夫が癌と告知されてから色々と考えさせられることがあった。
病気になるまでは気付くことがなかったが、まず普通にご飯が食べれることがどれだけ幸せなことなのか改めて感じた。
ご馳走でなくても、白米だけでも、普通に食べれること本当に幸せなことなんだなぁー。
普通に起きて、ご飯食べて、仕事して、正直それが幸せと感じる事はなかったが、ただ普通に元気に生活できることがどれだけ幸せなのか気付くことができた。
平凡でも毎日健康に過ごせることってありがたいあことなんだなぁー。
↑この事は夫と泣きながら話した気がする。
それと感じたのは家族の大切さかな!!
私達夫婦はよく喧嘩していたけど、そんな時間って勿体無いなと思った。今でも時々喧嘩はしてしまいますが、、、。
そして家に来て手伝ってくれた母のありがたさ。
本当に感謝しかない。
そして健康診断や人間ドックの大切さ!!
夫はもともと医療関係の仕事をしていたが、その職場での健康診断はバリウムなどもなく、ただの血液検査だけ。もちろん夫は胃カメラもしたことなかったし、全く胃が悪いとは思ってもなかった。
むしろ外食時にはご飯をおかわりしていたし、揚げ物や子供の食べ残しも食べていた。
今考えるとそれもよくなかったのかな。
私の職場では健康診断で20〜30代は希望でバリウムの検査があり、実は私も20代の頃にバリウムでひっかかり、その時に初めて胃カメラを受けたことがある。
その時、封筒の中に胃がん検査対象病院の一覧表が入っていて、癌なのかとすごく落ち込んだことがあった。
検査の結果、ピロリ菌で胃の壁がただれていると言われた。ピロリ菌を除菌してもらったが、ピロリ菌がいた人は胃がんになりやすいので、胃カメラは毎年受けた方がいいですよと言われていた。
翌年も胃カメラは受けたがその後は出産などでなかなか検査に行けてなかった。
あの時夫に「胃カメラ受けてみたら?」とは言ったけど、もっと強く言っておけばよかったなと後悔している。
あの時受けていたら結果も違ったのかなと考えたりもしてしまうし、、、。
私はどちらかというと、すぐに検査とか受けたがる方だが、夫はなかなか病院に行きたがらないタイプ。
とにかく症状がなくても、「自分は大丈夫!」「まだ30代だから」と過信する事なく、自分の健康のために定期検診に行く事は重要だと思った。