晩上~♪

水曜日の夕方、



旅とか、コスメとか。-20110826-1

虹を見たのですよ。
それはそれは大きな虹だったので、こりゃー、良いことありそうだと、ちょいとルン♪な気分。

この後、あちこちでにわか雨が降っていたにも関わらず、傘を差さずに帰宅できた超雨女たえちゃん。
大きな虹を見られて良いこととは、このことだったのか?
もっと良いことプリーズ!
なんて貪欲強欲でいたらあかんです・・・


さー、関西の旅、いよいよクライマックス!


8月17日(水)。

今回の旅では、何から何までお世話になりっ放しだったすぬこちゃん。
せっかく来るんだから一日は遠出しようや~と、いくつか挙げてくれたのが・・・

・淡路島

・四国

・鳥取大山

どこも日帰りで行けるよと言ってくれたものの、遠すぎやしないか?と、普段は「優柔不断」という言葉&リアルイケメンとは全く無縁なたえちゃんが、珍しく迷っちゃったの。
だって、どこも魅力的やーん!
イケメンより、そんなステキな提案してくれるすぬこの方がイケてるやーん!!

一人では決められず、思わずおかんに、どこが良いと思う?と相談してしまう。

「だったら大山に連れて行ってもらいなさいよー。
大山、良いよー、良かったよー。」

おかん即答。
相談する人、間違えたかも。

あ、あのぅ・・・
確かに「だいせん」とは言ってたけど、どこかの「おおきなやま」じゃなく、あそこの「おおやま」でもなく、鳥取県の「だいせん」って山なんですけど、ご存知ですか、マミィ?

それに「良かったよー」って、あたかも登ったような口きいてますが、そんな身重ではとてもとても登れませんから。


・・・まぁでも、大山に登れる機会なんてそうないし、「伯耆富士」で富士山繋がりだし・・・
ということで、大山くんだりまで連れて行ってもらいましたのよ。

この日はこの日で、待ち合わせ場所まで行くのに阪急電車に乗るはずが、「急」と「神」の区別が付かず阪神電車に乗ろうとしたり、阪急も行き先の違う電車に乗ってしまい・・・
あー、ホントにごめんなさいでした、すぬこさん。

おけいはんは乗り間違えたことないんだけどな・・・ブツブツ。


すぬこくるまで走ること約3時間。
蒜山高原のサービスエリアで休憩をしてる時に、「良かったよー」の意味判明。
全貌こそ見えなかったけど、「ここから大山が見えるんよ~」と聞き、おかんは蒜山から見てそう言ったに違いないないと。
またしてもヤラレたー。
体型含め、あーいうおばちゃんにはなりたくないと思いました。



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10:30
麓着!
冬はスキー場なんだぁ。フガッ。

予報では天気が崩れるのは夕方からと言っていたので、登って降りて来るまで何とかもってくれ~と思いながら、入山届を書いて夏山登山道から出発ー。
この時はまだ晴れてたのよね。
学生とおぼしき若者の団体や家族連れ、小さな子供もたくさんいました。


ブナ林良かった・・・
最近、家の近くでは見なくなってしまったオニヤンマが見られて嬉しかった・・・
途中でお腹が空いて、昼ご飯半分早食いしちゃた・・・
眼下の景色があまり見えなかったのが残念だった・・・


そしてまたしても階段!
整備されてる階段、岩の階段は高さが様々。
階段の刑、服役4日目はバリエーションステップスを楽しみながら登りました。
サンダルで登っていた女性が、私の中でこの日一番の登山賞です。
ホント凄いわ・・・



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6合目から見えた北壁。
荒々しい感じがカッコ良かった!
周りが崩壊していることもあって、今はロッククライミングができないそう・・・



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北壁を眺めながら休憩しているうちに・・・
あれれ?何ですか、このあやすぃ雲・・・聞いてませんけど?
超雨女パワーが炸裂しそうなヨカーン。

だったので、急いで頂上を目指す!
でも途中、雨が降ったり止んだり。
雨仕様にしてひたすら登り、階段から木道に変わったら頂上ももうすぐ!


14:15
頂上避難小屋着ぅー。
ふー。

頂上に着く少し前から霧が濃くなり、小屋に入った途端、土砂降り雷雨・・・

軽装の人がほとんどだったので、途中ですれ違った人達や後ろにいた人達はどうしただろう、大丈夫かなと気になりつつ、



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途中で早食いしちゃった残りの昼ご飯を食べる。
超デカのおにぎりは、中身の梅干し、おかか、こんぶがちゃんぽんしてた!

麓のお店で買った超特大おにぎりは大山名物なんだって。
こんなデカイおにぎりが2つ入って¥600。
注文してから作ってくれるので、できたてはホカホカ。
おやつも付いてたよ~。


結構立派な作りの頂上避難小屋は、後から登ってきた方達が続々と入ってきていっぱいに。


地元の中学生らしき男の子達も、勢いで登って来てしまったようでずぶ濡れ。
まだ雷が鳴ってるのに、すぐに下山しようと外に出て行ったので、すぬこちゃんと慌てて止めに行きました。
小屋にいた他の人達が彼らを止めようとしなかったのは、山での行動は自己責任だからその必要はないということだったのか、私達は余計なことをしたのか、二人でちょっと悩んでしまいました。
そんなことないよね?
もし落雷に遭ったら、どうしてあの時止めなかったのかって後悔するもの・・・


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雷雲が去ったので頂上ショットを。
写真に収めておかないと、またおとんに登頂疑惑されちゃうからね(苦笑)
ネットで拾った写真ではないですよ!

頂きました、1710.6mぅ~♪

ココから直線距離でさほど遠くない、よーこおっさんの住む方に向かって愛を叫ぶつもりが、視界ゼロで叫べず・・・


15:40
下山開始。
入山届に下山予定時刻を17:00と書いたし、雷雨で足止めを食ってしまったので急がねば!

雨が止んでも濃霧と強風はキープ。
下から霧が吹き上げてきて、気分は演歌歌手よ。
その凄さにワーギャー言いながら歩いていたので、登山道に降りなくてはならないのに、頂上の木道をぐるり一周してしまい、20分のタイムロス。
バカです・・・

下に降りるにつれ、天気も霧も徐々に回復。


17:50
無事下山なり~。
頂上でのタイムロスが響き、一番最後の下山者だったようです。



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キレイな夕日で有名な宍道湖はやはり見えなかった・・・
写真真ん中の明るくなってるところが境港の辺り。
日本海は滅多に見られないので、この程度でも満足!



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大山は一日中、姿を見せてくれなかったです(涙)
裾の方だけ見ても、富士山に似てるね。

そして今回、大山の山神様から、「超濃霧女」、「雷雨女」の称号を賜りました。
ありがとうございます。


イベント時に超悪天候を望まれる方は、いつでも私までご連絡ください。
現場に急行するか、直前まで悪天を念じます。
これからの季節ですと、台風、猛吹雪、大雪、ホワイトアウト(も経験ありよ。)がおススメでございます。


次回は全貌を見せてくださいね、大山様。
また登りに来ます!

大山の階段が何段あったかは、前日の大文字山同様、不明・・・
階段数より歩数より、すぬこちゃんと私の口数が多かったのは間違いないです。