※この『テーマ』のハナシは、「美男2」「Another Story」とは関係ない、別空間の『ちょっとしたハナシ』です。
ちなみに、このハナシでは、ミニョちゃんは芸能活動をしています。もちろん、テギョンさんとは恋人の関係にあります。
では、長い前置きはさておき、久しぶりのハナシをどうぞ・・・( ´∀`)
「ヒミツのお仕事」編
「ただいま・・・」
深夜近く、ミニョが仕事から、テギョンと一緒に暮らすマンションへと帰宅した。
「あれぇ?オッパぁ・・いますぅ?」
ミニョは、先に、キッチンへと寄り、冷蔵庫から水の入ったペットボトルを取り出す。
“オッパいるはずなんだけどな・・・? ”
玄関にはテギョンの靴が置いてあるし、リビングからは仄かな明かりが漏れているのが確認できるのに、テギョンからの返事が聞こえない。
ミニョが首を傾げながら、リビングに入ると、そこには、ソファに腰掛け、パソコンを開き、ヘッドフォンをしているテギョンがいた。
パソコンの画面を睨むようにして見ているテギョンの口は尖っていた。
「オッパぁ?帰りましたよ・・」
自分の傍に立つミニョの気配がやっとわかったらしく、やっと顔を上げ、ヘッドフォンを取ったテギョンは、なぜか、ミニョを睨んでいた。
「オ、オッパ、どうかしました?」
眼光鋭いテギョンに睨まれると、ミニョでも、身体が萎縮してしまう。
「ミニョ、これはどういうことだ?」
パソコンの画面をミニョに向ける。

「なぜ、ジェルミのソロデビューのミュージックビデオに、お前が出ているんだ?」
「あっ・・あの・・そ・・それは・・ですねぇ・・・」
ジェルミがソロデビューするハナシはもちろん、テギョンも聞いていたが、ミュージックビデオの相手を演じるのが、若手女優の名前くらいしか聞いていなかったし、予告編では、女優の後ろ姿しか映っていなかったが・・・
“まさか、相手がミニョだったとは・・・”
ミュージックビデオを観るまで知らなかったテギョンは、強い衝撃を受けていた。みるみると目を見開き、口を尖らしながら、パソコン画面に映るジェルミを鋭い眼光で睨んでいた。
「えーと、アン社長とマ室長に呼ばれまして、そこで、ジェルミのソロデビューを聞いて、『ミニョとジェルミは、ベストフレンドだろ?ジェルミのために応援をお願いできないか?』…と言われまして、『もちろん、ジェルミの力になるのなら、なんでも頑張ります。』と答えたら、『そうか、じゃあ、ミュージックビデオの相手役をしてほしいと、ジェルミからの依頼があるんだが・・・』ジェルミのためならと思って…『はい、喜んでお受けします』…と。
…ただ、『テギョンには、秘密で頼むよ』と、いつものようにマ室長に手を合わせながら、言われまして・・・
オッパぁ・・・ヒミツにしていて、本当にごめんなさい。でも、頑張っているジェルミのために何かしてあげたかったから・・・」
ミニョは、ウルウルと涙目になりながらテギョンを見つめると、さすがのテギョンも、最早、戦闘不能状態になる。
「はぁ・・・わかった。ソロデビューのために、ジェルミも頑張ってたからな・・・ただ、ジェルミのヤツ、ミュージックビデオで、2回もキスしてたな・・・」
「あぁ、でも、頬っぺたにですよ?」
すでに、いじけているテギョンに、ミニョは首を傾げると、テギョンがミニョの腕を引くと、ミニョの身体を自分の脚の間に引き入れた。
「頬でも、唇でも、キスはキスだろ?」
「オッパ、それって、ヤキモチ妬いてくれてるのですか?」
テギョンの拗ねた声と自分を見上げる顔が可愛くて、ミニョが思わず、クスクスと笑いながら、テギョンをからかっていると、ふと、テギョンの手が、ミニョの柔らかな頬に触れ、テギョンの長い指がミニョのふっくらとした桃色の唇をなぞる。
意味ありげな触れ方にミニョの頬が赤らむ。
「オッパ・・・」
「お前が誰のモノだと思っている?」
テギョンが、ミニョの頬をグイっと引き寄せ、ミニョの唇に自分の唇を重ねる。
「自分のモノを誰かに手を出されたら、怒るのは当たり前だろ?」
テギョンの言葉に、ミニョが嬉しそうに、はにかんだ笑みをみせ、テギョンに抱きついた。
★★★☆
『ジェルミ』の本体である『ホンギ』がソロデビューすることになりまして、そのミュージックビデオのお相手が、『ミニョ』の本体である『シネちゃん』という、ドラマから6年経っての再共演。

こんなカワイイコンビが…

えぇ、オトナになりました(*´-`)
ジェルミとミナムの影がないですね。
ミュージックビデオを観ながら、ふと、テギョンさんが頭を過りまして(笑)、きっと、口を尖らしながら観てるだろうな、とそんな妄想が、久々のハナシに繋がりました。
かつての「美男ですね」の出演者が、時を越えて、また共演するのは、とても懐かしくもあり、嬉しくもあります。
あの頃より成長している彼らがまた出逢うとき、また新たな発見と楽しみがあるのを待ちながら…久々のハナシは終わりです。ご愛読ありがとうございました。
ちなみに、このハナシでは、ミニョちゃんは芸能活動をしています。もちろん、テギョンさんとは恋人の関係にあります。
では、長い前置きはさておき、久しぶりのハナシをどうぞ・・・( ´∀`)
「ヒミツのお仕事」編
「ただいま・・・」
深夜近く、ミニョが仕事から、テギョンと一緒に暮らすマンションへと帰宅した。
「あれぇ?オッパぁ・・いますぅ?」
ミニョは、先に、キッチンへと寄り、冷蔵庫から水の入ったペットボトルを取り出す。
“オッパいるはずなんだけどな・・・? ”
玄関にはテギョンの靴が置いてあるし、リビングからは仄かな明かりが漏れているのが確認できるのに、テギョンからの返事が聞こえない。
ミニョが首を傾げながら、リビングに入ると、そこには、ソファに腰掛け、パソコンを開き、ヘッドフォンをしているテギョンがいた。
パソコンの画面を睨むようにして見ているテギョンの口は尖っていた。
「オッパぁ?帰りましたよ・・」
自分の傍に立つミニョの気配がやっとわかったらしく、やっと顔を上げ、ヘッドフォンを取ったテギョンは、なぜか、ミニョを睨んでいた。
「オ、オッパ、どうかしました?」
眼光鋭いテギョンに睨まれると、ミニョでも、身体が萎縮してしまう。
「ミニョ、これはどういうことだ?」
パソコンの画面をミニョに向ける。

「なぜ、ジェルミのソロデビューのミュージックビデオに、お前が出ているんだ?」
「あっ・・あの・・そ・・それは・・ですねぇ・・・」
ジェルミがソロデビューするハナシはもちろん、テギョンも聞いていたが、ミュージックビデオの相手を演じるのが、若手女優の名前くらいしか聞いていなかったし、予告編では、女優の後ろ姿しか映っていなかったが・・・
“まさか、相手がミニョだったとは・・・”
ミュージックビデオを観るまで知らなかったテギョンは、強い衝撃を受けていた。みるみると目を見開き、口を尖らしながら、パソコン画面に映るジェルミを鋭い眼光で睨んでいた。
「えーと、アン社長とマ室長に呼ばれまして、そこで、ジェルミのソロデビューを聞いて、『ミニョとジェルミは、ベストフレンドだろ?ジェルミのために応援をお願いできないか?』…と言われまして、『もちろん、ジェルミの力になるのなら、なんでも頑張ります。』と答えたら、『そうか、じゃあ、ミュージックビデオの相手役をしてほしいと、ジェルミからの依頼があるんだが・・・』ジェルミのためならと思って…『はい、喜んでお受けします』…と。
…ただ、『テギョンには、秘密で頼むよ』と、いつものようにマ室長に手を合わせながら、言われまして・・・
オッパぁ・・・ヒミツにしていて、本当にごめんなさい。でも、頑張っているジェルミのために何かしてあげたかったから・・・」
ミニョは、ウルウルと涙目になりながらテギョンを見つめると、さすがのテギョンも、最早、戦闘不能状態になる。
「はぁ・・・わかった。ソロデビューのために、ジェルミも頑張ってたからな・・・ただ、ジェルミのヤツ、ミュージックビデオで、2回もキスしてたな・・・」
「あぁ、でも、頬っぺたにですよ?」
すでに、いじけているテギョンに、ミニョは首を傾げると、テギョンがミニョの腕を引くと、ミニョの身体を自分の脚の間に引き入れた。
「頬でも、唇でも、キスはキスだろ?」
「オッパ、それって、ヤキモチ妬いてくれてるのですか?」
テギョンの拗ねた声と自分を見上げる顔が可愛くて、ミニョが思わず、クスクスと笑いながら、テギョンをからかっていると、ふと、テギョンの手が、ミニョの柔らかな頬に触れ、テギョンの長い指がミニョのふっくらとした桃色の唇をなぞる。
意味ありげな触れ方にミニョの頬が赤らむ。
「オッパ・・・」
「お前が誰のモノだと思っている?」
テギョンが、ミニョの頬をグイっと引き寄せ、ミニョの唇に自分の唇を重ねる。
「自分のモノを誰かに手を出されたら、怒るのは当たり前だろ?」
テギョンの言葉に、ミニョが嬉しそうに、はにかんだ笑みをみせ、テギョンに抱きついた。
★★★☆
『ジェルミ』の本体である『ホンギ』がソロデビューすることになりまして、そのミュージックビデオのお相手が、『ミニョ』の本体である『シネちゃん』という、ドラマから6年経っての再共演。

こんなカワイイコンビが…

えぇ、オトナになりました(*´-`)
ジェルミとミナムの影がないですね。
ミュージックビデオを観ながら、ふと、テギョンさんが頭を過りまして(笑)、きっと、口を尖らしながら観てるだろうな、とそんな妄想が、久々のハナシに繋がりました。
かつての「美男ですね」の出演者が、時を越えて、また共演するのは、とても懐かしくもあり、嬉しくもあります。
あの頃より成長している彼らがまた出逢うとき、また新たな発見と楽しみがあるのを待ちながら…久々のハナシは終わりです。ご愛読ありがとうございました。