幼児教育のためのピアノ
子供の頃からピアノやエレクトーンを習ってきた方は、保育士や幼稚園教諭を目指すのにピアノ教室を探すことはないと思います。それまで培ってきたもので十分対応できます。
保育士になりたいけどピアノが弾けない
学校のレッスンについていけない
現役の幼稚園教諭だけどピアノが苦手
お遊戯会のピアノが間に合わない
これまで見てきた生徒さんはピアノを習ったことがない、ピアノが苦手だったという方です。
ピアノが上手くて楽譜通りに弾けるにこしたことはありませんが…
楽譜通りに弾く必要ありません
大切なのは先生が上手に弾くことより園児が歌えるかどうかです。
プロフィールにも書きましたが幼稚園教諭の免許を持っているので幼稚園での教育実習の経験もあります。音大生でしたから幼稚園からは原曲の伴奏を渡されました。もちろん普通に弾いていれば弾けます。
ところが教育実習では楽譜通りになんて弾いていられません。メロディを弾かない伴奏だと園児たちが歌えないので右手でメロディを弾く。園児たちを見ないといけないので手元はほぼ見れないのであちこち音が飛ぶものは音を省略、外しても涼しい顔で弾ききる。中にはピアノを習っている園児が「あー、先生間違えた❗️」と言うこともありますが「いいの❗️」と素知らぬ顔
園児が歌えるように最後まで止まらないことが肝心です。
原曲の伴奏とは別に簡易版が数多く出版されていますが、同じ曲でも本によって全く違います。編集する人によって伴奏が違うのだから楽譜通りに弾く必要はありません。
そして実際の保育園や幼稚園では毎月数曲ずつ練習しなければなりません。とても全てを弾くことはできません。
和音の仕組み、伴奏の付け方が分かれば右手でメロディ、左手は自分で弾ける範囲の音を付けてしまえば園児たちの前で形にはなります。
ホームページの下書きを書いていて現役で幼稚園の先生している生徒さんに見てもらいましたが「私はレッスンに来ているからどうやって教えてくれるかわかっているけど、この文章だったら問い合わせないと思います」
ではどんな言葉なら興味をもつ?
簡単
簡単に弾く方法を教えます!
「伴奏の付け方や和音の仕組みを教えますでは、いま先生が教えてくれていることだとは思わない。結局ピアノが弾ける人向けのレッスンだと思ってしまいます」と言われました。
学校の課題は課題として楽譜通りに、学校の先生にどこを注意されたかを聞いてそれを直すためのレッスンをしますが、それとは別に教育実習で弾くように言われている曲や子供が好きな曲のレッスンは楽譜通りに弾くレッスンはしていません。
メロディでもこの音は弾かなくてもいい、左手はどの音を拾っていけばいいか、弾いてみて難しければさらに音を減らす。さらに和音の仕組みを教えて自分でもどの音を拾ってどの音は弾かなくてもいいか楽譜の中で必要な音を探していく方法を教えています。
来年はもう歌わない曲はそれでいいし、毎年歌う定番や子供が好きなアニメやディズニーソングは毎年少しずつ楽譜に近づけていくようにしていくようにしましょう。
幼児教育を目指す高校生
短大や専門学校に入るまではバイエルといっても抜粋したものに定番の童謡などを教材にしています
短大や専門学校の学生さん
学校で使用している教材で授業の補習や教育実習先から渡された曲など
現役の保育士さんや幼稚園教諭
現場で弾く曲のレッスンをいたします
現役の幼稚園の先生や保育士の方はお仕事帰りに通えるように19時台、20時台の時間帯をご案内できます。