オットは朝までずっとそのまま寝ていた。ワタシが散歩へ出ようとすると無言で見ていて、そのまま2階へ上がった。戻ると、寝室で寝直している。そして昼過ぎに起き出してカップ麺を食べ、また寝室へ。ぐぅぐぅ

ワタシは仕事を済ませ、夕食の支度をして新月夜の散歩へ。

オットはまだ機嫌が悪く、黙って夕食を食べるとすぐに寝室へ。この日はほぼ寝たきりだったし、言葉も全くかわさなかった。


翌日、朝は普通に起き出したオット。この日のワタシは、10時前には打ち合わせへ出る用事があったので、おそるおそる

悪いけれど、散歩はお願いできる?」と聞いてみる。オット、機嫌は良くないが頷く。

で、昼過ぎに戻ると、やっぱり寝ていた。たぶん散歩から帰ってご飯を食べ、またすぐに寝たんだろう。


さすがにこれだけ寝たら十二分だろう。得意げ

この翌日は普通に起き出し、自分から散歩にも出かけてリハビリへ。昼食もワタシの分まで作ってくれた。が、帰宅後はゴロゴロ過ごす。とはいえ機嫌のほうはかなり普通に戻っていた。

翌日は、自分からワタシの父のお墓参りに行こうか?と言ってくれるし(古い話だが、ちょうどお彼岸だったので)、それから1週間は全く普通に過ごしていたオット。

週末には、ものすごく久しぶりにイベントへ出かけ、多少なりとも売上があったようで機嫌が良かった。ま、その間ずっと、外出と言えばリハビリだけ。あとは家で本を読むか昼寝の毎日だったけれど、散歩もまた朝晩行ってくれてはいた。


休日にワタシが出かけようとすると、「オレも出る用事があるから車で送ってやろうか?」なんて言ってくれたりして。

が、しかし。機嫌の良いときが永遠には続かない。んーん

翌日、車を車検に出して戻り、散歩、風呂掃除と動いてくれたオット。夕食の支度をするときに

「今日は割り箸和食かナイフとフォーク洋食か、どっちがいい?」と聞いてみる。

最初は「どっちでもいい」と言ったオットだが、「洋食がいい」と言い直した。では洋食で…と、冷蔵庫を開けると、しまった叫び

賞味期限ギリギリのモズクがある。そこで「ごめん。悪いけれど、やっぱり和食でもいいはてなマーク」と聞いたとたん、オットの額に井戸マークが2つ、3つ。そして、テーブルに出していた洋食の皿とワイングラスを荒々しく片付け、変わりに箸を投げつけるように置いた。むかっむかっむかっ

あーまた爆弾地雷踏んじゃったよぉ。

でも、どうしてこんな事ぐらいですぐ怒らなきゃならんのかね。


ワタシも意地になるほうなので、「じゃ、いいよ」と、結局モズクをしまって鶏肉とジャガ芋を重ね焼きし、キノコをガーリック炒めしてアボカドはサラダに。買い置きのフランスパンにトマトと生ハムをのせてブルスケッタにする。大急ぎだから、凝ったものは作れない。そしてブスッと座り込んで本を読んでいるオットの前に、お箸を片付けてナイフとフォークを出し、料理を並べる。

でも、すでにオットの機嫌は悪くなっているので、無言でめちゃくちゃまずそうに食べ、自分が食べ終わるなり自分の食器だけシンクへ持って行って風呂に入る。

ワタシはまだ食べてるんだけどね。ガーン


そして風呂から上がると、すぐに寝室へ。ぐぅぐぅ

この日は後片付けもワタシがしたし、オットに用意を手伝わせたわけでもない。なのに、たった一言でどうしてこんなに機嫌が悪くなるんだろう。あまりにも大人げない態度を見てると、またため息が出てきた。


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