしてくださっても
いいんですよ。
さてさて、こちらの神社を訪問して
私は「あーーーー昔ここで修行したことがあった!」
と思いだしました。
奈良県の十津川村にある「玉置神社」。
玉置山(標高1076メートル)の頂上付近にあり、
熊野三山の奥宮と言われています。
奥宮というだけあって、お手軽にいける場所ではなく、
本当に行きたい人、行く必要のある人が訪れる神社だと思います。
境内は「聖域」という言葉がピッタリの雰囲気。
名前の由来は、神武天皇がこちらへ来て、
「十種の神宝(とぐさのかんだから)」のうちの1つ
「玉」を置いて、大和の国の礎にしようとしたこと。
それで「玉置」神社なのだそうです。
創健は紀元前33年、と玉置神社のホームページに
あります。
ご祭神は、宇宙からの大いなるパワーをうけて
はじめて大地を創ったとされる、創造神「クニトコタチノミコト」、
と聞くとパワフルな神社と想像できますよね。
弘法大師や、役の行者もこちらで修行したそうです。
クルマのない時代に、何日もかけて歩いて登ったのですからね~。
それほど、行く価値のある神社ということなんですね。
弘法大師は「ここは世界の気の中心である」とおっしゃったとか。
気って、つまりはエネルギーのことです。
つづく。
◆アクセス◆
住所は奈良県吉野郡十津川村玉置川1
クルマで行きます。新宮からだと、国道168号線、
村道を経由して1時間半が目安。
地図で見ると平坦な道に見えますが、山道です。
クネクネ道なので、クルマ酔いする方は
酔いどめがあると安心かも知れません。