相模原市中央区田名 たどころピアノ教室

                                                 田所  佐知子

田名バスターミナルから徒歩1分のピアノ教室です

願書を受け付ける前の大学の先生たちとの話し合いで専攻をどうするのか。幼児教育1本に絞るのか教育2類を第1志望にするのか。結局2類を第1志望、幼児教育を第2志望で願書を出すことにしました。


国立の試験は前半に声楽、器楽などの実技試験、中日に全科の筆記試験、後半に教育科の実技試験になります。私は後半の3日が試験日でした。筆記試験スタートで翌日がピアノと声楽の実技、最終日がコールユーブンゲンと新曲だったかな?実技はどういう順番だったか覚えていません。


全員が揃う筆記試験の日に開校準備室からいた国立出身の音楽の先生が校門に立っていてくれたのははっきり覚えています。数年前からFacebookで交流しています。


筆記試験の日は試験終了後に経堂で最後のレッスンを受けられるように調整してくれました。試験官をする先生ですが筆記試験の日は在宅ということでピアノと声楽のレッスンを受けました。


正直、ピアノの実技のことは全く記憶にありません。声楽ははっきり覚えています。


試験室の前でくじで5曲のうち1曲を選ぶのですが前の人のくじがわかったのでそれを目でおっていました。後からわかったのですが私の前後数人がその番号を歌うように同じことをしていたそうです。





この曲なんですが、先生からはこの曲以外が当たるといいと言われていました。ところが乗れれば歌いやすかったのと、それ以上に当たりたくない曲がありました。

試験室に入ると真ん中にレッスンを受けていた教授が座っていたことで落ち着くことができました。国立の願書、国立の先生に師事している場合は名前記入欄があるんですよね。とはいえ最高点と最低点は切り捨て、自分の生徒だからと高得点をつけたりといった不公平がないようにするためです。

教授先生から地元の先生に連絡があったようでうちにも電話がありました。とにかく声楽だけは合格点ラインの点数が付いたことだけはわかりました。他の教科まではわからないので声楽に関してだけです。

試験最終日は卒業式でした。母親だけが出席しました。本来はそこで卒業証書をもらってくるのですが、国立の教育科受験組は校長先生から卒業証書を受け取りたいと希望。

1期生でしたから校長先生も思い入れがあったのか、後日校長室で担任の先生と校長先生と希望した生徒でのミニ卒業式がありました。

そして合格発表の日

実は国立の合格発表日に高校では昭和音大の短大の推薦書が用意されていました。国立の合格発表と昭和音大の二次推薦の願書の締切日。国立のピアノの試験曲で短大の2類の受験が可能でした。音大の場合は課題曲があるので併願が難しいので大抵は志望校のみの受験。高校の担任の先生や音楽の先生と浪人ができない人は国立が不合格の場合はすぐに高校に戻り、推薦書を受け取って昭和音大に向かうとギリギリ願書締め切りに間に合う計算でした。私も浪人不可なので推薦書を用意してもらっていました。

そして合格発表

第2志望の幼児教育専攻でしたが受験番号が掲示板にありました。合格発表を見に来ていた音大の方のピアノの先生を見かけたので駆けつけて報告。「よかった、泣いているからダメだったのかと思った」
ご主人が試験官の教授で、私の採点をしていますから声楽の結果だけは聞いていたと思いますが、合格発表まで大学の教員でもわからないんですね。

音楽コースからは第1志望と第2志望を合わせて7名が合格。その実績で翌年からは指定校推薦枠ができたそうです。

こうして中学の時に憧れていた国立音楽大学への入学が決まりました。思い出しながら書いてみましたが、相当無謀な挑戦ですね。中学生の私を私が教えていたら絶対に諦めさせますね。

厳しい先生に教わっていたらもう少し受験が楽だったのではとか、国立は無理でも他の4年制音大のピアノ科に行けたのではと考えなくもありませんが、先生が変わらなければ中学でピアノを辞めて他の道を選んでいたと思います。

ピアノが嫌いになってしまっては音大進学もない。自分が決めたことならどんな苦労でもできるという私自身の経験です。

ピアノが好きになるレッスン

それを1番に考えています。




音譜2歳からシルバー世代まで1人1人に合わせた無理のないレッスン

音譜1人でピアノが弾けるようになるための丁寧な読譜指導

音譜ピアノを通じて感性、集中力、想像力、達成感などを伝える

いつか教室を卒業してもいつも音楽が身近にあるようになるレッスンを心がけています

音符2歳から5歳はピアノdeクボタメソッド
音符4歳からピアノレッスンが可能です
音符中学生はご希望により授業や期末テスト対策もいたします
音符高校生以上は月2回やワンレッスンも選べます
音符初心者、経験者どちらも対応いたします
音符認知症予防のシルバー世代の方、初心者歓迎です。皆様両手で弾けるようになっています
音符保育士、幼稚園教諭を目指す方や現役の方にも対応いたします。特にピアノが苦手な方には楽譜通りではなく簡単な両手にするなど実践を踏まえたレッスンをいたします。

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