「Honey moon」
*3*
「フキゲンな皇帝」
A.N.JELLが、韓国から沖縄へと出発するため、空港にいた。
空港ロビーにいるメンバーたち。
彼らが纏うオーラは、キラキラと輝きを放ちながら、颯爽と歩いていた。
A.N.JELLの出発を見送るファンたちとガードマンたちに囲まれながら、搭乗ゲートへ向かう。
ニコニコしながら、時折、ファンに手をブンブン振りながら、歩いているジェルミ。
目深にフードを被り、耳にヘッドフォンをしながら歩くミナム。
サングラスをかけていても、ファンたちに、優しい目線を向け、軽く手を振りながら歩くシヌ。
そして、いつも以上に、顔が悪いテギョン。
顔色ではなく、顔…。
眉間にシワを寄せ、口を尖らせ、ムスッとした表情で歩いている。
「ミニョとケンカでもしたのかな…?」
チョコチョコとミナムに近寄ると、心配そうな顔で、耳打ちするジェルミ。
「さぁ~?皇帝さんの不機嫌は、今に、始まったことじゃないだろ?放っておけって…」
大きな欠伸をしながら、眠そうな顔をしているミナムは、テギョンには、関心がない。
「…大丈夫かな?どっちかと言うと、テギョンヒョンより、ミニョの方が、心配なんだけど…」
"はぁ~"と人知れずため息を吐くジェルミ。
そんなA.N.JELLを乗せた飛行機は、いざ、沖縄へと飛んでいく。
沖縄の那覇空港に到着するメンバー。
キャー!!キャー!!!
「テギョンさーん!!ステキ!!!」
「シヌさーん!!カッコいい!!!」
「ジェルミぃ~!!カワイイ!!!」
「ミナムぅ~!!イケメン!!」
メンバーを現れた途端、黄色い声援が飛び交う。
空港には、すでに、日本のメディアやファンがいっぱい詰めかけ、お出迎えをしていた。
国が違うせいか、テギョンも、いつもの営業スマイルで歩いている。
「ほらな?大丈夫だろ。」
ジェルミの耳元で、ボソッと呟くミナム。
"…だから、オレが心配なのは、テギョンヒョンより、ミニョだって!!"
とは、言えないジェルミくんは、項垂れるしかない。
ガードマンたちに守られながら、用意されたバンに乗り込むメンバーたち。
「今夜のファンミーティングは、きっと、大成功、間違いなしだな!!」
たくさんのファンを見ながら、マ室長は、ご満悦。
テギョンは…と言うと、ファンの姿が見えなくなると、すぐに、しかめっ面に戻ってしまう。
ずっと、ホテルに着くまでの間、誰とも喋らず、ただ、じっと、窓の外を見つめているテギョン。
その顔は、不機嫌と言うより、どこか寂しそうな顔だった。
★☆☆★
次回、A.N.JELLファンミーティング開催!!
ご参加したい方で、お名前を出してもいい方。
コメくださいね。
あと、「誰と何したいか」を詳しく書いて頂ければ、嬉しいです。
締め切りが27日(金)までです。お待ちしてます。
よろしくお願いします。
(^.^)(-.-)(__)
*3*
「フキゲンな皇帝」
A.N.JELLが、韓国から沖縄へと出発するため、空港にいた。
空港ロビーにいるメンバーたち。
彼らが纏うオーラは、キラキラと輝きを放ちながら、颯爽と歩いていた。
A.N.JELLの出発を見送るファンたちとガードマンたちに囲まれながら、搭乗ゲートへ向かう。
ニコニコしながら、時折、ファンに手をブンブン振りながら、歩いているジェルミ。
目深にフードを被り、耳にヘッドフォンをしながら歩くミナム。
サングラスをかけていても、ファンたちに、優しい目線を向け、軽く手を振りながら歩くシヌ。
そして、いつも以上に、顔が悪いテギョン。
顔色ではなく、顔…。
眉間にシワを寄せ、口を尖らせ、ムスッとした表情で歩いている。
「ミニョとケンカでもしたのかな…?」
チョコチョコとミナムに近寄ると、心配そうな顔で、耳打ちするジェルミ。
「さぁ~?皇帝さんの不機嫌は、今に、始まったことじゃないだろ?放っておけって…」
大きな欠伸をしながら、眠そうな顔をしているミナムは、テギョンには、関心がない。
「…大丈夫かな?どっちかと言うと、テギョンヒョンより、ミニョの方が、心配なんだけど…」
"はぁ~"と人知れずため息を吐くジェルミ。
そんなA.N.JELLを乗せた飛行機は、いざ、沖縄へと飛んでいく。
沖縄の那覇空港に到着するメンバー。
キャー!!キャー!!!
「テギョンさーん!!ステキ!!!」
「シヌさーん!!カッコいい!!!」
「ジェルミぃ~!!カワイイ!!!」
「ミナムぅ~!!イケメン!!」
メンバーを現れた途端、黄色い声援が飛び交う。
空港には、すでに、日本のメディアやファンがいっぱい詰めかけ、お出迎えをしていた。
国が違うせいか、テギョンも、いつもの営業スマイルで歩いている。
「ほらな?大丈夫だろ。」
ジェルミの耳元で、ボソッと呟くミナム。
"…だから、オレが心配なのは、テギョンヒョンより、ミニョだって!!"
とは、言えないジェルミくんは、項垂れるしかない。
ガードマンたちに守られながら、用意されたバンに乗り込むメンバーたち。
「今夜のファンミーティングは、きっと、大成功、間違いなしだな!!」
たくさんのファンを見ながら、マ室長は、ご満悦。
テギョンは…と言うと、ファンの姿が見えなくなると、すぐに、しかめっ面に戻ってしまう。
ずっと、ホテルに着くまでの間、誰とも喋らず、ただ、じっと、窓の外を見つめているテギョン。
その顔は、不機嫌と言うより、どこか寂しそうな顔だった。
★☆☆★
次回、A.N.JELLファンミーティング開催!!
ご参加したい方で、お名前を出してもいい方。
コメくださいね。
あと、「誰と何したいか」を詳しく書いて頂ければ、嬉しいです。
締め切りが27日(金)までです。お待ちしてます。
よろしくお願いします。
(^.^)(-.-)(__)