ブログネタ:大切な“家族の思い出エピソード”を語ろう♪ 参加中
プレミアムネタのお知らせが来ていたので、見てみたら「大切な家族の思い出」だって。
・・・・・・ワタシにとって、「思い出」として浮かぶのは、やっぱり死んでしまった愛犬だ。
ワタシが長いこと生きてきて、初めて自分で選び、飼った犬。
たぶん元は野良だったと思うんだけれど、とある施設で無邪気に遊んでいた。
おとなしくて飼いやすい、本当に気だてのいい犬だった。
ちょっとぼんやりした、世間的には“抜けた犬”だったけれど。
成人して老境にさしかかった年齢には、ガンコでマイウェイな犬だったけれど。
飼い始めてしばらくは、目が合うたんびにぽかんと口を開け、ゆら~っと尻尾を振っていた。
それが「捨てないでください、可愛がってください」と言ってるようで、胸が痛んだ。
すっかりなじんでからも、名前を呼ぶとやってきて、撫でまくったり尻尾を引っ張ったり、犬にとっては迷惑なことをして遊んでも、じっと逃げなかったなぁ。イヤそうな顔はしたけどさ(笑)
フカフカの毛皮に顔を埋めると、ホコリっぽくて日向くさいニオイがした。それが好きだった。
家族の一員として、ずっと一緒に居る。
いつかはワタシより先に逝ってしまうことはわかっていたけれど、なんとなく死なないような気がしていたのに。
手の下しようがない病で、延命に良さそうな手は尽くしたけれど、虹の橋を渡ってしまった。
開いているけれど、どこも見ていない目。だんだん硬く冷たくなっていく手足を見ていると、たまらなく淋しかった。
犬がいたから、がんばって来れたのに・・・・。
これから、また犬を飼うかもしれない。
それぞれの犬に魅力があり、新しい家族となって愛するとは思う。
でも、あんなにいい犬は二度と手に入らないだろうと思う。そう思わせる、素敵な犬だったな。見た目はもっさりしていたし、出自も全く解らない犬だったけれど、ワタシにとっては最高の家族だったな。
って思い出してたら、シミジミしちゃった。
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