ざっくり書くと、少年野球の本。

 主人公(原田巧)には病弱の弟(原田青波)(せいは、と読む。)がいる。


 父親の転勤(左遷ともいう)で母親の実家にやって来た。


 巧は、ピッチャーとして類まれなる実力がある。(実は青波にもある)


 そして、母親の実家の町には、永倉豪というキャッチャーがいる。


 ピッチャー(巧)とキャッチャー(豪)で合わせて

「バッテリー」となるわけだ。


 しかしその二人(巧と豪)の母親はというと、野球はやめてほしいと思っている。


 特に豪の母親なんかは、父親が病院を経営しているので、あとをついでほしい、と思っている。


 私の感想としては青波の健気なところ、巧の不器用なところとか人間模様の描き方があさのあつこはすごいな、と思った。


 とにかく読んでみれば面白いです。