『happiness』

「gift」

*4*


「「「えぇぇぇぇ…!!!」」」

練習室に、3人の叫びに近い声が響く。


ジェルミ「テギョンヒョン、おめでとう…良かったねぇ…」


シヌ「おめでとう、テギョン…」


「あっ…ミニョ?お前、妊娠したって、ホントか…?」

なぜか、ミナム、電話で、ミニョに真相確認中。

「ねぇ、ミニョなの?ミニョだったら、代わってよ。」

ジェルミが、ミナムの隣で順番待ち。


「あっ、ミニョ、おめでとう。良かったねぇ♪あんまり無理しちゃダメだよ」

ジェルミがニコニコしながら、ミニョとお話中

「あっ、じゃあ、オレも…」
シヌも、ジェルミから携帯をもらう。

「ミニョ、おめでとう。身体、大丈夫か…?」

シヌも、優しい声でミニョを気遣っている。


「おい!!お前ら、いい加減、練習するぞ!!!」


テギョンが、いつまでも、電話を切らない3人に、しびれを切らして、怒鳴っている。


「パパ、コワイ…」

ミナムが、ボソッと一言。

「パパ、言うな!!!コ・ミナム、今日は、とことん、しごいてやるからな。覚悟しろよ!!!」

テギョンが、意地悪そうに、ニヤリと口の端をあげる。

「う゛ぅ…テギョンヒョン、今日は、早く帰りたいなぁ…ヘイとデートあるし…テギョンヒョンも、早く帰りたいだろ…?」

「お前が、オレを納得させる演奏が出来たらな…」

「ひぇぇぇ…テギョンの鬼!!!」

「コ・ミナム、1時間、増し!!!」



★☆★☆