「美男2」
「ガールズ」
*65*
ヘイが行きつけの美容院に到着。そこは、有名な女優や人気アイドルたちも通う人気のヘアサロンだった。
「ユ・ヘイ様、いらっしゃいませ。今日は、どうされますか?」
「こんにちわ。実は、今日は、私じゃなくて、このコなの」
ヘイの後ろに隠れているミニョの腕をグイッと掴み、美容師の前に出す。
「どんな感じにしましょうか?」
大きな鏡の前には、緊張した面持ちのミニョ。
その後ろには、美容師とヘイが、相談をしている。
「うぅーん、そうね…。長さを揃えて、カラーは、そのままで、あと少し、軽さを出したいから、パーマかけてみて。」
約1時間後
「いかがでしょう?」
「あら、上出来じゃない?」
満足そうな笑顔のヘイの前には、もじもじと、恥じらいながら立っているミニョの姿。
「髪は、オッケーね。次は、メイクと服ね。コ・ミナム、次、行くわよ」
完全に、アッシーと化してしまったミナム。
やれやれ…と、ため息を吐きながら、次の場所に…。そこは、ファッションビルで、色々なジャンルのブランドやテナントが入っている。
「いらっしゃいませ、ユ・ヘイ様。本日、新作が入荷しておりますよ」
「こんにちわ。ごめんなさい。今日は、私じゃなくて、このコなの」
ユ・ヘイは、ハンガーに掛けられている服を何着か選び、ミニョの身体に宛がう。
「コレとコレ、あと、コレも追加ね。」
次々と、迷いもなく、服を決めていくヘイ。
何軒かショップを回り、ショッピングバックや箱の数が増えていく。
「ねぇ、これも、持ってくれる。」
ミナムは、荷物持ちと化していた。
ミニョは、荷物の数に、目を丸くしながらも、ヘイについて行くしかない。
最後に、コスメショップに立ち寄る。
「いい、まず、肌に保水と保湿を与えるの。最初は、化粧水と乳液、クリーム。それから、下地クリーム」
コスメショップの店員に代わり、ヘイが、ミニョと向き合って座りながら、メイクの仕方を教えている。
「ファンデーションは、薄めに、ビューラーで、睫毛をカールさせて、アイラインをひく。それから、アイカラー、マスカラは、上下の睫毛に、頬にチークを入れて、最後に、コーラルピンクのリップグロス……これで、完成。鏡、見てごらんなさいよ」
ヘイが、ミニョに、手鏡を手渡す。
驚いたように、じっと鏡を見つめるミニョ。
「どう?可愛いでしょ?オシャレすれば、アナタ、可愛くなるんだから、これから、オシャレするのよ。今日、買ったモノは、すべて、私からのプレゼントよ。さぁ、ファン・テギョンのトコに、行きましょう。アイツが、ビックリして腰抜かしてるトコ、見てやるんだから」
「あ、ありがとうございます。ユ・ヘイssi」
「そんな、堅苦しい言い方、もう、やめてよ。これから、"オンニ"と呼びなさい。」
「はい、ヘイオンニ」
心から、楽しそうに笑うヘイ。
ミニョも、嬉しそうに、ニッコリと微笑んだ。
ふたりの間にあった、わだかまりは、すっかり、跡形なく、消えていた。
★★★★

改造後のミニョのイメージ。
(画像は、お借りしています。)
今のシネちゃんを見ると、"ホントに、ミナムを演じていたコなの?"と思ってしまうほど、ホントに、キレイになられましたよねぇ…(*´-`)
「ガールズ」
*65*
ヘイが行きつけの美容院に到着。そこは、有名な女優や人気アイドルたちも通う人気のヘアサロンだった。
「ユ・ヘイ様、いらっしゃいませ。今日は、どうされますか?」
「こんにちわ。実は、今日は、私じゃなくて、このコなの」
ヘイの後ろに隠れているミニョの腕をグイッと掴み、美容師の前に出す。
「どんな感じにしましょうか?」
大きな鏡の前には、緊張した面持ちのミニョ。
その後ろには、美容師とヘイが、相談をしている。
「うぅーん、そうね…。長さを揃えて、カラーは、そのままで、あと少し、軽さを出したいから、パーマかけてみて。」
約1時間後
「いかがでしょう?」
「あら、上出来じゃない?」
満足そうな笑顔のヘイの前には、もじもじと、恥じらいながら立っているミニョの姿。
「髪は、オッケーね。次は、メイクと服ね。コ・ミナム、次、行くわよ」
完全に、アッシーと化してしまったミナム。
やれやれ…と、ため息を吐きながら、次の場所に…。そこは、ファッションビルで、色々なジャンルのブランドやテナントが入っている。
「いらっしゃいませ、ユ・ヘイ様。本日、新作が入荷しておりますよ」
「こんにちわ。ごめんなさい。今日は、私じゃなくて、このコなの」
ユ・ヘイは、ハンガーに掛けられている服を何着か選び、ミニョの身体に宛がう。
「コレとコレ、あと、コレも追加ね。」
次々と、迷いもなく、服を決めていくヘイ。
何軒かショップを回り、ショッピングバックや箱の数が増えていく。
「ねぇ、これも、持ってくれる。」
ミナムは、荷物持ちと化していた。
ミニョは、荷物の数に、目を丸くしながらも、ヘイについて行くしかない。
最後に、コスメショップに立ち寄る。
「いい、まず、肌に保水と保湿を与えるの。最初は、化粧水と乳液、クリーム。それから、下地クリーム」
コスメショップの店員に代わり、ヘイが、ミニョと向き合って座りながら、メイクの仕方を教えている。
「ファンデーションは、薄めに、ビューラーで、睫毛をカールさせて、アイラインをひく。それから、アイカラー、マスカラは、上下の睫毛に、頬にチークを入れて、最後に、コーラルピンクのリップグロス……これで、完成。鏡、見てごらんなさいよ」
ヘイが、ミニョに、手鏡を手渡す。
驚いたように、じっと鏡を見つめるミニョ。
「どう?可愛いでしょ?オシャレすれば、アナタ、可愛くなるんだから、これから、オシャレするのよ。今日、買ったモノは、すべて、私からのプレゼントよ。さぁ、ファン・テギョンのトコに、行きましょう。アイツが、ビックリして腰抜かしてるトコ、見てやるんだから」
「あ、ありがとうございます。ユ・ヘイssi」
「そんな、堅苦しい言い方、もう、やめてよ。これから、"オンニ"と呼びなさい。」
「はい、ヘイオンニ」
心から、楽しそうに笑うヘイ。
ミニョも、嬉しそうに、ニッコリと微笑んだ。
ふたりの間にあった、わだかまりは、すっかり、跡形なく、消えていた。
★★★★

改造後のミニョのイメージ。
(画像は、お借りしています。)
今のシネちゃんを見ると、"ホントに、ミナムを演じていたコなの?"と思ってしまうほど、ホントに、キレイになられましたよねぇ…(*´-`)