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ということで、皆様、お久しぶりでございます。やっと、やっと終わりました「恋しくて…」
たまに思い出したようにアメブロに入って、ブログを更新してるため、ブランクがありすぎて、ハナシの描き方を忘れ、更に語彙力も失われ、しかも誤字脱字が多く、公開していいか、わからない駄文になりましたことを、ここでお詫びいたします。
最近では、本当に申し訳ないことに、韓流、韓ドラからも遠ざかってしまい、たまにTwitterを見て、情報を得るくらいで、最近のグンソクさんの情報はほとんど知らないし、辛うじて、シネちゃんの情報を知ってるくらいです(相変わらず、スキなんです、シネちゃん(笑)♪(´ε`*))
だから今の韓国アイドルは知りません(笑)BLACKPINKくらいしか知りません。男性アイドルは、ほとんど知りません。
ついでに言えば、最近のジャニーズも知りません(笑)最近、テレビをほとんど観てないんですよね(笑)
と、まあ、こんなヤツが韓国ドラマの二次小説を更新していいのか、どうかはわかりませんが、次のハナシを描きます。と言っても、
「待宵月に揺れる花」の続きです。
時代小説なんですが、高い身分のテギョンとキーセンのウォルファ(ミニョ)は、史実どおりに描くと、結ばれることが皆無なんですよね。
まぁ、二次小説、フィクションなんで、儒教とか難しいことは吹っ飛ばして、史実をも無視して、ふたりをくっつけますから、まぁ、とりあえず、生ぬる~く見守ってください。
あと、その前のハナシ「今宵、月明かりの下で…」も復習としてご覧くださいませ。
さて、「今宵」でも「待宵月」アメ限定があるので、最後のアメンバー受付をいたします。
でも、アメ限定なくても読めますので、まぁ、イチャラブしてるふたりを読みたい方、いらっしゃいましたら、申請してください。
期間は本日10/29(木)~11/22(日)23:59
18歳以上(高校生不可)です。
アメンバー申請後、メッセージまたはコメントください。
年齢、年代
「美男ですね」がスキなことをアピールしてください。好きなシーンや、グンソクさん、シネちゃん、ヨンファssi、ホンギのことでもいいです。
「アメンバーになりたいです、お願いします」やメッセージ、コメントがなければ、承諾は致しません。
こちらがアメンバーを承諾したら、メッセージまたは、コメントで返信します。(今、ペタ機能があるかどうかもわからないので。)
これが、ホントのラスト受付です。それ以降はありません。
これからのハナシにアメ限定記事を入れるかどうかもわかりません。
何故か、というと、FC2に入れないから。ログインのIDもパスワードも何もかも忘れました(笑)
あと、アメ限定記事はもう描けないのが、本音です。今でも、ハナシを更新するのは緊張するんですが、アメ限定はそれを上回るんですよね、なぜか、あまりの緊張感で疲れる(笑)
まあ、とりあえず、受付開始です。
よろしくお願いします。
また、そのうちにお会いしましょう。
それでは。
tea
「恋しくて…」
*25*
A.N.エンターテイメントの前は、相変わらずマスコミとファンでごった返していた。
「すごい騒ぎだな、ミニョ」
屋上から下を覗きながら、ニヤニヤ笑ってるソンミンの前には、なぜか、ミナムの姿をしたミニョがいた。
ソンミンは、さきほど帰国し打ち合わせのため、事務所に入った。
現在、事務所は厳戒体制のため、関係者以外の立ち入りは禁止されている。
ミニョも、ソンミンのアシスタントとして、最後の仕事をするため事務所に入るつもりでいたのだが、連日連夜、マスコミやファンが押し掛け、事務所に入ることがままならず、機転を利かしたワンコーディが、ミナムへと変装させたのである。
ショートカットのウィッグを被り、黒縁のメガネをして、オーバーサイズのパーカーにスキニージーンズ、ブーツを履いたミニョに、シヌは目を細めた。
「懐かしいなぁ」
「ミニョ~、やっぱ、ミナムより超かわいい~」
ここぞとばかりにミニョに抱きつこうとするジェルミのフードを掴むテギョン。
「いくぞ、コ・ミナム」
「はい、ヒョンニム」
口調まであの頃のミナムに戻ったミニョは、A.N.JELLと一緒にバンカーに乗り、事務所へと入っていった。
(ちなみに、本物のミナムは、後輩たちに混じって、先に、事務所の中に入っている。)
「まぁ、でも、良かったじゃないか?
今は、ちゃんと笑えてる。最初に会ったときなんか、お前、心の底から笑ってなかったからさ、心配してたんだよ。」
ソンミンは、ファインダー越しに撮るように、指で四角を作る。
「ソンミンさんは、なんでも、お見通しでしたもんね」
「お前は、わかりやすいだけだよ」
「でも、ここまで戻って来れたのは、ソンミンさんのおかげです。ソンミンさんがいなかったら、私、何処にも行けなかったです。きっと、今もアフリカにいたかも…」
「ハハハ、あり得る。」
ソンミンの陽気な笑い声にミニョは膨れっ面になる。
「まぁ、捨てられないように、幸せにな」
「もう!!ソンミンさん!!」
「ハハハ、からかうヤツがいなくなるから、これから寂しくなるな…」
「…ソンミンさん、感謝しても仕切れないくらい、本当に本当にありがとうございました。」
ミニョは。グスグスと鼻を啜りはじめる。
「あぁ、湿っぽいのはキライなんだよ、また、直ぐに会えるから。」
「へ?」
「お前の晴れ姿を撮りに、な?」
最後の撮影は、コンサート会場だった。
リハーサル風景や楽屋風景から撮影をしていく。ピリピリとした緊張感が漂うなか、ミニョもスタッフの名札をぶら下げ、ソンミンのアシスタントを務めている。
コンサート会場は、すでにファンで埋め尽くされてる。
そして、会場が暗くなり、白い幕が張られたステージに、カウントダウン表示がされる。
「3」「2」「1」「0」
会場のボルテージが最高潮に達したとき、幕が落とされた。
そして、コンサートも後半に差し掛かる。
真っ暗なステージに、ピンスポットが当たる。
ステージには、テギョンの姿。
ミニョは、ステージの真下にいた。
一瞬、テギョンがミニョを見たような気がした。
そして、静かなメロディーが響き渡る。
「あっ…」
それは、耳慣れたメロディーだった。
一歩 あなたを見送るたびに 涙が出る
一歩 あなたが離れるたびに、また涙があふれる
手を伸ばしても 手を差し出しても
届かない場所へ
あなたが行ってしまうのに 引き留められず
泣いてばかりの私
ミニョが息を止めて、テギョンを見つめた。
涙が落ちるのは、止められない。
どうしよう どうしよう
あなたが行ってしまう
どうしよう どうしよう
私を置いて 行ってしまう
愛してる 愛してる
泣いて 叫んでも
あなたには 届かない
心の中の叫びだから
テギョンは時折、俯くように歌っていたが、
歌をやめてしまう。
どうしたのか、と会場がざわめきはじめるが、テギョンは気にせずに、ステージから突然、飛び降りた。
そして、ステージの真下にいるミニョの正面に立つと、ミニョの身体を抱き寄せた。
「ずっと、俺が見えるところにいろ」
「これからも、ずっと言ってやるから、毎日、聞け。」
「サランへ」
テギョンはミニョを強く抱き締めた。
そして、A.N.JELLの写真集が発売された。
瞬く間に売れていく写真集は、さらに話題を呼んでいた。
それは、最後のページ
教会のチャペル
お互いの額を合わせて、今にも誓いのキスをするのか、幸せそうに見つめ合っている新郎新婦の姿。新郎新婦の顔は遠目で撮っていて見えないが、カメラの方を向いて、なぜか、変顔でピースサインをしてる、シヌ、ジェルミ、ミナムの姿が確認できる。
そう、新郎がテギョン、新婦がミニョである。
それは、テギョンたちのウェディング写真だった。
★★★★★
はぁ、やっと、やっと、終わりました。
何年掛かったんだろ?
最後のコンサートのシーンは、ドラマの再現をしたくて描きました。ドラマのコンサートより前に別れていた設定にしてあったので、ね。
とりあえず、これにて完結。
ありがとうございました。