今日、実家から帰ってきて、川口駅付近をお買い物のために歩き回っていて、夕飯を食べ終わってから外に出るとキュポラ前で和太鼓の音が聞こえてきました。
珍しいなー、なんて思って広場でやっている演奏を上から見てちょっと聞いたら、これは下に行ってちゃんと聞きたいぞ!と思い、真っ正面から聞きました。
人だかりがあるので人の間から見ていたんですが、超感動!

何だ、このグルーヴ!

お祭りでやっている和太鼓を想像してはいけません。
これは激しいリズムの世界です。

全員が同じリズムを叩く時もあれば、違うリズムの時もあり、ソロもあったり。
ただ単に叩くだけではなく動きもつけたり。
ソロの時は他のみんなが声を出してソロの人が叩きながら飛んだり跳ねたりして右に左に移動し、時にはバチを片手でくるくる回してみせたり。
あまりにも強く叩き過ぎてバチが折れてしまいました。
直径2センチはあるんじゃないかと思われるあのバチが折れるって、どうなの!?
っていうか、そんな衝撃にも耐えられる和太鼓って、なんの皮使ってるのよ?
ティンパニなら壊れてるわよ、マジで。

和太鼓スゴすぎ。
格好良すぎです。
ピアスしたパッと見チャラい男が、一生懸命に激しく叩く姿は、あまりのギャップに唖然っていうか感動。
伝統芸能万歳。
今回メインで出演していたのは和太鼓龍虎流宗家龍虎太鼓
この人たち、こないだの太鼓祭ー日本一決定戦ーっていうイベントで組太鼓の部門準優勝ですって。
そりゃあ、すごいはずだよなー。
聞いてて分かるのは、生半可にやってないっていうのが溢れてました。
あんなん片手間に練習していてできるもんじゃないですよ。


聞きながら思いましたが、和太鼓のあのグルーヴは世界に通用しますね。
歌舞伎と同様に。
なんだかんだいって、日本の伝統芸能って世界に通用しますね。
こういうのを感じると、日本人で良かったなって思います。

あの感動はテレビとか文字だけじゃ伝えきれないと思います。
是非体感していただければ思います。