全てのものには、それぞれに異なるトーンの「エネルギー」が
宿っています。それは、「色彩」に関してもそうです。
例えば「黒」は、物事を収縮させたり、
緊張感を与えるエネルギーを持っています。
仕事の場面で「黒のスーツ」を着ていると、
「私は緊張感を持って仕事に臨んでいます」
という意思表示になりますし、
実際に、「黒い色が持つエネルギー」が
着ている人に緊張感を与えているんです。
東京の人は黒い服を着ていることが多いですけど、
みんな気を張っているんだな~と思います。
明るい「赤」を着たくなる時は、
自分自身のエネルギーが活性化しているかも
知れません。明るい「赤」のエネルギーは活発なので、
着ている人自身のエネルギーが活性化して
いないと、服の「赤」のエネルギーに負けてしまいます。
逆に、「最近元気がないから、元気を出したい」
という時に、赤のエネルギーをワンポイントで
取り入れるという手もあります。
明るくキレイな「緑」を着たくなる時は、
人生の転換期や成長期、なんらかの変化の
時期かも知れません。
「緑」には、変化を促すエネルギーがあります。
木々の葉が緑色に芽吹く時、
季節が変わりますよね!
それから、「フェミニンな、大人の女性らしさ」を
伝えるエネルギーを持っている色は、
ちょっと赤の混じった「ピンク」です。
パステルピンクは少女のエネルギー。
同じ「ピンク」でも、細かく見ていくとそれぞれに
持っているエネルギーは違います。
そんな感じで、自分が選んだ服の色を見て、
自分自身の状態を客観的に判断してみる
というのも面白いと思います。