ホワイトデー企画
「For You…」
*3*
ガチャと、玄関ドアが開く。玄関に、ミニョの靴があることを確認すると、そのまま、リビングに向かった。
「あっ、ヒョン、おかえり」
「お帰りなさい」
シヌとカウンターでお茶を飲んでいたミニョが、テギョンに気付き、振り向く。
「ミニョ、すぐに地下室に来い」
テギョンは、そのまま、スタスタと、素っ気なく地下室に行ってしまう。
「あっ、はい。シヌヒョン、ごちそうさまでした。プレゼントありがとうございます。ジェルミも、ありがとうございます。」
ミニョが、ペコリと頭を下げ、テギョンを追うように、地下室に向かう。
地下室に入ると、すぐに、ピアノの音が聴こえてくる。
テギョンが、ピアノの前に座り、メロディーを奏でていた。
音が、急に止まり、テギョンが、椅子の空いてる場所を、ポンポンと叩く。
叩いた場所に、ミニョが、ちょこんと座る。
「ようこそ、コ・ミニョさん。ファン・テギョンが贈る、ホワイトデースペシャルファンミーティングへ」
テギョンが、咳払いをすると、いつもの口調とは違う、かしこまった口調で話し、ミニョの手をとり、手の甲に、礼儀正しくキスをすると、ニッコリと微笑んだ。
ミニョは、状況が把握出来てないのか、驚いたように、目を丸くしながら、テギョンを見ている。
テギョンは、ゆっくりと、鍵盤に長い指を置くと、メロディーを奏ではじめる。
『Fly Me To The Moon』
Fly me to the moon
私を月へ連れてって
Let me sing among those stars
星々の間で歌わせて
Let me see what spring is like
On Jupiter and Mars
木星や火星の春がどんな様子か私に見せて
In other words, hold my hand
つまりね、、、手をつないで
In other words, darling(baby) kiss me
つまりね、、、ねぇキスして
Fill my heart with song
歌が私の心を満たす
Let me sing for ever more
ずっと、もっと歌わせて
You are all I long for
あなただけが私にとって何ものにも代えられない、
All I worship and adore
あなただけが大切で尊いもの
In other words, please be true
つまり、「真実(ほんとう)にしてほしい」ってこと
In other words, I love you
言い換えると、、、「愛しています」
うっとりと聴いているミニョに、テギョンが、満足そうな笑みを見せる。
「いかがでしたか?」
満足そうに、ウンウン頷くミニョ。
「本日は、特別にプレゼントを用意してます」
テギョンは、ポケットからリボンがついた小さな箱を取り出すと、ミニョに手渡す。
「開けてみろ」
ミニョは、言われたとおりに、リボンを外し、箱を開ける。
「あの、これは……」
「今回は、三千ウォンじゃない。十万ウォン以上する本物だ」

ラインストーンが、星のように散りばめられたリボン型をしたヘアピン、それは、壊れた、あのヘアピンと全く同じモノだった。
「あ、ありがとうございます。大事にします」
「箱の中に仕舞っておくなよ、せっかく、髪が伸びたんだ、ちゃんと、付けろよ。そうだ、貸せ、付けてやる」
テギョンは、ミニョと向き合うように座り、肩まで伸びたミニョの髪を撫でるように触れながら、サイドの髪を耳に掛けると、耳の上に、ピンを留めた。
「今度は、なくすなよ」
「はい。」
はにかんだ笑顔を浮かべるミニョ。
「あっ、まだ、あった。口、開けろ」
テギョンが、ミニョの口の中に、何かを入れる。
コロコロと、口の中に丸いモノが転がる、あまいキャンディーだった。
「うまいか?」
ウンウン頷くミニョ。
「味見させてくれないか?」
今度は、ブンブンと、首を横に振るミニョ。テギョンが、ニヤリと笑いながら、ミニョに顔を近付け、キスをする。
「あっ…」
ふたりの口内を、コロコロと転がるキャンディー。
キャンディーがなくなる頃、ミニョは、くったりと、テギョンの身体に寄り掛り、キャンディーのような、あまい吐息を吐いていた。
テギョンは、抵抗する力さえもなくしたミニョを抱き上げる。
「ったく、仕方ないな」
テギョンは、ニヤリと笑いながら、ミニョを部屋に運んでいく。
「続きは、部屋で、たっぷり楽しませてやる」
テギョンが意地悪そうに、口角を吊り上げると、テギョンの胸に、顔を埋めたミニョの耳は真っ赤に染まっていた。
ホワイトデー、このあと、たっぷりと楽しんだのは、一体、どっちなんでしょうね?テギョンさん……。
☆★☆★
あ゛、ホワイトデー終わってましたね……
(゜Д゜;)
すみませんm(__)m
と、とりあえず、終わりです…。終わり方を、どう終わればいいか、わからず、中途半端で、こんな終わり方で、すみません。
お読みいただき、ありがとうございました。
「For You…」
*3*
ガチャと、玄関ドアが開く。玄関に、ミニョの靴があることを確認すると、そのまま、リビングに向かった。
「あっ、ヒョン、おかえり」
「お帰りなさい」
シヌとカウンターでお茶を飲んでいたミニョが、テギョンに気付き、振り向く。
「ミニョ、すぐに地下室に来い」
テギョンは、そのまま、スタスタと、素っ気なく地下室に行ってしまう。
「あっ、はい。シヌヒョン、ごちそうさまでした。プレゼントありがとうございます。ジェルミも、ありがとうございます。」
ミニョが、ペコリと頭を下げ、テギョンを追うように、地下室に向かう。
地下室に入ると、すぐに、ピアノの音が聴こえてくる。
テギョンが、ピアノの前に座り、メロディーを奏でていた。
音が、急に止まり、テギョンが、椅子の空いてる場所を、ポンポンと叩く。
叩いた場所に、ミニョが、ちょこんと座る。
「ようこそ、コ・ミニョさん。ファン・テギョンが贈る、ホワイトデースペシャルファンミーティングへ」
テギョンが、咳払いをすると、いつもの口調とは違う、かしこまった口調で話し、ミニョの手をとり、手の甲に、礼儀正しくキスをすると、ニッコリと微笑んだ。
ミニョは、状況が把握出来てないのか、驚いたように、目を丸くしながら、テギョンを見ている。
テギョンは、ゆっくりと、鍵盤に長い指を置くと、メロディーを奏ではじめる。
『Fly Me To The Moon』
Fly me to the moon
私を月へ連れてって
Let me sing among those stars
星々の間で歌わせて
Let me see what spring is like
On Jupiter and Mars
木星や火星の春がどんな様子か私に見せて
In other words, hold my hand
つまりね、、、手をつないで
In other words, darling(baby) kiss me
つまりね、、、ねぇキスして
Fill my heart with song
歌が私の心を満たす
Let me sing for ever more
ずっと、もっと歌わせて
You are all I long for
あなただけが私にとって何ものにも代えられない、
All I worship and adore
あなただけが大切で尊いもの
In other words, please be true
つまり、「真実(ほんとう)にしてほしい」ってこと
In other words, I love you
言い換えると、、、「愛しています」
うっとりと聴いているミニョに、テギョンが、満足そうな笑みを見せる。
「いかがでしたか?」
満足そうに、ウンウン頷くミニョ。
「本日は、特別にプレゼントを用意してます」
テギョンは、ポケットからリボンがついた小さな箱を取り出すと、ミニョに手渡す。
「開けてみろ」
ミニョは、言われたとおりに、リボンを外し、箱を開ける。
「あの、これは……」
「今回は、三千ウォンじゃない。十万ウォン以上する本物だ」

ラインストーンが、星のように散りばめられたリボン型をしたヘアピン、それは、壊れた、あのヘアピンと全く同じモノだった。
「あ、ありがとうございます。大事にします」
「箱の中に仕舞っておくなよ、せっかく、髪が伸びたんだ、ちゃんと、付けろよ。そうだ、貸せ、付けてやる」
テギョンは、ミニョと向き合うように座り、肩まで伸びたミニョの髪を撫でるように触れながら、サイドの髪を耳に掛けると、耳の上に、ピンを留めた。
「今度は、なくすなよ」
「はい。」
はにかんだ笑顔を浮かべるミニョ。
「あっ、まだ、あった。口、開けろ」
テギョンが、ミニョの口の中に、何かを入れる。
コロコロと、口の中に丸いモノが転がる、あまいキャンディーだった。
「うまいか?」
ウンウン頷くミニョ。
「味見させてくれないか?」
今度は、ブンブンと、首を横に振るミニョ。テギョンが、ニヤリと笑いながら、ミニョに顔を近付け、キスをする。
「あっ…」
ふたりの口内を、コロコロと転がるキャンディー。
キャンディーがなくなる頃、ミニョは、くったりと、テギョンの身体に寄り掛り、キャンディーのような、あまい吐息を吐いていた。
テギョンは、抵抗する力さえもなくしたミニョを抱き上げる。
「ったく、仕方ないな」
テギョンは、ニヤリと笑いながら、ミニョを部屋に運んでいく。
「続きは、部屋で、たっぷり楽しませてやる」
テギョンが意地悪そうに、口角を吊り上げると、テギョンの胸に、顔を埋めたミニョの耳は真っ赤に染まっていた。
ホワイトデー、このあと、たっぷりと楽しんだのは、一体、どっちなんでしょうね?テギョンさん……。
☆★☆★
あ゛、ホワイトデー終わってましたね……
(゜Д゜;)
すみませんm(__)m
と、とりあえず、終わりです…。終わり方を、どう終わればいいか、わからず、中途半端で、こんな終わり方で、すみません。
お読みいただき、ありがとうございました。