調子が良かった今日このごろ。
ワタシは日帰り出張の予定があった。
オットは、機嫌良く「元気があったら晩飯の支度をしておく」なんてことをのたまい、
犬の散歩に出かけた。
ワタシは午前9時前に家を出て、帰ってきたのは
午後10時半。
途中で軽く食事をとることになったので、オットには「軽く食べて帰るから支度はしなくていいよ」とメールを打った。でもその時は返事なし。
ああ、遅くなったわと思いながら玄関のドアを開けると、ハハが「おかえり」と言いながら困ったような顔をしている。
何でも、オットはずっと寝ていたらしい。
昼間にオットの知人が来たんだけれど、2階へ上がって揺り起こしたのに起きなかったとのこと。しかも、廊下で寝ていたって。
なぜと思いながら2階へ上がると、仕事部屋は仕事がやりかけのまま、イスはゆがんでるしPCは立ち上がっていた。
で、オットはどこに居るんだ?と思いながら部屋を見たけれど無人。
でも、ふり返って茫然とした。
ワタシが寝ている部屋の布団に、斜めになってイビキをかいてる。しかも上半身は今朝着たシャツだけど、下はパンツ一枚。
足の裏には、トイレットペーパーがくっついている。
驚いたけれど、顔色を見ると紫色でも赤色でもない。胸も苦しくなさそうだから、心臓や脳の病気発作ではなさそう。
どうして?と思いながら
トイレを見てさらに愕然。
電気がついたまま、こんな感じに。
散乱するトイレットペーパーの切れはし、床はびたびた、湿った靴下とズボンが脱ぎ散らかしてある。
ため息が出てきた。
オットを揺り起こすと、もうろうとしながら
「うるさいっ、オレは眠いんだよ」
「午前中からずっと寝てるみたいだから、一度起きたら?」
そう、声をかけて引っ張り上げると、上半身はどうにか起こしたけれど、すぐパタンと倒れこんでしまった。
目やにや鼻汁、ヨダレの後が顔にこびりつき、口臭がひどい。
情けなくなってきた。
もう一度起こすと、やっぱり倒れこんでしまう。
しょうがないので下へ降り、薬を調べる。睡眠薬や安定剤がすごく減っているということはない。
なんなんだろう。
また上がって何度もゆすり、ようやく起きあがったオットを自分の布団に寝かせて、とにかくワタシも着替える。それから、ガーガーイビキをかくオットを尻目に、トイレを掃除する。
どうやらもうろう状態で小便をしたため、便器から大幅にはみ出て服にかかったよう。それを脱いでトイレットペーパーで拭こうとしているうちにまた眠気が襲ってきたので、ほったらかしてドアが開いていたワタシの寝室に倒れこんだんじゃないだろうか
散乱するペーパーをかき集め、濡れた床を拭いていると
泣けてきた。
それからズボンを洗濯して、待ちかねている犬を散歩させ、餌をやるともう12時。
今日はかなり疲れているけど、飲まなきゃ眠れないよ。ということで焼酎をお湯割りにして、ぐっと飲む。
はあーくたびれた。もう、泥のように眠りたい。
でも、翌日も朝から仕事で出かけなきゃいけないんだよね。