短編

イケメン版「ピーターパン」
*3*



ミナムは、ネバーランド中を探し回りますが、ヘイの姿はありません。


途中、インディアンの住み処に立ち寄ります。

インディアンの首長のジェルミに話を聞きます。


「#$%&,*+?@\,#&%#+」

(訳:小さな妖精を探してる、見なかったか?)


「#@?*@$.:\$+!」

(訳:知らない。でも、海賊なら、見た)


「海賊ぅ…?」


「ネ、インディアン、ウソ、つかない」


「アルゲッスムニダ、コマウォ!!」


ミナムは、海沿いに停泊している海賊船を見つけ、中へと入ってきます。


中には、金銀財宝のお宝箱があります。


「少しくらい、失敬しても、バレないよな…」


ミナムは、服の中に、財宝を詰め込みます。


「やべぇ、ちょい重かったかも…」


ミナムが去ったあと、テギョンが、海賊船に戻ってきます。


「何かが、おかしい…」


テギョンが、宝箱を覗くと中は、空っぽ…。


「おい!!!お前ら!!!宝を盗んだ犯人を探せ!!!」


ミナムが、フラフラと隠れ家に戻ってきます。


しかし、そこには、ミニョの姿がなかったのです。


「ミナムぅ、ミニョちゃんが誘拐されちゃった…」


ワンワン泣き出す子供たち。
ひとりの子供が、ミナムに紙を渡します。


"娘を返して欲しければ、俺様の宝を返せ!!!さもなければ、娘の命はないと思え!!!"


「マジかよぉぉぉ…」



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「ピーターパン」

たまに、韓国語講座をお送りしています。

「アルゲッスムニダ」は、「わかりました」になります。
さぁ、皆さま、声に出して、はい、どうぞ。