天気予報では、明日は晴れると言っていたのに、夜、雨が降り出した。
深夜にはザーザーと本降り。
えー、マジィ?
朝には晴れるかな、行けるかなぁ・・・
と思いながら目覚めた10月10日(月)の早朝。
雨は止んだようだー。
4:00
起床!
相変わらず寝起きは悪いし、起きてもすぐには動けない。
顔を洗って日焼け止めだけ塗り、髪は帽子を被るから良いや~と寝癖ボーボーのまま。
でも目力だけは!と、無駄なあがきと分かっているのにディファインを入れる。
(ダテではないよ~。)
その辺にある物を適当に食べる。
4:30
出発~!
4:50
始発電車乗車~。
いざ目的地へ・・・
たえちゃんが山に行く朝の行動パターンね。
海山に行く時はすっぴん、寝癖ボーボーで色気ゼロでも、普段はマスカラ大盛り、バッチリフルメイクだよ!
過去の写真を見てお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、諸事情により、爪だけは常に色を施しています。
ネイリスト、美容部員じゃぁありません。
かと言ってネイルサロンに行く余裕などある訳ないので、セルフ塗りでございます。
二日前に奥多摩の鷹ノ巣山に行ったばかりだけど、好天の三連休を逃してはならぬ!と、軽い筋肉痛?筋肉疲労?もそこそこに、10日(月)は小田急線のフリーパスを利用して丹沢山をハイクして来ましたよん。
【丹沢山選択理由】
2週間前に行った塔ノ岳の下りで通ったバカ尾根を登ってみたかったから。
もう一つの目的は記事内にて・・・
【ルート:大倉馬鹿尾根⇔塔ノ岳⇔丹沢山ピストン】
6:58小田急渋沢駅(バス)7:02 ~ 7:15大倉バス停(秦野ビジターセンター)7:30 ~ 9:15堀山の家9:25 ~ 10:55塔ノ岳 ~ 11:55丹沢山12:55 ~ 13:45塔ノ岳13:55 ~ 14:10金冷シノ頭 ~ 14:20花立 ~ 14:40天神平 ~ 14:50小草平 ~ 15:45観音茶屋16:10 ~ 16:25大倉
【歩行距離】
19km
【メンバー】
たえちゃん
私以外にも単独の山爺、山婆(山マダム?)多し。
その中で(多分)私が一番若かったので、この日だけは堂々と山ガールさ!
余談。
丹沢山塊の山名を調べるのに、「丹沢山地」をしょっちゅうwikiってるたえちゃん。
だってさー、全くもって読み方の分からん山名が多いのよ。
例えばね、
・「檜洞丸」は『ひのきぼらまる』
→「ひのきどうまる」でえぇやん。
・「菰釣山」は『こもつるしやま』
→「こもちょうやま」じゃダメなん?
・「畦ヶ丸」は『あぜがまる』
→「畦」を「蛙」と勘違いしていたので、「かえるがまる」だと思っていた。
何回見ても覚えられないから意味ないんだけどね(苦笑)
でね、wikiの地理文に、
「東京都心部から行きやすく、登山者が多いことなどから、○○者が多い。」って書いてあるのよ。
○○には何が入ると思います?
「遭難」って書いてあるんよ。
「遭難者が多い。」って。
今更ながらちょいとビビる・・・
私ごときが歩けるのは整備されたルートだけど、確かに山深いし、地図を見ると複雑な地形なので気を付けないとね。
登山者カードはいつも投函してるわよ。
そんでもって~。
7:00
小田急渋沢駅着~。
バス停にある登山ポストに登山者カードを投函して、バスに乗り込む。
ありり?
車内ガラガラ・・・
三連休最終日だから?天気がハッキリしないから?
塔ノ岳の時の秦野駅前バス待ち大行列とは大違いだなぁ。

雨は止めど、鉄塔までガスってる渋沢駅前。

7:15
大倉着。
うーん・・・まだガスってるよ(涙)
ハイカーもまばら。
ここは予報を信じるしかないよなぁ・・・
今日は一人だし、天気が回復しなかったら引き返そう。
7:30
と思いながら、準備をして大倉出発~。
前夜が雨だったので、悪路を想定してゲイター装着ね。

そう、丹沢って国定公園なのよ。

大倉バス停から600mの登山口。
いよいよ山に入るよ~。
塔ノ岳まで7km、標高差1200mのバカ尾根を、今度は登るんだじょー!
その先の丹沢山までは9.5km。
コースタイムは4時間半、ラジャ!
ガスが晴れてきたし、行けるぞー。

登り出してほどなくすると、鹿出現!
ひょひょひょ~!
逃げるでもなく、近寄るでもなく、ジーッっとカメラ目線を送ってくれてたのにピンボケ。
何やってるんだー、たえ!
台無しショット(涙)
テンションだけは上がったけどねぇ・・・クソッ。

1kmほどで最初の山小屋、観音茶屋があります。
バカ尾根にはたくさんの山小屋があるよ~。
って、またピンボケ。
センスなさすぎ・・・

観音茶屋から数百メートル歩くと、今度はログハウスの見晴茶屋。

でもこの天気なので、見晴とて見晴らしは良くない。
この先の分岐を左に進むと、テン場があるよー。

木道もあって、登りやすいよ~。
どこがバカなの?(苦笑)
前夜の降雨による影響はそれほどナシ。

ほ~ら、おりこうさんな平坦道。
こんな道もちょいちょいあるさ。
なのに~、またガスぅ~。
遠くでは雷が鳴ってるぞ、おい!
鳥取大山の山神様から頂いた称号、「超濃霧女」と「雷雨女」パワー炸裂3秒前?!
今日だけはご勘弁くださいましぃ!と祈りながら進むと

今度は駒止茶屋。
この日は、各山小屋に着いたらザックを背負ったまま2~3分立ち止まり、水を飲んで小休憩を取りながら登ったよ~ん。

どーでも良いけど、20cm程の巨大ミミズ。

9:15
堀山の家着!
ココで塔ノ岳までの距離の半分くらい。
標高は950m程??
天気が良くなってきたし、一旦ザックを降ろして10分休憩~。

山に行く日は朝が早いから、この時間でもお腹が空いちゃうんよね。
アミノバイタルとバナナをモグモグ。

この分岐を過ぎた辺りから、だんだんおバカモード・・・

舗装された階段でも、結構急だぉ~!

ガレてるし、これまた急だおぉぉ~!
この前、こんなところ下ったっけか?
何か下りのことがウロ覚え・・・
でもね・・・

さっきの濃霧が嘘のような、抜けるような青空や

りんどうや

塔ノ岳でも見た巨大アザミ(巨大なのは”タンザワアザミ”と言うのよと山マダムが教えてくれました。)に癒されたり、途中で会ったオサレな山服の年配ご夫婦との、
奥さん:「ちょっとー!そこの山ガールのお姉さん!ココ登ったことある?」
私:「先々週、下りましたが、登るのは初めてです。」
奥さん:「おばさん、7月に北岳に登ったけど、こんなにキツくなかったわよ!何なのココ?!ホントにバカ尾根じゃないのよっ!(怒)お父さん、そこのりんどうの写真撮ってちょうだい!」
私:「でも奥多摩の方がキツかったですよ。」(←おばさんの怒りで掻き消された私のログ。)
旦那さん:「えー、オレ、ケータイカメラの使い方分からないから撮れないよ・・・」
奥さん:「もう良いわよっ!使えないわね!何の為に私の後ろ歩いてるのよ!」
といった会話に笑わせてもらいましたわ。
山ガールと呼ばれてニヤニヤ。

バカ尾根最後の山小屋、花立山荘。
ココで標高1300mくらい。
一息ついて・・・っと。

ほれ!
塔ノ岳山頂が見えてきたー!
せっかくバカ尾根に登ってるんやから・・・

ぶぅたんの好きなチャン・グンソク。
ぶぅたん、私、誕生日が一緒やったわ(笑)イヒヒ。

私はどうも広末涼子と判別できないのだが、

板野友美の方が似ていると言われ、果たしてどちらに似ているのか・・・と、ホントにどうでもいい、バカなことを考えながら登ってみた。

10:55
2週間ぶりの塔ノ岳さん、こんにちは♪
よし、ココまで(休憩時間抜きで)3時間で登れた!

晴れてても眺望はイマイチ・・・

塔ノ岳山頂にはそこそこ人がいます。

塔ノ岳山頂の山小屋、尊仏山荘。
一瞬、私の中の小悪魔が、「ココまで3時間で登れたんやし、丹沢山まで行かなくてもえぇやん。」と囁く・・・

が、それはあかんやろ~!
今日、私が目指すのは丹沢山(右側の山ね。左は蛭ヶ岳。)やー!と、塔ノ岳で寛がれている方達を横目に、2.5km先の丹沢山に向かう。

丹沢山までの道のりは、山道というより遊歩道。
整備されているし、バカ尾根ほどの急登はないので、とても歩きやすくて快適~。

前夜の雨による水溜まりだって何のその。

何てステキな遊歩道♪
鼻歌歌っちゃうよ~。

ヤマレコで見た謎の網もあったよ。
コレ、何なんだろ?

ユーシン方面の眺め。
この辺の沢も行ってみたいよな・・・

11:55
っとしてるうちに、塔ノ岳からのコースタイム、1時間ちょうどで丹沢山着いたにょろ!
日本百名山丹沢山、1567m頂戴致しました!
ヒョ~!
ボロ看板直してほすぃ・・・
因みに、百名山にこだわりはないです。

今日の一番の目的はコレ!
いつものハイクグッズに2L=2kgの水を加重して

山頂にある、みやま山荘に水道水歩荷。
アンジェリーナ・ジョリ―なボデーになる為のトレーニングになるし、途中でヘタレたら、山小屋がたくさんあるからそこに寄付すれば良いしね。
塔ノ岳の時の記事にも書いたように、みやま山荘は水がなくなると雨水を使ってると聞いたので、たった2Lでもお役に立てたら・・・と思った訳。
山荘のおっちゃんも喜んでくれて良かったな。
みやま山荘の中は、ログハウスチックでとてもキレイ。
使用料¥50のバイオトイレは他の山小屋よりキレイよー。
一度、泊まってみたいなぁ。
実際、プラス2kgの重さをさほど感じることなく塔ノ岳まではコースタイムより30分早く登れたので、これから丹沢の山に登る時は水歩荷決定。
次は3Lでいってみよっか。
いかり肩が益々いかりそうだが・・・

丹沢山頂は眺望がほとんどない・・・
だからか、広々としていても、この時いたハイカーは12,13名ほど。
塔ノ岳とは比にならない少なさ。
不人気百名山なのかな・・・
昼ご飯を食べながら、ハイクグッズをパチリ。

コンパス。
山先生ぐり~んさんがおススメされていた、シルバ№3ね。
パイレーツ・オブ・カリビアンみたいに、宝か大金のある方角を指してくれるコンパスがあったら良いのになぁ・・・

DINEXのマグと一緒にぶぅたんがくれたCHUMSの小銭入れ。
山に行く時は、特に役立つよ~。
ぶぅたん、重ね重ねありがとね。

トレッキングシューズはメレル。
OSHMAN'S別注カラーの「モアブミッドGTX」っすー。
(ソールの)マルチカラーに弱いたえちゃんっすー。
この夏、年季が入りすぎたボロトレッキングシューズからやっと卒業~。

12:55
さ、そろそろ下山なり~。
下山して間もなくすれ違ったおじさん。
後ろに小さなチワワが歩いてて、一生懸命おじさんに付いて行ってる姿が何とも可愛かった・・・
チワワってそんなに歩けるんかな??

所々色付き始めていた木々。
グリーンとのコントラストが良いな~。
13:45
塔ノ岳着。
少なくとも3kgは減ってるはずのザックは、それほど軽く感じなかったような・・・
アホなので感覚が麻痺してる模様。
10分休憩して・・・
13:55
塔ノ岳出発ー!
さー、ココからたえちゃんの本領発揮!
何故って?
たえちゃん、登るのは遅いけど、下るのはマジ速いよ。
膝?笑いません。
足?ガクガクしませーん。
登りでは気にならなかった雨の影響は、下りのガレ場や階段でツルっとした箇所がいくつかあったけど、コケることなく今日もスタスタ~。
もうね、気分は(自称)下山家♪

登りの見晴茶屋で見えなかった、秦野市内の街並みが見えてきた~。

ちょいちょい小休憩を挟みながら、順調に下る下る、下山家たえちゃん。
日が差し込んで、鳥の鳴き声だけが聞こえる静かな林道を歩くのは、とても気分が良い~。
そう、たえちゃんは一人でいるのも好きなのよ。

15:45~16:10
一番下にある観音茶屋で、コーヒーをすすりながら休憩。
このコーヒーが何と旨いことか・・・
茶屋のおばさんは、下山してくる人達一人一人に「おかえりなさい」と声を掛けてくれます。
こういうさり気ない気配りって嬉しいよね。
16:25
大倉着ー。
ふぅ~。
今日は丹沢の山神様のご機嫌が一瞬悪くなりそうやったけど、雨が降らなくて良かった・・・
水歩荷丹沢山、大変おいしゅうございました!
バカ尾根の登りは、奥多摩よりキツくないっす。
次に丹沢山に登る時は、前回のヤビツ峠から塔ノ岳までをコースタイムで攻めて行ってみたいなー。
もちろん、水歩荷でね。
筋肉痛?
すぐ治ったわよ!
今冬は、丹沢のお世話になりますかね。
冬の丹沢も楽しみだ~。
深夜にはザーザーと本降り。
えー、マジィ?
朝には晴れるかな、行けるかなぁ・・・
と思いながら目覚めた10月10日(月)の早朝。
雨は止んだようだー。
4:00
起床!
相変わらず寝起きは悪いし、起きてもすぐには動けない。
顔を洗って日焼け止めだけ塗り、髪は帽子を被るから良いや~と寝癖ボーボーのまま。
でも目力だけは!と、無駄なあがきと分かっているのにディファインを入れる。
(ダテではないよ~。)
その辺にある物を適当に食べる。
4:30
出発~!
4:50
始発電車乗車~。
いざ目的地へ・・・
たえちゃんが山に行く朝の行動パターンね。
海山に行く時はすっぴん、寝癖ボーボーで色気ゼロでも、普段はマスカラ大盛り、バッチリフルメイクだよ!
過去の写真を見てお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、諸事情により、爪だけは常に色を施しています。
ネイリスト、美容部員じゃぁありません。
かと言ってネイルサロンに行く余裕などある訳ないので、セルフ塗りでございます。
二日前に奥多摩の鷹ノ巣山に行ったばかりだけど、好天の三連休を逃してはならぬ!と、軽い筋肉痛?筋肉疲労?もそこそこに、10日(月)は小田急線のフリーパスを利用して丹沢山をハイクして来ましたよん。
【丹沢山選択理由】
2週間前に行った塔ノ岳の下りで通ったバカ尾根を登ってみたかったから。
もう一つの目的は記事内にて・・・
【ルート:大倉馬鹿尾根⇔塔ノ岳⇔丹沢山ピストン】
6:58小田急渋沢駅(バス)7:02 ~ 7:15大倉バス停(秦野ビジターセンター)7:30 ~ 9:15堀山の家9:25 ~ 10:55塔ノ岳 ~ 11:55丹沢山12:55 ~ 13:45塔ノ岳13:55 ~ 14:10金冷シノ頭 ~ 14:20花立 ~ 14:40天神平 ~ 14:50小草平 ~ 15:45観音茶屋16:10 ~ 16:25大倉
【歩行距離】
19km
【メンバー】
たえちゃん
私以外にも単独の山爺、山婆(山マダム?)多し。
その中で(多分)私が一番若かったので、この日だけは堂々と山ガールさ!
余談。
丹沢山塊の山名を調べるのに、「丹沢山地」をしょっちゅうwikiってるたえちゃん。
だってさー、全くもって読み方の分からん山名が多いのよ。
例えばね、
・「檜洞丸」は『ひのきぼらまる』
→「ひのきどうまる」でえぇやん。
・「菰釣山」は『こもつるしやま』
→「こもちょうやま」じゃダメなん?
・「畦ヶ丸」は『あぜがまる』
→「畦」を「蛙」と勘違いしていたので、「かえるがまる」だと思っていた。
何回見ても覚えられないから意味ないんだけどね(苦笑)
でね、wikiの地理文に、
「東京都心部から行きやすく、登山者が多いことなどから、○○者が多い。」って書いてあるのよ。
○○には何が入ると思います?
「遭難」って書いてあるんよ。
「遭難者が多い。」って。
今更ながらちょいとビビる・・・
私ごときが歩けるのは整備されたルートだけど、確かに山深いし、地図を見ると複雑な地形なので気を付けないとね。
登山者カードはいつも投函してるわよ。
そんでもって~。
7:00
小田急渋沢駅着~。
バス停にある登山ポストに登山者カードを投函して、バスに乗り込む。
ありり?
車内ガラガラ・・・
三連休最終日だから?天気がハッキリしないから?
塔ノ岳の時の秦野駅前バス待ち大行列とは大違いだなぁ。

雨は止めど、鉄塔までガスってる渋沢駅前。

7:15
大倉着。
うーん・・・まだガスってるよ(涙)
ハイカーもまばら。
ここは予報を信じるしかないよなぁ・・・
今日は一人だし、天気が回復しなかったら引き返そう。
7:30
と思いながら、準備をして大倉出発~。
前夜が雨だったので、悪路を想定してゲイター装着ね。

そう、丹沢って国定公園なのよ。

大倉バス停から600mの登山口。
いよいよ山に入るよ~。
塔ノ岳まで7km、標高差1200mのバカ尾根を、今度は登るんだじょー!
その先の丹沢山までは9.5km。
コースタイムは4時間半、ラジャ!
ガスが晴れてきたし、行けるぞー。

登り出してほどなくすると、鹿出現!
ひょひょひょ~!
逃げるでもなく、近寄るでもなく、ジーッっとカメラ目線を送ってくれてたのにピンボケ。
何やってるんだー、たえ!
台無しショット(涙)
テンションだけは上がったけどねぇ・・・クソッ。

1kmほどで最初の山小屋、観音茶屋があります。
バカ尾根にはたくさんの山小屋があるよ~。
って、またピンボケ。
センスなさすぎ・・・

観音茶屋から数百メートル歩くと、今度はログハウスの見晴茶屋。

でもこの天気なので、見晴とて見晴らしは良くない。
この先の分岐を左に進むと、テン場があるよー。

木道もあって、登りやすいよ~。
どこがバカなの?(苦笑)
前夜の降雨による影響はそれほどナシ。

ほ~ら、おりこうさんな平坦道。
こんな道もちょいちょいあるさ。
なのに~、またガスぅ~。
遠くでは雷が鳴ってるぞ、おい!
鳥取大山の山神様から頂いた称号、「超濃霧女」と「雷雨女」パワー炸裂3秒前?!
今日だけはご勘弁くださいましぃ!と祈りながら進むと

今度は駒止茶屋。
この日は、各山小屋に着いたらザックを背負ったまま2~3分立ち止まり、水を飲んで小休憩を取りながら登ったよ~ん。

どーでも良いけど、20cm程の巨大ミミズ。

9:15
堀山の家着!
ココで塔ノ岳までの距離の半分くらい。
標高は950m程??
天気が良くなってきたし、一旦ザックを降ろして10分休憩~。

山に行く日は朝が早いから、この時間でもお腹が空いちゃうんよね。
アミノバイタルとバナナをモグモグ。

この分岐を過ぎた辺りから、だんだんおバカモード・・・

舗装された階段でも、結構急だぉ~!

ガレてるし、これまた急だおぉぉ~!
この前、こんなところ下ったっけか?
何か下りのことがウロ覚え・・・
でもね・・・

さっきの濃霧が嘘のような、抜けるような青空や

りんどうや

塔ノ岳でも見た巨大アザミ(巨大なのは”タンザワアザミ”と言うのよと山マダムが教えてくれました。)に癒されたり、途中で会ったオサレな山服の年配ご夫婦との、
奥さん:「ちょっとー!そこの山ガールのお姉さん!ココ登ったことある?」
私:「先々週、下りましたが、登るのは初めてです。」
奥さん:「おばさん、7月に北岳に登ったけど、こんなにキツくなかったわよ!何なのココ?!ホントにバカ尾根じゃないのよっ!(怒)お父さん、そこのりんどうの写真撮ってちょうだい!」
私:「でも奥多摩の方がキツかったですよ。」(←おばさんの怒りで掻き消された私のログ。)
旦那さん:「えー、オレ、ケータイカメラの使い方分からないから撮れないよ・・・」
奥さん:「もう良いわよっ!使えないわね!何の為に私の後ろ歩いてるのよ!」
といった会話に笑わせてもらいましたわ。
山ガールと呼ばれてニヤニヤ。

バカ尾根最後の山小屋、花立山荘。
ココで標高1300mくらい。
一息ついて・・・っと。

ほれ!
塔ノ岳山頂が見えてきたー!
せっかくバカ尾根に登ってるんやから・・・

ぶぅたんの好きなチャン・グンソク。
ぶぅたん、私、誕生日が一緒やったわ(笑)イヒヒ。

私はどうも広末涼子と判別できないのだが、

板野友美の方が似ていると言われ、果たしてどちらに似ているのか・・・と、ホントにどうでもいい、バカなことを考えながら登ってみた。

10:55
2週間ぶりの塔ノ岳さん、こんにちは♪
よし、ココまで(休憩時間抜きで)3時間で登れた!

晴れてても眺望はイマイチ・・・

塔ノ岳山頂にはそこそこ人がいます。

塔ノ岳山頂の山小屋、尊仏山荘。
一瞬、私の中の小悪魔が、「ココまで3時間で登れたんやし、丹沢山まで行かなくてもえぇやん。」と囁く・・・

が、それはあかんやろ~!
今日、私が目指すのは丹沢山(右側の山ね。左は蛭ヶ岳。)やー!と、塔ノ岳で寛がれている方達を横目に、2.5km先の丹沢山に向かう。

丹沢山までの道のりは、山道というより遊歩道。
整備されているし、バカ尾根ほどの急登はないので、とても歩きやすくて快適~。

前夜の雨による水溜まりだって何のその。

何てステキな遊歩道♪
鼻歌歌っちゃうよ~。

ヤマレコで見た謎の網もあったよ。
コレ、何なんだろ?

ユーシン方面の眺め。
この辺の沢も行ってみたいよな・・・

11:55
っとしてるうちに、塔ノ岳からのコースタイム、1時間ちょうどで丹沢山着いたにょろ!
日本百名山丹沢山、1567m頂戴致しました!
ヒョ~!
ボロ看板直してほすぃ・・・
因みに、百名山にこだわりはないです。

今日の一番の目的はコレ!
いつものハイクグッズに2L=2kgの水を加重して

山頂にある、みやま山荘に水道水歩荷。
アンジェリーナ・ジョリ―なボデーになる為のトレーニングになるし、途中でヘタレたら、山小屋がたくさんあるからそこに寄付すれば良いしね。
塔ノ岳の時の記事にも書いたように、みやま山荘は水がなくなると雨水を使ってると聞いたので、たった2Lでもお役に立てたら・・・と思った訳。
山荘のおっちゃんも喜んでくれて良かったな。
みやま山荘の中は、ログハウスチックでとてもキレイ。
使用料¥50のバイオトイレは他の山小屋よりキレイよー。
一度、泊まってみたいなぁ。
実際、プラス2kgの重さをさほど感じることなく塔ノ岳まではコースタイムより30分早く登れたので、これから丹沢の山に登る時は水歩荷決定。
次は3Lでいってみよっか。
いかり肩が益々いかりそうだが・・・

丹沢山頂は眺望がほとんどない・・・
だからか、広々としていても、この時いたハイカーは12,13名ほど。
塔ノ岳とは比にならない少なさ。
不人気百名山なのかな・・・
昼ご飯を食べながら、ハイクグッズをパチリ。

コンパス。
山先生ぐり~んさんがおススメされていた、シルバ№3ね。
パイレーツ・オブ・カリビアンみたいに、宝か大金のある方角を指してくれるコンパスがあったら良いのになぁ・・・

DINEXのマグと一緒にぶぅたんがくれたCHUMSの小銭入れ。
山に行く時は、特に役立つよ~。
ぶぅたん、重ね重ねありがとね。

トレッキングシューズはメレル。
OSHMAN'S別注カラーの「モアブミッドGTX」っすー。
(ソールの)マルチカラーに弱いたえちゃんっすー。
この夏、年季が入りすぎたボロトレッキングシューズからやっと卒業~。

12:55
さ、そろそろ下山なり~。
下山して間もなくすれ違ったおじさん。
後ろに小さなチワワが歩いてて、一生懸命おじさんに付いて行ってる姿が何とも可愛かった・・・
チワワってそんなに歩けるんかな??

所々色付き始めていた木々。
グリーンとのコントラストが良いな~。
13:45
塔ノ岳着。
少なくとも3kgは減ってるはずのザックは、それほど軽く感じなかったような・・・
アホなので感覚が麻痺してる模様。
10分休憩して・・・
13:55
塔ノ岳出発ー!
さー、ココからたえちゃんの本領発揮!
何故って?
たえちゃん、登るのは遅いけど、下るのはマジ速いよ。
膝?笑いません。
足?ガクガクしませーん。
登りでは気にならなかった雨の影響は、下りのガレ場や階段でツルっとした箇所がいくつかあったけど、コケることなく今日もスタスタ~。
もうね、気分は(自称)下山家♪

登りの見晴茶屋で見えなかった、秦野市内の街並みが見えてきた~。

ちょいちょい小休憩を挟みながら、順調に下る下る、下山家たえちゃん。
日が差し込んで、鳥の鳴き声だけが聞こえる静かな林道を歩くのは、とても気分が良い~。
そう、たえちゃんは一人でいるのも好きなのよ。

15:45~16:10
一番下にある観音茶屋で、コーヒーをすすりながら休憩。
このコーヒーが何と旨いことか・・・
茶屋のおばさんは、下山してくる人達一人一人に「おかえりなさい」と声を掛けてくれます。
こういうさり気ない気配りって嬉しいよね。
16:25
大倉着ー。
ふぅ~。
今日は丹沢の山神様のご機嫌が一瞬悪くなりそうやったけど、雨が降らなくて良かった・・・
水歩荷丹沢山、大変おいしゅうございました!
バカ尾根の登りは、奥多摩よりキツくないっす。
次に丹沢山に登る時は、前回のヤビツ峠から塔ノ岳までをコースタイムで攻めて行ってみたいなー。
もちろん、水歩荷でね。
筋肉痛?
すぐ治ったわよ!
今冬は、丹沢のお世話になりますかね。
冬の丹沢も楽しみだ~。