Uは, 音速.

Vは, 動く者の速度. プラスで遠ざかる.

ApparentOmegaは, 見掛けの振動数.

TrueOmegaは, 真の振動数.

音源が静止していて観測者が動いている場合

 ApparentOmega=TrueOmega*(1-V/U)

 TrueOmega=ApparentOmega/(1-V/U)

音源が動いていて観測者が静止している場合

 ApparentOmega=TrueOmega/(1+V/U)

 TrueOmega=ApparentOmega*(1+V/U)

自動音行差. 他動音行差は惑星光行差 の「光速」を「音速」に変えるだけでよい.

 AuditoryThetaは, 聴位置と向点の角度.

 VisualThetaは, 視位置と向点の角度.

 Vは, 観測者の速度.

 Uは, 音速.

 聴位置を求める

  A=180-VisualTheta

  B=(V^2+U^2-2*V*U*cos(A))^0.5

  AuditoryTheta=acos((V^2+B^2-U^2)/(2*V*B))

 視位置を求める

  C=asin(V/U*sin(AuditoryTheta))

  VisualTheta=AuditoryTheta+C

TrueOmegaは, 真の周波数.

AudibleOmegaは, 見掛けの周波数.

Sharpは, シャープの数. (マイナスの時はフラットの数)

Sharp=log[2^(1/12)](AudibleOmega/TrueOmega)

TrueOmega=AudibleOmega/(2^(1/12))^Sharp

AudibleOmega=TrueOmega*(2^(1/12))^Sharp

シャア専用ラジカセでテープを再生したらどんな風に聞こえるか? 通常の3倍の速さで回るから周波数は3倍なので,

log(3)/log(2^(1/12))=19.01955 つまりシャープが訳19個ほど.

シャープ19個はドの音が1オクターブ上のソの音になる. つまりトウェルフスです. またシャープ1つ分高くなるごとに周波数は2^(1/12)倍高くなります. ヘリウムガスを吸った時, ドがラのシャープとシの中間になる. すなわちシャープ10.5個分です. つまり周波数は1.83400808623倍になるわけです. ぼくは音楽家ではないのでクォータートーンより細かい音程は楽器と聴き比べないと分かりませんし, 時々オクターブを聞き間違えます.

20000 トウェンティ・セカンド・トップDシャープ(最高可聴音)

14080 フィフティーンス・トップA

7040 オクターブ・トップA

3520 トップA

1760 ハイA

880 トレブルA

440 ミドルA

220 テノールA

110 8A

55 16フィートA

27.5 32フィートA

20 32フィートEとDシャープの中間(最低可聴音)

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