さて、これまで2回にわたり 考えてきたように 


捕鯨船は残虐 = 日本人かおは残虐 という議論 は


 どうやら


  偏見 に基づく ダブル・スタンダード 


  動物愛護 動物の権利主張 の皮をかぶった


   偽善系 の 匂いが 濃厚だ


例えば 問題の映画 『the Cove』 の試写会が、


   09年9月25日 外国通信クラブで 行なわれ


   外国の新聞記者を含む150人ほどのジャーナリストが


   この映画を鑑賞した


  新聞記者によると 映画の内容は


   「映画は イルカが残虐に殺されるシーンがあり、


    さらに イルカの肉は 有毒なメチル水銀を含むこと


    を明らかにした上で


    イルカ愛護活動家のリック・オバリボブ

    

     主役として登場 太地の住民や警官警官の妨害をかいくぐり、


      隠しカメラなど高度技術を駆使しての 「殺戮シーン」撮影カメラの経過


     を明らかにする」  と 要約されている(Japan Times,2009,9,29) 


   

   ところが、オバリ は、サンダンス国際映画祭では、


    「この映画は、動物の権利 に関するものではなく


     水銀汚染 に関するものだ」 と述べていた というべろ~


    

   ところが、海千山千の国際ジャーナリストは、


    これに疑問を提起している


    

   イギリスのThe Times の アジア特派員 リチャード・ロイド・パリ-外人 も

   日本キャット・ネットワークのアメリカ人 デヴィッド・ウィベンガ外人 も

 
    映画を見たあとの記者会見で


     「オバリーは この映画は 動物権に関する映画ではない といったが、


      これは明らかに 動物権映画 だ」 


     「この映画は 水銀より イルカに対する同情 映画だ」 


    とし、さらに 北海道医療大学の環境化学・毒物学専門の遠藤哲也教授は、


      「水銀濃度は イルカよりマグロの肉 の方がはるかに高い」と指摘し、


      「イルカの水銀含有量など問題にするのは おかしい」 としている


   つまり、イルカ愛護活動家は、


     ダブル・スタンダード を駆使すると同時に 


      加えて ダブル・タング (二枚舌) 舌アッカンベーも 辞さないようだが、


      鋭敏なるジャーナリストや専門家達ペンは 


           そう簡単には騙されないようである


 

   以上で 太地町 の受難のお話は 取り敢えず ここまでにしましょう 

     


   

  


前回紹介した 鯨くじらは荘厳で知性的動物  


 だから 捕鯨はけしからん という議論 は


  知性あるものは生かし そうでないものは殺すなんていう


   とんでもない叫び


  差別的考えだ プンプン メラメラ



    こども女の子 僕の可愛い仔犬ちゃんしっぽフリフリ


       結構足りないけど だから メッチャ 可愛いんだラブラブ ラブラブ!   


       可愛がって育てた仔犬わんわんが 利口じゃない 


       だからって 犬殺しドクロにやっちゃうわけねーだろうむっ



   「仔犬 が可愛いいのは 情緒的に 純粋 かつ 自然 だからで


    接していて 恐れや苦痛、孤独を感じないのは 

    

   犬の知性の程度などとは全く関係がない 」


   「我々人間は 動物を分類して

  

    愛するためのペットネコわんわんにする動物 と 食料にする動物の


     二つの分けて  一方には 愛を与え


     他方にはこれを否定しているにすぎない」 (Ron Muller, Japan Times,2008, 2,7) 

   


  外国のおじさん外人 も いいこと言うよなーラブラブ!


   でも 外人でもフランスなんかでは 結構兎ウサギなんか食べちゃうようだけど 


   これは残酷じゃないんだろうか?


  

 西洋人マイクダブルスタンダードをあげればきりがない


 前回も指摘したように アメリカ人、イギリス人も 


      18世紀末までは 大西洋から 太平洋まで


     鯨を追廻しながら 航海を続けていたが


     あの徳川300年の太平の夢を破った


      ペリー提督の率いる黒船船 日本にまで


       やってきて開国を迫った船 のは なんと


       アメリカの捕鯨船の修繕と補給のため船 だった 航海という


     当時700に余るアメリカの船が


       くじら わが国の領海で鯨を追っかけまわし イルカ4

 

       その結果 それまでは近海で漁を営んでいた


        太地の漁民は 枯渇する 鯨を求めて 


         遠い海に遠洋航海に出て航海 悪天候に遭遇して


        百単位の遭難者を出したりした という


       ところが、 石油の普及で 鯨の脂肪が不要になるや


        鯨もイルカも 突然 可愛いペットに昇格した というわけだ

          くじら  イルカ  →  わんわん しっぽフリフリ ネコ 

       

      やってきたこと やっていること は


        植民地建設 を競って アジア、アフリカの各地に


         侵略戦争を仕掛けて征服してきたヴィルベルヴィント 自らの歴史は棚に上げ


        植民地の解放、植民地化への抵抗のための戦争 は


         デモクラシーへの挑戦 として 攻撃する



そもそも 動物を知性の程度で区別して 一方は愛護 他方は虐殺 というのは


       黒人を動物と同等視し 人権とは白人だけのものとし


        黒人は知性なき動物と同様 これを 


              売り買いしようと 虐殺しようと勝手というのが


        今でこそ 人権のチャンピオン そ 自称するアメリカでも つい数十年前までは


        当たり前のことであった        

       


      こうした 西欧諸国に共通のダブル・スタンダード と 同様 


        ここでは デモクラシーの擁護の代わりに


        動物の権利 それも 


         「知性ある」動物だけに認められる権利 を 錦の御旗旗とする動物愛護

  

        これは 偽善 というべきではなかろうか?


      そういえば 映画 the Cove にも 偽善 があるらしい


      この点の考察は また次回に 

        

イルカこのところ 和歌山県の 住民3,500の漁村 太地町 が 一躍国際的注目を浴びたえっ



この町のイルカ漁を隠し撮りしたアメリカの動物愛護活動家による


 ドキュメンタリー映画 『ザ・コーブthe Cove、入り江)』 が、


 今年春の スタンス国際映画祭で 観客賞を受賞得意げしたからだ。



   この映画は、入り江に追い込んだイルカの群れが、捕獲・殺害される様子を、


   隠し撮りのハイテク技術を駆使して、撮影したものであるという。



さらに、この映画は 世界各地で上映され イルカ漁が残虐な動物虐待と受け取られ、


 世界の動物愛護団体が 一斉に抗議の声を上げるようになった叫び



  これに応じて、これまで太地町と姉妹都市の関係にあった 


  オーストラリア の ブルーン市 が 太地町との提携解消を決定し、世界中で話題となったしょぼん



 

 同時に、長年日本の捕鯨漁に 執拗な反対運動を展開してきた 


  各国の環境団体などが 国際的にTaiji 攻撃の動きを強めてきたメラメラ



 

こうした動きの中で 


 日本では、来る10月に予定されている 東京国際映画祭 での、


 この映画の上映の可否 が問題となった が  これは結局 主催者側が


  「上映で問題が生ずれば 全て映画製作者の責任」 


 という条件付きで 上映を認めることで決着がついたシラー


 

太地町では イルカ漁 は 何百年も続いている祖先伝来の生業だとして


 これが認められないとすると 自分達の生活権 が否定されることになる と主張


 このような国際的な動きを不当な「外圧」と受け止めている




イルカイルカ4を含む鯨くじらの捕獲に対する 典型的反対論 はどのようなものだろうか? 


  イルカ(鯨)は知能程度の高い 可愛い 動物


   イルカ(鯨)は 荘厳で知性的な動物( magnificient, intelligent animals)


   これを殺すなんて残虐の限りだ!



これに対し 鯨漁の擁護論者 は 

  

   もともと 欧米ではイルカ(鯨)の脂肪は、ランプ・オイルや石鹸、髭、鰭などはコルセットやバニエ


   の原料として使われ、アメリカやイギリスでも捕鯨は盛んに行われてきた


  

  牛おうし座、豚ぶーぶー、鳥にわとりは平気で殺して食べているものが、鯨についてだけ残酷だというのは矛盾している

   

  食用にする動物 と ペットにする動物 の区別は


   それぞれの国の歴史と文化 によって 千差万別 


    たとえば 韓国では犬しっぽフリフリを食べるらしい もっとも 韓国には何度行ったか解らないが


     幸か不幸か レストランでも 招待された家庭でも 犬料理にはお目にかかったことがない


    反対に 日本によく来るスエーデンの友達 と 地方に出かけ 「馬刺し」の看板 を見かけて


     面白半分に 「今日は馬刺しでも食うか?」といったら、彼ひどく動揺し 「日本では馬を食うのか?!」

   

     と、露骨に嫌悪の常を露にした。馬馬を可愛がってかう西欧人からは、馬刺しなど論外ということである。



 さて、 鯨と牛を区別するのは可笑しいという議論に対して、


  「鯨を牛とを同視するなんてとんでもない!


   その証拠に 鯨を見るツアーwhales-watching tours は沢山あるが 


   cow-watching tours など世界中探してもないだろう」


 

 という感情的な反論もある(Japan Times, 2008,2,3の読者投稿記事)



こんな議論にあなたならどう答えますか?


 そんな馬鹿な! 牛はそこらにいくらでもいるから わざわざ旅行して見に行くわけねーだろう!


 そんなことも解らず 偉そうに投稿なんかするんじゃねーてんだ!


 

さて イルカ(鯨) は 知性的  という議論の偽善性 についての本格的議論は.....


次回のお楽しみ                           2009,9,29