ひさしぶりに母と一緒に寝た。


親孝行しないとなって思ってて、


最近、感謝の気持ちを忘れていた。


これでは、いかん。


お布団をふたつ敷き、


それぞれ寝た。


朝、あたしのおでこになにかを感じた。


目をつぶりながら、このぬくもりは、母の手に違いない。


あたしが、風邪ぎみだったから、


母が心配して、


あたしのおでこに手をおき、熱をはかっているのだろう。


いくつになっても、子供は親にとって永遠に子供なのだ。


その愛おしい手にチューをしようと、


目をあけると、あたしは、びっくりして飛び起きた!!


なんと、あたしのおでこにのっていたのは、母の手ではなく、”足”だった。


ひえー!ばっちーー!


だけど、そんな親がなによりも愛おしいので、ある・・・