短編

「Galaxy」



「どうして、人は、流れ星に願い事をするのでしょうか…?」

星空を見上げながら、お前がつぶやく。

"宇宙の彼方に消えていくのに…"

オレも見えない星空を見上げる。

確かに、流れ星に願い事をすると、叶うと言われている。

流れ星のように、願い事は儚いものかもしれない…。

お前が見上げる夜空には、オレが本で見たようなたくさんの星が銀河のように見えているのだろうか…?


"あぁ…そろそろ寒くなってきた…"

お前は、飽きもせず、まだ星空を見上げている。


「ミニョ…?」

オレに呼ばれて、視線をオレに向ける。


「寒い…中に入るぞ」

「ハイ、なんか、温かい飲み物でも淹れますね…」


お前が、ニッコリ笑うと、階段を降りていく。


もし、いつかお前が小さな星になったとき、銀河の中に、お前が迷ってしまったら、どこまでも、どこまでも、その小さな星を探す。

見つけたら、オレも星になって、お前の星に、ずっと寄り添う。

ずっと、永遠に…。

この輝く銀河の中で…。



★☆★☆

嵐「瞳の中のGalaxy」

まず、嵐のファンの皆さま、ごめんなさい。

何も、ハナシが思い浮かばず、星関連の歌で思い出したのが、この曲…。

いい歌なのに…。しょうもないハナシで、半減…。

あぁ、皆さま、ごめんなさい…。