こんにちは!田所雅子です
「今日の幼児の世界は
早くから大人社会の
強大な圧力にさらされています。
幼児期においてこそ
形成されるべき人間の
生き方の基礎があるにもかかわらず、
の獲得が不十分なまま、
こども達は大人社会へ投げ出されていきます。」
『幼児期』 岡本夏木著 岩波新書
2005年の著作。
10年たっています。
この冒頭の文章一つとっても決して古さなどなく
問題はもっと深刻になってきていると感じます。
現代のこどもは社会の情報化と能力主義を反映して
「何でも1人で、早く、できること」をより求められるようになった。
そこで失われるものを危惧する
発達心理学の立場からとても大事なことを警告しています。
この能力主義から
せめて幼児期だけは守ってやりたいと痛感します。
大人の世界を無視して、
「遊べこども達!!」