さぁさ、続きいきまーす。
早く書かないと忘れちゃうから(苦笑)
前回の記事。
今回も、ご面倒な方は適当に読み飛ばしてくださいね。
◎8月5日(金)
2:30
雨が止んで8合目に着くなり突然、
「私、もう無理!
寒いからココの山小屋で待ってる。」
と言い出すお方が・・・
は?誰ですか、そんなこと言ってるのは?
え?超暑がりのはずのすぬこちゃんがどうしたん???
山小屋入室を断られてしまったし、どうするか考えている時に、寒さの原因が判明。
長時間風雨に当たっていた間、すぬこちゃんだけがアウターのフードを被らず帽子のままでいたのですが、帽子のツバから雨が滴り、それがアウターの襟を伝って中がずぶ濡れ・・・で、寒さを誘発してしまったのです。
これは盲点。そしてド素人な私達。
幸い熱がなかったのと、中に薄手のダウンベストを着ていたので両腕だけが濡れていた、暑くて汗ばんだ時の為に多めに着替えを持っていた・・・ので、その場で全部着替え、中が濡れたアウターをザックにかけて乾かしながら続行することに。
雨が止んでいた、アウターがなくても寒さが凌げたのも幸いだったさ。
皆さん、ここまでで何かお気付きになりませんでしたか?
すぬこ、8合目でセミヌード披露。
ですよ。
あの時は咄嗟だったので何とも思いませんでしたが、後から皆でその大胆行為に大笑い。
まぁ、暗かったしそんなに人もいなかったから、誰にも見られていなかった・・・と思いますけど。
これもまた良い思い出ですな(笑)
ここからは、僭越ながら私が先頭に変わって頂上を目指すことに。
ほどなくしてご来光時間。
頂上からは拝めそうにないけど、この際そんなんはどうでも良い!

予定ならこんなご来光が拝めるはずだったのに、生憎の曇り空で拝めませんでした(涙)
悔しいので、以前登った時のご来光写真を載せておきます。
(現像写真を撮ったので写りが悪いです。)
5:30

日の出後に急に晴れて来た・・・何なんだよー!
そして頂上~。
悪天だったり、ハプニングはあったけど、誰も高山病にならずに辿り着けました!
それにしても時間かかりすぎ?(苦笑)
仕方ないよね。
結局、5合目から頂上まで、晴れwith満天の星空→霧雨→風雨→霧雨の天候サイクルを2回リピート。
時折見せてくれた、晴れwith満天の星空にまんまと騙されたよなー。

寒いしお腹が空いたので、頂上の店に駆け込み、日本で一番高い赤いきつねを食べる。
¥800だよ、¥800!
でもここは大人。ケチらず4個をぽーんと買う。
品代、運搬費、水代、お湯沸かし代、人件費を考えたらそのくらいになっちゃうものなのかねぇ。

頂上から見た雲海。
飛行機から見るのと変わらないか(笑)
空の青さと雲は夏そのもの。
早々に赤いきつねを食べ終え、一人外でこんな景色を眺めながら、お婆ちゃんに登頂できたよ~と心の中で呟きつつ剣ヶ峰に行くことを考えていたけど、皆は相当お疲れ、寒がっていたので先に下山してもらい、一人で行こうと思っていました。

がー、皆急に元気になり、やっぱり行く!と言ってくれたので、剣ヶ峰を目指す。


3度目にして初めて見た富士山頂の火口。
アリ地獄みたいというか、おどろおどろしい感じ。
残雪もあります。

真夜中の風雨登山を思えば、剣ヶ峰までの道のりは何と楽だったか・・・
あっと言う間に着いたー。
でもココが最高峰ではないんだよね(苦笑)

最高峰はココ。
展望台手前にある岩の、野球ボールの右側に¥100玉が2つ置いてあるところね。
高所大好きたえちゃんは、ウハウハでここから身を乗り出してしばし日本一高い場所を満喫したり、よーこおっさんとボロボロでジャンキーな展望台から大沢崩れを眺めたよ~。
9:30

そろそろ下山開始~。
せっかくだから宝永山火口を見よう!と御殿場口から下山。
このルートは岩だらけなので、時折落石事故があるのも頷ける・・・
7合9灼までトイレも山小屋もなく、人もあまりいないルートです。
天気が良く暖かかったので、休憩で鼻水を垂らしながらちょっとうたた寝しちゃったり(苦笑)
宝永山火口に行く道を途中で間違えてしまい(正しくは順路がなかった!・怒)、変な道を横断し、富士宮口の8合目トイレ裏側に辿り着く。
結局横に歩いただけなので、まだ8合目なのかと凹む。
そしてココからが更なる地獄ー!
延々歩く歩く歩く、下る下る下る。
富士山はとにかく下山が辛い・・・
下りで試したかった実験結果は、分かり次第レポしまーす。
14:30
やっと5合目到着ぅ~。
すぬこちゃんは急に高度を下げて頭痛になってしまった経験がある・・・とのことだったので、下りもゆっくりゆっくり、休憩もたくさん取り・・・で、普通の人よりかなり時間がかかりました。
でも無事に下山!万歳ー!!
しかし山小屋に泊まっていないのに、延べ18時間も富士山をウロウロしていたのって私達くらいなんちゃう?(苦笑)
18:30

富士宮口~山中湖を通って、部屋から富士山が見える宿へ。
(写真を撮り忘れたので、すぬこちゃんの写真を頂きました。)
宿のおばちゃんが、
「皆さん、登山家の方ですか?」
と言ったのには笑った。
何を見てそう思われたのか・・・全然違いますからー。
この日は河口湖で花火大会があると聞き、ルートとは真逆の河口湖に行ったのです。
だったらそっちから登れば良かったやんってツッコミはせんでくれ。
宿に着いて夕飯の後、そのまま朝まで12時間爆睡してしまった私。
すぬこちゃんはセミヌードをお披露目していたが、私はいつでもどこでも寝られる特技と、荷物ひっちらかしなダメっぷりを披露。
皆は宿の屋上から花火、蛍のように光っていた、富士山に登っている人達のヘッデンの灯りを見たそうです。
◎8月6日(土)

宿の駐車場から見えた北岳!(赤○のところ)

河口湖から西湖に向かい、途中の鳴沢氷穴へ。
涼しいね~、ココは。

巨峰ソフトクリームを食べる。
うまし!

ついでなので、すぐ近くの富岳風穴にも行ってみる。
中学生の時以来かな、ココに来たのは。
この洞穴は江ノ島に通じてると言われてるんだよねぇ。
風穴までの道のりが気持ち良かったな。

氷柱は氷穴にもあったけど、風穴の方が幻想的。

青木が原樹海の道路~精進湖~本栖湖を通って、千円札に印刷されているポイント到着。
雲がかかっていて富士山が見えないぃー。
ココの富士山と湖面の逆さ富士が使われているのですよ。
富士山の麓をほぼ一周し、一路新富士へ。
16:00
解散(涙)
悪天候、ハプニング・・・と、今回はスムーズに行かなかった登山だったなぁ。
それだけに、良い経験、思い出深いモノになったけどね。
皆、雨に濡れても風邪を引くことなく、体調不良やケガもなくて本当に良かった。
メンバーはもちろん、地上から温かいメッセージをくれた方々、富士の山神に感謝!
9年ぶりに富士山に行って驚いたのは、どこのトイレもキレイになっていたこと。
トイレ代がかかるのは相変わらずですけどね(苦笑)
震災の影響なのか、以前より欧米人登山者が少なかったな・・・
2011年夏合宿、これにておしまい。
さー、次はどこを目指そうか。
日本には富士山以上の高い山、高い所はないしねぇ。
うーん・・・
いつか、キリマンジャロの頂上でブルーマウンテンを飲みたいなぁ・・・
いつか、モンブランの頂上でミルフィーユを食べたいなぁ・・・
ヒマラヤだったらK2に憧れるなぁ・・・
(K2のスノボー板がカッコ良いから。)
良いんだ良いんだ、私は夢見る旅人。
一生、夢追い旅人でありたいのだー。
でもその前に、日本の山にもっと登らんとね。
そして!
今週末からまた次の旅に出るにょ~!
旅人たえちゃん、今夏は例年以上に本業が忙しいので、副業クビになるかも・・・
ご拝読、感謝!です。
早く書かないと忘れちゃうから(苦笑)
前回の記事。
今回も、ご面倒な方は適当に読み飛ばしてくださいね。
◎8月5日(金)
2:30
雨が止んで8合目に着くなり突然、
「私、もう無理!
寒いからココの山小屋で待ってる。」
と言い出すお方が・・・
は?誰ですか、そんなこと言ってるのは?
え?超暑がりのはずのすぬこちゃんがどうしたん???
山小屋入室を断られてしまったし、どうするか考えている時に、寒さの原因が判明。
長時間風雨に当たっていた間、すぬこちゃんだけがアウターのフードを被らず帽子のままでいたのですが、帽子のツバから雨が滴り、それがアウターの襟を伝って中がずぶ濡れ・・・で、寒さを誘発してしまったのです。
これは盲点。そしてド素人な私達。
幸い熱がなかったのと、中に薄手のダウンベストを着ていたので両腕だけが濡れていた、暑くて汗ばんだ時の為に多めに着替えを持っていた・・・ので、その場で全部着替え、中が濡れたアウターをザックにかけて乾かしながら続行することに。
雨が止んでいた、アウターがなくても寒さが凌げたのも幸いだったさ。
皆さん、ここまでで何かお気付きになりませんでしたか?
すぬこ、8合目でセミヌード披露。
ですよ。
あの時は咄嗟だったので何とも思いませんでしたが、後から皆でその大胆行為に大笑い。
まぁ、暗かったしそんなに人もいなかったから、誰にも見られていなかった・・・と思いますけど。
これもまた良い思い出ですな(笑)
ここからは、僭越ながら私が先頭に変わって頂上を目指すことに。
ほどなくしてご来光時間。
頂上からは拝めそうにないけど、この際そんなんはどうでも良い!

予定ならこんなご来光が拝めるはずだったのに、生憎の曇り空で拝めませんでした(涙)
悔しいので、以前登った時のご来光写真を載せておきます。
(現像写真を撮ったので写りが悪いです。)
5:30

日の出後に急に晴れて来た・・・何なんだよー!
そして頂上~。
悪天だったり、ハプニングはあったけど、誰も高山病にならずに辿り着けました!
それにしても時間かかりすぎ?(苦笑)
仕方ないよね。
結局、5合目から頂上まで、晴れwith満天の星空→霧雨→風雨→霧雨の天候サイクルを2回リピート。
時折見せてくれた、晴れwith満天の星空にまんまと騙されたよなー。

寒いしお腹が空いたので、頂上の店に駆け込み、日本で一番高い赤いきつねを食べる。
¥800だよ、¥800!
でもここは大人。ケチらず4個をぽーんと買う。
品代、運搬費、水代、お湯沸かし代、人件費を考えたらそのくらいになっちゃうものなのかねぇ。

頂上から見た雲海。
飛行機から見るのと変わらないか(笑)
空の青さと雲は夏そのもの。
早々に赤いきつねを食べ終え、一人外でこんな景色を眺めながら、お婆ちゃんに登頂できたよ~と心の中で呟きつつ剣ヶ峰に行くことを考えていたけど、皆は相当お疲れ、寒がっていたので先に下山してもらい、一人で行こうと思っていました。

がー、皆急に元気になり、やっぱり行く!と言ってくれたので、剣ヶ峰を目指す。


3度目にして初めて見た富士山頂の火口。
アリ地獄みたいというか、おどろおどろしい感じ。
残雪もあります。

真夜中の風雨登山を思えば、剣ヶ峰までの道のりは何と楽だったか・・・
あっと言う間に着いたー。
でもココが最高峰ではないんだよね(苦笑)

最高峰はココ。
展望台手前にある岩の、野球ボールの右側に¥100玉が2つ置いてあるところね。
高所大好きたえちゃんは、ウハウハでここから身を乗り出してしばし日本一高い場所を満喫したり、よーこおっさんとボロボロでジャンキーな展望台から大沢崩れを眺めたよ~。
9:30

そろそろ下山開始~。
せっかくだから宝永山火口を見よう!と御殿場口から下山。
このルートは岩だらけなので、時折落石事故があるのも頷ける・・・
7合9灼までトイレも山小屋もなく、人もあまりいないルートです。
天気が良く暖かかったので、休憩で鼻水を垂らしながらちょっとうたた寝しちゃったり(苦笑)
宝永山火口に行く道を途中で間違えてしまい(正しくは順路がなかった!・怒)、変な道を横断し、富士宮口の8合目トイレ裏側に辿り着く。
結局横に歩いただけなので、まだ8合目なのかと凹む。
そしてココからが更なる地獄ー!
延々歩く歩く歩く、下る下る下る。
富士山はとにかく下山が辛い・・・
下りで試したかった実験結果は、分かり次第レポしまーす。
14:30
やっと5合目到着ぅ~。
すぬこちゃんは急に高度を下げて頭痛になってしまった経験がある・・・とのことだったので、下りもゆっくりゆっくり、休憩もたくさん取り・・・で、普通の人よりかなり時間がかかりました。
でも無事に下山!万歳ー!!
しかし山小屋に泊まっていないのに、延べ18時間も富士山をウロウロしていたのって私達くらいなんちゃう?(苦笑)
18:30

富士宮口~山中湖を通って、部屋から富士山が見える宿へ。
(写真を撮り忘れたので、すぬこちゃんの写真を頂きました。)
宿のおばちゃんが、
「皆さん、登山家の方ですか?」
と言ったのには笑った。
何を見てそう思われたのか・・・全然違いますからー。
この日は河口湖で花火大会があると聞き、ルートとは真逆の河口湖に行ったのです。
だったらそっちから登れば良かったやんってツッコミはせんでくれ。
宿に着いて夕飯の後、そのまま朝まで12時間爆睡してしまった私。
すぬこちゃんはセミヌードをお披露目していたが、私はいつでもどこでも寝られる特技と、荷物ひっちらかしなダメっぷりを披露。
皆は宿の屋上から花火、蛍のように光っていた、富士山に登っている人達のヘッデンの灯りを見たそうです。
◎8月6日(土)

宿の駐車場から見えた北岳!(赤○のところ)

河口湖から西湖に向かい、途中の鳴沢氷穴へ。
涼しいね~、ココは。

巨峰ソフトクリームを食べる。
うまし!

ついでなので、すぐ近くの富岳風穴にも行ってみる。
中学生の時以来かな、ココに来たのは。
この洞穴は江ノ島に通じてると言われてるんだよねぇ。
風穴までの道のりが気持ち良かったな。

氷柱は氷穴にもあったけど、風穴の方が幻想的。

青木が原樹海の道路~精進湖~本栖湖を通って、千円札に印刷されているポイント到着。
雲がかかっていて富士山が見えないぃー。
ココの富士山と湖面の逆さ富士が使われているのですよ。
富士山の麓をほぼ一周し、一路新富士へ。
16:00
解散(涙)
悪天候、ハプニング・・・と、今回はスムーズに行かなかった登山だったなぁ。
それだけに、良い経験、思い出深いモノになったけどね。
皆、雨に濡れても風邪を引くことなく、体調不良やケガもなくて本当に良かった。
メンバーはもちろん、地上から温かいメッセージをくれた方々、富士の山神に感謝!
9年ぶりに富士山に行って驚いたのは、どこのトイレもキレイになっていたこと。
トイレ代がかかるのは相変わらずですけどね(苦笑)
震災の影響なのか、以前より欧米人登山者が少なかったな・・・
2011年夏合宿、これにておしまい。
さー、次はどこを目指そうか。
日本には富士山以上の高い山、高い所はないしねぇ。
うーん・・・
いつか、キリマンジャロの頂上でブルーマウンテンを飲みたいなぁ・・・
いつか、モンブランの頂上でミルフィーユを食べたいなぁ・・・
ヒマラヤだったらK2に憧れるなぁ・・・
(K2のスノボー板がカッコ良いから。)
良いんだ良いんだ、私は夢見る旅人。
一生、夢追い旅人でありたいのだー。
でもその前に、日本の山にもっと登らんとね。
そして!
今週末からまた次の旅に出るにょ~!
旅人たえちゃん、今夏は例年以上に本業が忙しいので、副業クビになるかも・・・
ご拝読、感謝!です。