美男2
「お・あ・ず・け」
*159*
スウィートルームの扉を開くと、目の前に広がる、豪華な光景に、ミニョが、目を丸くしながら、部屋の中へ入っていく。
「うわぁぁ!!スゴ~イ!!」
リビング、応接間、ベッドルーム、バスルームと、ミニョが、子供のように、目を輝かせながら、次々と部屋の中を覗いている。
「ミニョ、こっちに来い。夜景がキレイだぞ」
最上階だけあって、窓から見るソウルの夜景は、最高だった。
ミニョは、窓に両手を付き、しばらくの間、夜景に見入っていると、テギョンが、ミニョを後ろから抱き締めた。
ミニョが、テギョンの方へと顔を振り向かせると、チュッと、唇にキスが落ちてくる。
「もう、誰にも、邪魔をさせない・・・」
テギョンが、そう言って、口角をあげると、もう一度、ミニョの唇に口づけようと、顔を近付ける。
「あ、あの・・・オッパ・・・ま、待ってください・・・」
ミニョが、近付いてくるテギョンの唇を、手で塞ぐ。
「おい、何、するんだ!!もう、十分、待ったぞ!!」
ミニョの手を外しながら、不満そうに口を尖らすテギョン。
「すみません・・・オッパ・・・実は、ヘイオンニに、アクセサリーを借りたんで、無くす前に外さないと・・・それに、先に、メイク落としたいんです・・・いいですか?」
「チッ・・・・・仕方がない、待ってやるが、逃げるなよ!!」
不機嫌そうに、舌打ちをすると、テギョンが、ビシッと、人差し指をミニョに向けてる。
「・・・だ、大丈夫です。先に、シャワー浴びてきますね・・・」
ミニョが、バックを抱えると、そそくさと、バスルームの中へと入っていく。
テギョンは、ドサッと、ソファーに座ると、ジャケットとネクタイを乱暴に脱ぎ捨て、冷蔵庫の中から、水を取り出すため、立ち上がった。
「あの・・・オッパ・・・すみません・・・お願いが・・・いいですか?」
バスルームに入ったはずのミニョが、躊躇いがちに、テギョンを呼んでいる。
"なんだ?事故でも、起こしたのか?"
首を傾げながら、テギョンは、バスルームのドアを開けた。
「なんだ?」
「あの・・・すみません・・・」
洗面台の鏡の前に立っているミニョ。アクセサリーは、すでに外してあったが、恥ずかしそうに、モジモジと俯いている。
「あの・・・ドレスの・・後ろの・・・ファスナーが・・・外せなくて・・・」
バスルームに入ったはいいが、ワンコーディーに、ドレスを着せてもらっていた為、しっかりと留め具までされ、なかなか、外れず、途方に暮れたミニョは、仕方なくテギョンを呼ぶしかなかった。
「あぁ・・・わかった」
平然と答えるテギョン。
"さすが、ブタウサギ・・・相変わらず、裏切らないな・・・"
しかし、その裏では、一度、お預けを喰らい、不機嫌になってしまったが、突然の、予期せぬ事故に、背後で、ニヤリと笑っているのを、鏡から視線を外しているミニョが、知る由もなかった。
★★★★
あっ・・ごめんなさ~い!!
・゜・(つД`)・゜・
ハナシが長くなりそうなので、一旦、区切りますね。
次回こそ、アメ限です。
すみましぇぇん(゜゜;)
「お・あ・ず・け」
*159*
スウィートルームの扉を開くと、目の前に広がる、豪華な光景に、ミニョが、目を丸くしながら、部屋の中へ入っていく。
「うわぁぁ!!スゴ~イ!!」
リビング、応接間、ベッドルーム、バスルームと、ミニョが、子供のように、目を輝かせながら、次々と部屋の中を覗いている。
「ミニョ、こっちに来い。夜景がキレイだぞ」
最上階だけあって、窓から見るソウルの夜景は、最高だった。
ミニョは、窓に両手を付き、しばらくの間、夜景に見入っていると、テギョンが、ミニョを後ろから抱き締めた。
ミニョが、テギョンの方へと顔を振り向かせると、チュッと、唇にキスが落ちてくる。
「もう、誰にも、邪魔をさせない・・・」
テギョンが、そう言って、口角をあげると、もう一度、ミニョの唇に口づけようと、顔を近付ける。
「あ、あの・・・オッパ・・・ま、待ってください・・・」
ミニョが、近付いてくるテギョンの唇を、手で塞ぐ。
「おい、何、するんだ!!もう、十分、待ったぞ!!」
ミニョの手を外しながら、不満そうに口を尖らすテギョン。
「すみません・・・オッパ・・・実は、ヘイオンニに、アクセサリーを借りたんで、無くす前に外さないと・・・それに、先に、メイク落としたいんです・・・いいですか?」
「チッ・・・・・仕方がない、待ってやるが、逃げるなよ!!」
不機嫌そうに、舌打ちをすると、テギョンが、ビシッと、人差し指をミニョに向けてる。
「・・・だ、大丈夫です。先に、シャワー浴びてきますね・・・」
ミニョが、バックを抱えると、そそくさと、バスルームの中へと入っていく。
テギョンは、ドサッと、ソファーに座ると、ジャケットとネクタイを乱暴に脱ぎ捨て、冷蔵庫の中から、水を取り出すため、立ち上がった。
「あの・・・オッパ・・・すみません・・・お願いが・・・いいですか?」
バスルームに入ったはずのミニョが、躊躇いがちに、テギョンを呼んでいる。
"なんだ?事故でも、起こしたのか?"
首を傾げながら、テギョンは、バスルームのドアを開けた。
「なんだ?」
「あの・・・すみません・・・」
洗面台の鏡の前に立っているミニョ。アクセサリーは、すでに外してあったが、恥ずかしそうに、モジモジと俯いている。
「あの・・・ドレスの・・後ろの・・・ファスナーが・・・外せなくて・・・」
バスルームに入ったはいいが、ワンコーディーに、ドレスを着せてもらっていた為、しっかりと留め具までされ、なかなか、外れず、途方に暮れたミニョは、仕方なくテギョンを呼ぶしかなかった。
「あぁ・・・わかった」
平然と答えるテギョン。
"さすが、ブタウサギ・・・相変わらず、裏切らないな・・・"
しかし、その裏では、一度、お預けを喰らい、不機嫌になってしまったが、突然の、予期せぬ事故に、背後で、ニヤリと笑っているのを、鏡から視線を外しているミニョが、知る由もなかった。
★★★★
あっ・・ごめんなさ~い!!
・゜・(つД`)・゜・
ハナシが長くなりそうなので、一旦、区切りますね。
次回こそ、アメ限です。
すみましぇぇん(゜゜;)