「美男2」

「揺るがない決意」

*69*


「おはようございます」

翌朝、ミニョが、仕事場に向かう。
セヨンが、ミニョの変化にに気付く。

「おはよう、ミニョ。あら、昨日と雰囲気が変わったわね。」

「あっ、すみません。おかしいですか?」

「いいえ、似合ってるわよ。皆、紹介しないとね。皆さん、今日から、一緒に働いてもらう、コ・ミニョssiよ。」

「コ・ミニョです。一生懸命、頑張りますので、よろしくお願いします。」

緊張した顔で、自己紹介をするミニョに、スタッフたちは、温かな拍手で、迎え入れた。

「正規スタッフは、あなたを入れて、8人なの。チームに別れて、仕事を手分けして、やっているの。ミニョは、私と同じチーム。ちなみに、私が、チームリーダーになっているわ。頑張りましょうね。来月、大きなチャリティーイベントがあるのよ。その手伝いとして、私たち、スタッフ全員も、呼ばれているの。」

セヨンが、ポスターを見せる。

「有名人も出るのよ。確か、ゲストで、A.N.JELLのコ・ミナムとジェルミが、出演するらしいの…残念ながら、私のお気に入りのシヌくんは出ないみたいね…。ちなみに、リーダーのファン・テギョンは苦手ね。なんか、ヒトを寄せ付けない、あのオーラがキライ。」

セヨンの言葉も耳に入らず、ミニョが、驚きで、目を丸くして、ポスターを見ていた。

一方、A★Nエンターテイメントの練習室には、A.N.JELLメンバーが揃っていた。

「スケジュール確認するぞ。シヌのドラマ撮影が終わったので、今週末から、本格的に、レコーディングに入る。来週、土曜日、クリス・チャンのレセプションパーティー出席、フォトポイントで、撮影、取材あり。パーティー会場は、マスコミシャットアウトされているが、行動には、気を付けるように。それから、チャリティーイベントに、ミナム、ジェルミ、ゲスト出演決定だ。」

スケジュール帳をペラペラめくり、チェックするマ室長。

「おい、マ室長、レセプションパーティーに、コ・ミニョ連れていくから、オレは、撮影、取材はキャンセルで、いいな?」

「シスター、連れていく!?正気か、テギョン!!」

マ室長以外も、驚きを隠せないジェルミ、ミナム。シヌさえも、表情が硬い。

「あぁ、もちろん。」

テギョンは、顔色ひとつ変えない。

「マスコミに見つかったら、どうするんだ?」

「もちろん、恋人だと、公表する。そのために、連れていく。」

「オレは、反対だ!!」

ミナムが、反対しても、耳を傾けないテギョンの決意は、固かった。



★★★★

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