短編

イケメン版

「モモタロウ」

*2*

「イヌ編」

テギョタロウが、ヤル気のなさそうに、フラフラと道を歩いてると、一匹の白いイヌに会いました。


「ワン、ワンワン、ワン!!」

「おい!!何、言ってるか、わかんねぇぞ!!!某ケイタイ会社のイヌみたいに、人間のコトバを話せ!!!それに、オレは、動物が苦手なんだ!!!」

くぅ~んと、うなだれる、可哀想なワンコ。

『あのぉ、テギョタロウさん。ワンコ相手に、マジギレしないでください。代わり用意しますから、ね。』

では、気を取り直して、テギョタロウが、不機嫌そうに歩いてると、ひとり?のイヌに会いました。

「おい、シヌ、お前、いいのか?そんな格好して…」

そこには、白いイヌの(着ぐるみをきた)シヌがいました。

「別に、構わないよ。最近、バラエティーでも、こんな格好しないし、結構、楽しいよ。」

『すみませ~ん!!おふたりさん、役に戻ってください!!!』

「あっ、ゴメン(シヌ様、キラー☆スマイル発動)」

『大丈夫ですぅ~。続けてくださぁい。』


「それでは、テギョン…じゃなくて、テギョタロウさん、その、腰につけた、きびだんご、ひとつ、ほしいんだ。くれるかい?」

「これは、ミニョが作った特製のきびだんご。ただで、やるわけにはいかないな」

「それなら、きびだんご、くれたら、仲間になってやるよ」

「フン、仕方がない。ほら、やるよ。」

少々、迷いながらも、シヌにきびだんごをあげるテギョタロウ。

こうして、お供のイヌを仲間にしたテギョタロウの冒険は、まだまだ、続くのです…。



☆★☆★

イヌのシヌさん登場。

しかも、着ぐるみ着用★

さて、次は、サルの登場ですね。

明日も、お楽しみに♪