短編

「月のウサギ」


お前が、アフリカに行って、3ヶ月…。

声が聴きたくて、電話を掛けても、音信不通の場所にお前はいる。

会いたくて、会いたくて、仕方がなくなる…。

そんなとき、いつか、お前が言っていたコトバを思い出す…。

お前とふたりで、夜空を見上げていた、あのときを…。

"自分は、ヒョンニムという星にくっついている月"みたいだと。

オレには、星が見えないが、月だけは、よく見える。

月が満月で、キレイに見える夜は、月を見ている。

お前は、知ってるか?

仏教説話では、"ウサギが月に住んで、餅をつく"という伝説があるんだ。

お前は、ブタ"ウサギ"だろ?

月を見ていると、お前が見える。

お前は、今、どうしてる?

オレに会えなくて、寂しくないのか?

オレは、お前に会いたい…。


☆…★…☆…★

十五夜の日、うさぎさんが、お月さまで、お餅をつく…

一度は、子どものときに、聞いたオハナシから…。

月の模様…日本では、ウサギですが、国によって見えるカタチは、様々みたいです。

おとなりの中国も、ウサギらしく、月のことを、"玉兎"(ぎょくと)とも呼ぶそうです。

ちなみに、月とウサギの由来は、インドの仏教説「ジャータカ」からきてるそうです。

以上、出典:Wikipedia


ハナシをはじめるに当たって、「月と星」に関してと「韓国」について、他、いろいろと調べることがいっぱいで…日々、勉強でございます。