さ~て、またまた珍しい連投行きまっしゃろ~。
大阪秋の陣三日目は、前日に泊まった醒井のお宿から近い、「霊仙山(りょうぜんさん)」と言う山を食べに行きましたのよ。
せっかく滋賀まで足を伸ばしたし、伊吹山近くでハイクできそうな1000m位の山はないかな~と思いましてぇ、私の琴線に触れたのがこの山だったのん。
だって、山名に「霊」と「仙」が付くんですお?
どんな山なのか興味が湧いちゃったのさ。
んで、調べたら、なるほど・・・
そういうことでしたか、ふむふむ。
wikiを端折って書くと、日本で唯一の三蔵法師であった霊仙という僧が修行をした山なのだそう。
はい!
浅井三姉妹、前日の伊吹山に続き、霊仙山でもしっかり修行致しますことをココに誓います!

ちょいとそこのお方~!コレ↑をクリック、拡大して見てやってくださいよー。
霊仙山の登山ルートが記載された、米原市のサイトにある地図。
何でこんなに暗い雰囲気を醸し出してるんやろ・・・
最初は、黄色い丸が付いた「谷山谷登山道」から登ることを考えていたの。
沢を渡る、滝がある・・・で楽しそうなルートだったからさ~。
宿のおじちゃんに聞いたら、谷山谷はあちこち崩れてて登りにくいから、(赤丸の)榑ヶ畑登山口から登るのが良いかもと言っていたので、急きょルート変更で挑んだあるよ。
【メンバー】
前日と同じ。
浅井三姉妹。
【歩行距離】
8km
【ルート:榑ヶ畑登山口 ⇔ 山頂ピストン】
榑ヶ畑登山口9:00 ~ 山小屋かなや ~ 二合目 ~ 三合目 ~ 四合目 ~ 10:00五合目・見晴台10:15 ~ 六合目 ~ 七合目・お猿岩 ~ 八合目・お虎が池 ~ 経塚山(北霊仙) ~ 11:45山頂(南霊仙)11:55 ~ 12:05三角点峰(中霊仙) ~ 13:00五合目・見晴台13:15 ~ 14:00榑ヶ畑登山口
11月5日(土)
6:30
起床!
正しくは、茶々のぶりんに起こされる!
起きてビックリんぐ。
茶々のぶりんと江すぬこは、今日のロケに備えて顔を作ってるではないか!

コラっ!すぬこ!
ウフッ♪じゃねーよーぉ!
つけまは分かるが、顔全体にチーク塗りたくってどーする?!
もとい、チークどこに塗ってんねん?
同化して分からん。
初たえちゃん、今からお顔を作って化けたんでは到底間に合わないので、すっぴんで臨むしかない。
っつーか、メイク道具持って来てないから作りようがないんだけどぉ。
この時点で終わっとる・・・
とりあえず、目力だけは・・・と、効力ゼロのディファイン装着。
空は薄日が差してるぞ!
曇り⇒雨の予報よ、どうか外れてくれたまえぇー。

9:00
宿のおじちゃん、おばちゃんとお別れをし、舗装されたくねくね林道を暫く進んだどん詰まりに、登山口現る。
既に7~8台の車が駐車。
10台位の車が止められるスペースがあります。
ココから山頂までは4km。
2時間から(遅くても)2時間半で登れるかなぁ・・・
11:00山頂着、14:00帰着を目標に、私達も3頭のロバを繋いで出発~。
雨よ、降らないでおくれ!

また発見。
だーかーらー、私達はピンクの熊を連れて歩いてますって。
もし出没した熊がイケオスだったらすぬこが抱き付くかもしれないので、イケオス熊が近寄らないよう、熊鈴を付ける。チリンチリン~。
熊鈴を付ける目的が、他の方とは違う私達(苦笑)

こんなレンタル杖があったよ(笑)

レンタル杖場を過ぎると、高木に囲まれて鬱蒼とした廃村跡地を歩く。
コケがたくさん生えていて、所々水がチョロチョロ流れてるので足場がちょっと悪かったかな。
廃村になったのは50年位前らしい。
なので、建屋などは既になく、石垣や水場の跡が残ってるだけ。
しかしまぁ、今は舗装された道路が登山口まで通ってるものの、昔はこんな山奥までどうやって行き来してたんやろ?
こんな林の中でどんな生活をしていたんやろ?
そんな思いが過る道。
が、写真がぜーんぶピンボケで使えん・・・
廃村跡地を700m程進むと、土日だけ営業している「かなや」という山小屋が見えてきたにょ。
この日は営業しておらず。
小屋の向かい側には有料テン場があったよ~。

小屋の脇には、沢水で冷やされた無人飲料売店。
茶々~、ビールもあったねぇ(笑)
いつものようにスピーカー大音量で山道を登り始める浅井三姉妹。

小屋からほんのちょっと先が、二合目汗拭峠。
なんで、江すぬこと私が汗っかきなの知ってんねん。
この日は雲っていたので比較的涼しかったのに、歩くとやはり暑い・・・
二合目まではすぐでも、既に汗だくな江すぬこと初たえ。
峠名の通り、汗拭いたったわ。


口を動かしても良いが、足も動かせー!

ピンボケ。
石がゴロッとしてる道を、登れ登れ~登るのだー、進むのだー。
ロープな箇所もあったじー。
ロープと言っても、足場がちょっと悪いくらいで、急ではないので大丈夫。
そろそろ景色が見たいあるねぇ。

という願いが通じたのか、五合目は見晴台♪

10:00
五合目着。
見晴し・・・見晴し?
うーん・・・見晴せない。
ココでちょいと休憩。
通信係茶々のぶりんが、途中経過をツイ。
すると・・・
ヒュ~ヒュ~。
遠くから口笛のような声が聴こえてきた・・・
何の声?
茶々のぶりんが、鹿の鳴き声ではないかと申す。
そ、そうかもー!
ホントに鹿だとしたら、良い声で鳴くんやなぁ。

天気は良くならないだろうから、先を急ごう~と腰を上げたら、どこかで見たことのあるような・・・
ぎゃっ!初たえちゃんのキライな急登やぁー。
うーん・・・この勾配加減はレベル奥多摩か・・・

いつものように怒っても仕方ないので登らにゃ・・・はぁ・・・

まぁでも、さほど距離がなかった急登なので良しとしよう。
六合目。


景色が見えてきたのは良いが良いが~、ガスってるー。
だんだんガスってきたー。
コレ、晴れてたらもっとキレイなんやろな・・・残念だよ・・・
登山者が少なく、とても静か。

山道の様子が一変。
カレンフェルトな姿に。
カルスト地形の山になんてなかなか登れないから、貴重な経験かもね。

七合目。

は、お猿岩やって。
どれが猿なのかよー分かりまへーん。
見事なカレンフェルト。

八合目。

は、お虎が池と霊仙神社。
ガスってるのもあってか、物々しい雰囲気満載(苦笑)
ちゃんとお参りはしましたお~。

はるか昔、山頂に霊仙寺が建立され、そこで研いだ米の水が溜まってできたのがこの池という伝説があるそうで。
そしてこの池、琵琶湖の原形をしているとか。
池っつーより、沼っぽかったなぁ。

それより!
お虎が池の先にあった、名もなき沼?池?の方が怖かったぞぉ~ぉ。
湯けむりじゃないぞ、立ち込めた霧、fog。
ココに、由美かおるがお色気ムードで浸かってたらおったまげるわ。
謎の沼?池が、帰路で確認できなかったのがまたコワイ・・・

やっと峰に出たー!
経塚山は、「北霊仙山」とも呼ばれているところ。
あとは峰を歩いて行くのみ!

峰と言っても、このガスっぷりと白いカレンフェルトを見てどう思われます?(苦笑)
転がった骸骨の合間を歩いてる感じよ・・・
石の上は滑りやすいし、石と石の間は狭いので何気に歩きにくかったなぁ・・・

11:45
南霊仙山着ー!!
霊仙山は3つの峰から成っていて、ココが最高峰の1098m地点。
コレ、霧の中にあるからか十字架に見えません?
周りは骸骨みたいなんがゴロゴロしてて、墓場のやう・・・
アーメン。
そして初たえちゃんの超濃霧女パワー大炸裂!!!
視界なんてないですー。
風も吹いてました~。
凄いでしょ。
見事でしょ。
まつ毛の先には、霧の細かい水滴が付いててセクシーだったよ!
山頂で昼ご飯を食べようと思ったけど、いつ雨が降り出すか分からない状況だったので、中霊仙だけ行って下山することに・・・
すると江すぬこが突然・・・

あたし、汗たくさんかいちゃったし、寒くなってきたから着替えたい。
はぁ?どこで?
山頂には何もありませんけど?
いい、ココで着替える!
霧で周りが見えないし、人なんてほとんど来ないから大丈夫っしょ~。

と、十字架のすぐ横で、おもむろに服を脱ぎ出した!!!
マジかよー!
たえちゃんのブログを見てくださっている方は既知だと思いますが、すぬこは夏の富士山でも八合目でセミヌードになっています。(その時の記事はコチラ。)
二度目だし、今度こそ写真に収めるつもりでいたが、デリカシーがなさすぎるかなぁと思い断念。
ま、こんなんを想像してくださいまし。

ウフ♪
じゃねーよー、笑顔は要らんから、はよ服を着ろー!
ってか、ビキニ着てるあたり、最初から狙ってたな!
濃霧の十字架の横でセミヌードになどなって、霊仙山の山神様のお怒りに触れませぬように、無事に下山できますように・・・アーメン。


12:05
すぬこの着替えが、他の登山者から猥褻行為と見なされずに済んで一安心・・・
そして、1084mの中霊仙着。
ココにニ等三角点があるにょ。

雨がパラついてきたし、急いで下るぞー。
まだパラパラ程度の雨だったので、五合目の見晴台で30分休憩をしながら昼ご飯を食べ、下る下るー。
気圧がどんどん下がって来てるし、本降りになるのも秒読みか・・・

周りの山々は紅葉してたけど、霊仙山の木々で色付いてたのはごく一部。
四合目の木々が生い茂っていたこの辺りの道は、目印があちこちにあるのがかえって分かりにくく、茶々のぶりんの野生の勘に頼る。
のぶりん、さすがだ。
そしてとうとう本降りに。
木がたくさんあったおかげでさほど濡れずに済んだのは良かったが、下山時にすれ違ったご夫婦は大丈夫だったかな・・・

山小屋かなやの手前で、すぬこが奇声を上げる。
クマも奇声あげるんだな。
何かと思ったら、カエルだ!
11月なのに冬眠しなくてえぇんか???
さすがに動きは鈍かった。
ちゃんと冬眠して、来春の啓蟄には土から出てくるんだぞ~。

14:00
榑ヶ畑登山口着っ!
ずっと木に覆われた所を歩いていたおかげで、登山口までほとんど雨に濡れずに済んだー!
ふー。
何だかんだで予定時間に下って来られたことに感謝。
最短ルートにして正解だったね。
このルート、距離は短めながら、林道、ちょっとガレ場、プチプチ岩場、レベル奥多摩急登、カレンフェルト、峰歩き・・・と、色んな山道が楽しめて面白かったっすー。
霊仙山の山神様、今日はご無礼があったにも関わらず、無事に下山させてくださり、ありがとうございました。
十字架、骸骨等と言って申し訳ありません・・・
霊仙山は他にもたくさんルートがあって、春の西南尾根登山道は花がとてもキレイなのだそう。
今回行こうとしていた上丹生登山口で沢渡りや滝も見てみたいし、晴れた日に景色を楽しみたい!
鹿の鳴き声も聴きたい!
他の山にはない、独特の雰囲気があるやね。
またいつか、帰って来るわ。

滋賀から下道をエッコラエッコラ、のーんびりと大阪に戻り、仕事帰りのぶぅたんと合流し、秋陣最後の大阪の夜をお好み焼きで楽しむ。
ねぎ焼きもビールも美味やったなぁー。
霊仙山修行で得たこと・・・というより、判明した、再認識したことは、
・江すぬこはいつでもどこでもシラフでも脱ぐ、脱ぎ癖がある
・茶々のぶりんの野生の勘は鋭い
・初たえちゃんの超濃霧女は炸裂すると半端ない・・・かな。
浅井三姉妹の伊吹山、霊仙山修行、これにて終了ー。
私達、今回の修行で少しは成長したかな・・・いや、もっとバカになっただけかも(笑)
翌日は秋陣最終日・・・
さー、どこに出没するのか?!
大阪秋の陣三日目は、前日に泊まった醒井のお宿から近い、「霊仙山(りょうぜんさん)」と言う山を食べに行きましたのよ。
せっかく滋賀まで足を伸ばしたし、伊吹山近くでハイクできそうな1000m位の山はないかな~と思いましてぇ、私の琴線に触れたのがこの山だったのん。
だって、山名に「霊」と「仙」が付くんですお?
どんな山なのか興味が湧いちゃったのさ。
んで、調べたら、なるほど・・・
そういうことでしたか、ふむふむ。
wikiを端折って書くと、日本で唯一の三蔵法師であった霊仙という僧が修行をした山なのだそう。
はい!
浅井三姉妹、前日の伊吹山に続き、霊仙山でもしっかり修行致しますことをココに誓います!

ちょいとそこのお方~!コレ↑をクリック、拡大して見てやってくださいよー。
霊仙山の登山ルートが記載された、米原市のサイトにある地図。
何でこんなに暗い雰囲気を醸し出してるんやろ・・・
最初は、黄色い丸が付いた「谷山谷登山道」から登ることを考えていたの。
沢を渡る、滝がある・・・で楽しそうなルートだったからさ~。
宿のおじちゃんに聞いたら、谷山谷はあちこち崩れてて登りにくいから、(赤丸の)榑ヶ畑登山口から登るのが良いかもと言っていたので、急きょルート変更で挑んだあるよ。
【メンバー】
前日と同じ。
浅井三姉妹。
【歩行距離】
8km
【ルート:榑ヶ畑登山口 ⇔ 山頂ピストン】
榑ヶ畑登山口9:00 ~ 山小屋かなや ~ 二合目 ~ 三合目 ~ 四合目 ~ 10:00五合目・見晴台10:15 ~ 六合目 ~ 七合目・お猿岩 ~ 八合目・お虎が池 ~ 経塚山(北霊仙) ~ 11:45山頂(南霊仙)11:55 ~ 12:05三角点峰(中霊仙) ~ 13:00五合目・見晴台13:15 ~ 14:00榑ヶ畑登山口
11月5日(土)
6:30
起床!
正しくは、茶々のぶりんに起こされる!
起きてビックリんぐ。
茶々のぶりんと江すぬこは、今日のロケに備えて顔を作ってるではないか!

コラっ!すぬこ!
ウフッ♪じゃねーよーぉ!
つけまは分かるが、顔全体にチーク塗りたくってどーする?!
もとい、チークどこに塗ってんねん?
同化して分からん。
初たえちゃん、今からお顔を作って化けたんでは到底間に合わないので、すっぴんで臨むしかない。
っつーか、メイク道具持って来てないから作りようがないんだけどぉ。
この時点で終わっとる・・・
とりあえず、目力だけは・・・と、効力ゼロのディファイン装着。
空は薄日が差してるぞ!
曇り⇒雨の予報よ、どうか外れてくれたまえぇー。

9:00
宿のおじちゃん、おばちゃんとお別れをし、舗装されたくねくね林道を暫く進んだどん詰まりに、登山口現る。
既に7~8台の車が駐車。
10台位の車が止められるスペースがあります。
ココから山頂までは4km。
2時間から(遅くても)2時間半で登れるかなぁ・・・
11:00山頂着、14:00帰着を目標に、私達も3頭のロバを繋いで出発~。
雨よ、降らないでおくれ!

また発見。
だーかーらー、私達はピンクの熊を連れて歩いてますって。
もし出没した熊がイケオスだったらすぬこが抱き付くかもしれないので、イケオス熊が近寄らないよう、熊鈴を付ける。チリンチリン~。
熊鈴を付ける目的が、他の方とは違う私達(苦笑)

こんなレンタル杖があったよ(笑)

レンタル杖場を過ぎると、高木に囲まれて鬱蒼とした廃村跡地を歩く。
コケがたくさん生えていて、所々水がチョロチョロ流れてるので足場がちょっと悪かったかな。
廃村になったのは50年位前らしい。
なので、建屋などは既になく、石垣や水場の跡が残ってるだけ。
しかしまぁ、今は舗装された道路が登山口まで通ってるものの、昔はこんな山奥までどうやって行き来してたんやろ?
こんな林の中でどんな生活をしていたんやろ?
そんな思いが過る道。
が、写真がぜーんぶピンボケで使えん・・・
廃村跡地を700m程進むと、土日だけ営業している「かなや」という山小屋が見えてきたにょ。
この日は営業しておらず。
小屋の向かい側には有料テン場があったよ~。

小屋の脇には、沢水で冷やされた無人飲料売店。
茶々~、ビールもあったねぇ(笑)
いつものようにスピーカー大音量で山道を登り始める浅井三姉妹。

小屋からほんのちょっと先が、二合目汗拭峠。
なんで、江すぬこと私が汗っかきなの知ってんねん。
この日は雲っていたので比較的涼しかったのに、歩くとやはり暑い・・・
二合目まではすぐでも、既に汗だくな江すぬこと初たえ。
峠名の通り、汗拭いたったわ。


口を動かしても良いが、足も動かせー!

ピンボケ。
石がゴロッとしてる道を、登れ登れ~登るのだー、進むのだー。
ロープな箇所もあったじー。
ロープと言っても、足場がちょっと悪いくらいで、急ではないので大丈夫。
そろそろ景色が見たいあるねぇ。

という願いが通じたのか、五合目は見晴台♪

10:00
五合目着。
見晴し・・・見晴し?
うーん・・・見晴せない。
ココでちょいと休憩。
通信係茶々のぶりんが、途中経過をツイ。
すると・・・
ヒュ~ヒュ~。
遠くから口笛のような声が聴こえてきた・・・
何の声?
茶々のぶりんが、鹿の鳴き声ではないかと申す。
そ、そうかもー!
ホントに鹿だとしたら、良い声で鳴くんやなぁ。

天気は良くならないだろうから、先を急ごう~と腰を上げたら、どこかで見たことのあるような・・・
ぎゃっ!初たえちゃんのキライな急登やぁー。
うーん・・・この勾配加減はレベル奥多摩か・・・

いつものように怒っても仕方ないので登らにゃ・・・はぁ・・・

まぁでも、さほど距離がなかった急登なので良しとしよう。
六合目。


景色が見えてきたのは良いが良いが~、ガスってるー。
だんだんガスってきたー。
コレ、晴れてたらもっとキレイなんやろな・・・残念だよ・・・
登山者が少なく、とても静か。

山道の様子が一変。
カレンフェルトな姿に。
カルスト地形の山になんてなかなか登れないから、貴重な経験かもね。

七合目。

は、お猿岩やって。
どれが猿なのかよー分かりまへーん。
見事なカレンフェルト。

八合目。

は、お虎が池と霊仙神社。
ガスってるのもあってか、物々しい雰囲気満載(苦笑)
ちゃんとお参りはしましたお~。

はるか昔、山頂に霊仙寺が建立され、そこで研いだ米の水が溜まってできたのがこの池という伝説があるそうで。
そしてこの池、琵琶湖の原形をしているとか。
池っつーより、沼っぽかったなぁ。

それより!
お虎が池の先にあった、名もなき沼?池?の方が怖かったぞぉ~ぉ。
湯けむりじゃないぞ、立ち込めた霧、fog。
ココに、由美かおるがお色気ムードで浸かってたらおったまげるわ。
謎の沼?池が、帰路で確認できなかったのがまたコワイ・・・

やっと峰に出たー!
経塚山は、「北霊仙山」とも呼ばれているところ。
あとは峰を歩いて行くのみ!

峰と言っても、このガスっぷりと白いカレンフェルトを見てどう思われます?(苦笑)
転がった骸骨の合間を歩いてる感じよ・・・
石の上は滑りやすいし、石と石の間は狭いので何気に歩きにくかったなぁ・・・

11:45
南霊仙山着ー!!
霊仙山は3つの峰から成っていて、ココが最高峰の1098m地点。
コレ、霧の中にあるからか十字架に見えません?
周りは骸骨みたいなんがゴロゴロしてて、墓場のやう・・・
アーメン。
そして初たえちゃんの超濃霧女パワー大炸裂!!!
視界なんてないですー。
風も吹いてました~。
凄いでしょ。
見事でしょ。
まつ毛の先には、霧の細かい水滴が付いててセクシーだったよ!
山頂で昼ご飯を食べようと思ったけど、いつ雨が降り出すか分からない状況だったので、中霊仙だけ行って下山することに・・・
すると江すぬこが突然・・・

あたし、汗たくさんかいちゃったし、寒くなってきたから着替えたい。
はぁ?どこで?
山頂には何もありませんけど?
いい、ココで着替える!
霧で周りが見えないし、人なんてほとんど来ないから大丈夫っしょ~。

と、十字架のすぐ横で、おもむろに服を脱ぎ出した!!!
マジかよー!
たえちゃんのブログを見てくださっている方は既知だと思いますが、すぬこは夏の富士山でも八合目でセミヌードになっています。(その時の記事はコチラ。)
二度目だし、今度こそ写真に収めるつもりでいたが、デリカシーがなさすぎるかなぁと思い断念。
ま、こんなんを想像してくださいまし。

ウフ♪
じゃねーよー、笑顔は要らんから、はよ服を着ろー!
ってか、ビキニ着てるあたり、最初から狙ってたな!
濃霧の十字架の横でセミヌードになどなって、霊仙山の山神様のお怒りに触れませぬように、無事に下山できますように・・・アーメン。


12:05
すぬこの着替えが、他の登山者から猥褻行為と見なされずに済んで一安心・・・
そして、1084mの中霊仙着。
ココにニ等三角点があるにょ。

雨がパラついてきたし、急いで下るぞー。
まだパラパラ程度の雨だったので、五合目の見晴台で30分休憩をしながら昼ご飯を食べ、下る下るー。
気圧がどんどん下がって来てるし、本降りになるのも秒読みか・・・

周りの山々は紅葉してたけど、霊仙山の木々で色付いてたのはごく一部。
四合目の木々が生い茂っていたこの辺りの道は、目印があちこちにあるのがかえって分かりにくく、茶々のぶりんの野生の勘に頼る。
のぶりん、さすがだ。
そしてとうとう本降りに。
木がたくさんあったおかげでさほど濡れずに済んだのは良かったが、下山時にすれ違ったご夫婦は大丈夫だったかな・・・

山小屋かなやの手前で、すぬこが奇声を上げる。
クマも奇声あげるんだな。
何かと思ったら、カエルだ!
11月なのに冬眠しなくてえぇんか???
さすがに動きは鈍かった。
ちゃんと冬眠して、来春の啓蟄には土から出てくるんだぞ~。

14:00
榑ヶ畑登山口着っ!
ずっと木に覆われた所を歩いていたおかげで、登山口までほとんど雨に濡れずに済んだー!
ふー。
何だかんだで予定時間に下って来られたことに感謝。
最短ルートにして正解だったね。
このルート、距離は短めながら、林道、ちょっとガレ場、プチプチ岩場、レベル奥多摩急登、カレンフェルト、峰歩き・・・と、色んな山道が楽しめて面白かったっすー。
霊仙山の山神様、今日はご無礼があったにも関わらず、無事に下山させてくださり、ありがとうございました。
十字架、骸骨等と言って申し訳ありません・・・
霊仙山は他にもたくさんルートがあって、春の西南尾根登山道は花がとてもキレイなのだそう。
今回行こうとしていた上丹生登山口で沢渡りや滝も見てみたいし、晴れた日に景色を楽しみたい!
鹿の鳴き声も聴きたい!
他の山にはない、独特の雰囲気があるやね。
またいつか、帰って来るわ。

滋賀から下道をエッコラエッコラ、のーんびりと大阪に戻り、仕事帰りのぶぅたんと合流し、秋陣最後の大阪の夜をお好み焼きで楽しむ。
ねぎ焼きもビールも美味やったなぁー。
霊仙山修行で得たこと・・・というより、判明した、再認識したことは、
・江すぬこはいつでもどこでもシラフでも脱ぐ、脱ぎ癖がある
・茶々のぶりんの野生の勘は鋭い
・初たえちゃんの超濃霧女は炸裂すると半端ない・・・かな。
浅井三姉妹の伊吹山、霊仙山修行、これにて終了ー。
私達、今回の修行で少しは成長したかな・・・いや、もっとバカになっただけかも(笑)
翌日は秋陣最終日・・・
さー、どこに出没するのか?!