お久しぶりの更新です・・・
 
 
6月10日(日)
10時半から12時まで
子育てふれあい交流プラザにて

Nっ子ネットワーク カンガルーの親子のTさん、Kさんが小倉まで来てくださり、出張サロンでしたニコニコ
さんさんっ子スタッフ2組、初参加の方2組、そのほか看護師さんや看護学校の先生など、たくさんの方々が参加してくださいました。
 
子どもたちは看護学校の学生さんが別室で遊んでくれたおかげで、ゆっくり話すことができました。
自己紹介、家族紹介をして、その後は話題を変えながら、あっという間の一時間半でした。
 
まだNICUを退院して間がなかったり、再入院してしまったり、手術が必要になったり、NICUを退院してからも色々なことがあるよね、あったよねと話すなかで、今、メディアでもよく取り上げられている「医療的ケア児」の話題になったり、そこから利用できる制度などの話になったり‥
大人だけの話が終わり、子どもたちと合流したとき、元医療的ケア児であるうちの次男が学生さんたちと元気に遊んでいる姿をみて、初参加の方が、「元医療的ケア児だとは思えない、元気をもらえた」と話してくれて、とても嬉しかったです。
 
そして、途中でTさんがお話してくれた、小さく生まれた赤ちゃんや色々な理由で、なかなか普通の母子手帳を使いたくても使えない(極低出生体重児で生まれて、成長曲線のグラフに体重、身長が全くあてはまらない‥とか)ママや家族が利用できるようにと作ってもらったという冊子。

私は6年前にそれをどこかでもらったけど、どこでもらったか全く覚えておらずで、しかもNICU入院中はなかなか書く余裕すらありませんでしたが、やっぱりそういうのがあるほうがいいんじゃないかと、話していて思いました。

他県で作られたというものを見せてもらい、NICUを退院したあとのこと、利用できる制度のこと、療育のことなど、経験者や一部の人しか知らないようなことも書いてるといいよねとか、○○ちゃんの場合は~とか、先輩ママの場合は~とかも書いてると励みになるよねとか色んなことを話すことができました。

ネットで色々なことが調べられてしまう現在だけど、やっぱりいいことも悪いこともなんでも出てきてしまうし、住んでいる県や市区町村によって、少しずつ制度も違ったりするので、地域密着型のような形で、できていってほしいなぁ、あったらいいなぁと思いました。
 
初めて北九州での出張サロンに参加させてもらってから、もう6年もたつのかぁと思っていましたが、今回、初参加の方の話を聞いていたら、NICU入院中のことを思い出して、久しぶりに涙してしまいました
6年もたつのかぁと思っていたけれど、まだ6年かぁと思う気持ちもどこかにあったんだろうなぁと思いました。
 
今回は個人的には、私のMFICU入院中から、次男が生まれNICUに入院したときから、私たち家族のことをずっと知ってくれている師長さんが参加してくださっていて、とても嬉しかったです
さんさんっ子として、Nっ子ちゃんやママ、その家族のために、なにかできることはないだろうかと改めて考えさせられる場となりました。
 
さんさんっ子の名前の由来でもある「笑顔がさんさんと輝く場所になりたい」という思いを心に、活動を続けていきたいと思います。
by  はんな