毎年1月26日は,「文化財防火デー」です。
文化財防火デーの制定は,昭和24年1月26日に,現存する世界最古の木造建造物である法隆寺(奈良県斑鳩町)の金堂が炎上し,壁画が焼損したことに基づいているそうです。長岡京市もまた歴史豊かな土地であり、数多くの埋蔵文化財が発見されています。これらを火災等の災害から守るために、毎年乙訓消防本部や消防団が訓練を行っています。

 

 

本日(2017年1月22日午前9時半から10時半まで)訓練が行われた西山浄土宗の総本山光明寺は、長岡京市西山のふもと、粟生広谷にあります。宗祖円光大師法然上人が御歳43歳の時、日本で最初に念仏の産声を上げられた立教開宗の地であります。もみじの名所としても知られています。

放水は短時間ですが、同時に5か所からの放水は迫力がありました。

 

 

冬季の火災は凍結や雪の問題等もあり、消防車の出動に関しても大変ですが、私たち市民の意識も高め、貴重な人命と文化遺産の保護のためにこれからも消防関係の皆さんの活躍に期待しています。