あたしは、
ほんまに、
ファッションとか無頓着であった。
だけど、
せっかく女性であって、
男性でもあり、
だからこそ、
人生楽しまなきゃと思った。
ファッション雑誌をかたっぱしから読んだ。
あたしは、目を丸くした。
ぼーっとしている間に、
時代は、こんなに変化していた。
あたしが着ている洋服は、
いったいいつの時代のものだろうとね・・・
ドヴォルザーク 新世界は、
とても力強く、
エネルギッシュである。
ドヴォルザークは、
「森の静けさ」のように、
癒される曲もあるのに、
このエネルギッシュなのが、
定着している・・・
極力、寝る時間も、テレビをみる時間も、
今はほんとうにもったいなくて、
だから、テレビがつまらないときは、
執筆するか、
または、ベートーベン 皇帝を大音量にして、
筋トレする。
そのほうがよっぽど充実するのだ。
六本木を通ると、
あたしは、もっとがんばらなきゃって思う。
もっと、アートでもなんでも、
自分でつきとめて、10年、
世間に認められるまで、10年。
長くけわしい道である。
それをあなたは、やってのけた。
だから、今の幸せがあるんだね。
あなたを、ずっと尊敬します。
それは、男と女の愛ではなく、
人間として、
師匠として、である。
あたしは、ほんまに無知で、
メンデルスゾーンを、
作曲者ではなく、
曲の名前と思ってきいていた。
アホやわー。
バイオリンの音色とともに。
バイオリンの絵本を手にした。
シンプルなペンシル画で、
ほとんど線を重なりあい、
表現している。
文字は、絵本らしく少ない。